ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

FOTR CD: 2-4: A Journey In the Dark (5)

2006-06-01 23:07:11 | Tolkien・LOTR
一行は例の3つの分かれ道にやってきました。右は登り気味,真ん中はまっすぐ,左は下り気味です。原作ではここで何か起きたかというと,ピピンが井戸覗きをして,ガンダルフに"Fool of a Took!"って言われるんですね。(笑) ついこの間,HoMEでピピンのパランティア覗きの所を読んだばっかりなので,余計そう思うですが,。。。ピピンって覗くの好きなんですね!(笑) ガンダルフは怒った後,彼を見張りに立てますが,少し経ってから優しく休むように言って,自分は煙草を吹かしながらいろいろ考えている様子。この時ガンダルフが考えていたのは,どの道が正しいか,だけだったのでしょうか,それても他にもいろいろ考えていたのでしょうか。。

‥で,朝,結局選んだのは右の登り気味の道。でも,あれ?何か映画では左の下り気味の道を選んだような気がしていたのですが,気のせいでしょうか? ‥で,登っていくと,やがてかつてメインストリートだったような広いしっかりした道。そして,たくさんの柱のある印象深い場所にやってきます。原作ではここでギムリが詩を披露しますね。(サム,お好きだそうで)

ここでミスリルの話が出てきます。トーリンがその帷子をビルボにプレゼントした時の事とか,いじけてしまったトーリンを何とかする為に,ビルボが,見張りをわざと交代して洞窟を抜け出し,ミスリルの帷子を堂々と着たままスランドゥイルとバルドのキャンプに出かけて,エルフ達に不思議がられたのを思い出します! ギムリははなれ山のミスリルがビルボに渡ったと聞いて,びっくり。"What?"のセリフがいいですね~(笑)

で,原作ではここでさらに1泊です。フロドはその夜見張りに立ち,またまた例のあの目の光を見てしまいます。今HoMEでちょうどゴラムに追いつかれる所なので,気が気ではありません;

そして翌日,外の光の差し込むマザルブルの間へ。映画ではここは原作に忠実に描写した,と言ってましたが,う~ん,その通り! 本にはバーリンの墓に書かれていたDaeronのルーン文字の絵が出ています。ギムリは思わずフードを被ってしまったのですね。

HoME8 2-I The Taming of Smeagol (4)

2006-06-01 22:46:54 | Tolkien・HoME
<メモ>
サムはこわごわ縁からしたを覗くと,最初の棚が見えます。フロド「グッドラック!」
?分後,ようやくサムの合図の声。
彼は最初のロープで荷物を降ろし,次にロープを投げます。山の上に1人ぼっちで取り残されました。その時,雷鳴が。雷はエミン・ムイルからローハンまで轟き渡りました。その時またサムの声。フロドは彼が何を言っているのか,彼の指が何を指しているのかも見えませんでしたが,何かに誘われるように後ろを振り向きました。すると‥,それほど離れてない所に黒い影。光る目が彼をしっかり見つめています。恐怖が彼を襲います。‥それは結局ゴラムだったのですが(after all it was Gollum there),‥‥彼はつらぬき丸を持っているし,ミスリルも着てます,がそんな事は忘れてました。彼は急いで崖を降りて行きました。恐怖が彼を救いました。彼がこのbad placeに辿りつくまでは,全てがうまくいっていたのです。
</メモ>

ゴラムの登場の仕方が随分違いますね。(after all it was Gollum there)なんて書き方も,ホビットの冒険時代の癖っぽい書き方ですね。(笑)

トールキンさんがこれを書いたのは,1944年4月5日の事だそうです。下書きはこの後,さんざんbad placeを連発。(汗) フロドは滑りまくり,這い出し,バランスを失いかけ,どしゃぶりの雨が降り出し,最後にサムが「旦那様が滑った時は,心臓を飲み込みそうになりましただ!」と言い,「やつを見ました?」「ああ,見たよ。でも彼の柔らかい足にとってはちょっとなぞなぞを残してきたよ。しかしここはこの嵐から身を隠す所はないんだね?」

彼らは多少雨が凌げる場所に来ましたが,地面がずぶ濡れ。彼ら自信は,エルフのマントのおかげでそんなに濡れてはいませんでした(ほ~~,そういう効果もあったんですね。羨ましい,山登りに欲しい(笑))そしてこのドラフトはサムの「(沼地の方へ行くのは)よくありませんだ。」というセリフで締めくくられます。

‥クリストファーさんによれば,明らかにもっとよい書き方を探る必要があった,のだそうです。まあ確かに,「悪さ」のバランスが悪すぎますわ。でも,トールキンさんの著書にも,バランスというものがあったのですかね。(笑)

The Farthest Shore 読書 (3)

2006-06-01 09:42:39 | ゲド戦記・Le Guin
Hort Town (2)
ようやくこの章を読み終わりました。で,ホントに長い章です。読み終わったら,量的に起承転結の起が終り。

2巻は比較的読み易かったのですが,3巻この辺りは,気が付くと,結構わからない単語があります。1ページに4つ位はコンスタントにあったかな。さっそく単語帳に登録です。

予告編に「ウサギ」という名前の人がいますが,Hareがそうなのでしょうかね。でも,Hareは,かつてハンサムで,高潔な魔法使いだった事が示唆されてますが,ジブリアニメ版の「ウサギ」には,なんかそういう面影は感じられませんですねえ。。

‥う~ん,そう来たか。何か思っていたより厳しい話になりそうです。

ジブリ版の予告編のボディコピーを見ていて,ふと気が付いたのですが。そのまま取ると,何か話の順番が原作と微妙に違っているような気がします。「あれれ? ‥改変か?」 実際,予告編の中にも,それを示唆するようなシーンもありますし。。。まあ,映画を観て確認するしかないのでしょうが。

そうだとすると,「ある人生」「する人生」が入るタイミングがちょっと違うのかな?(このセリフは絶対入ってくると思うのですが。。)


日本語に訳さない

2006-06-01 02:10:23 | 英語・一般
英文を読む時,「訳すのが間に合わない」と言っている人が多いのですが,もし英語ができるようになりたいのなら,日本語に訳してはいけません。

‥という事で,余計なお世話です。頼まれてもいないのに(笑),英文を日本語に訳さずに読めるようになるコツを,伝授しましょう。

その1:頭から左から
英語の文章は,必ず頭から順番に,左から右へ読みます。右,右,右。。。端に行ったら次の行。ページが終ったら次のページ。そしてひたすら,右,右,右。。。これを繰り返ししましょう。

その2:イメージを思い浮かべる
書いてある事を理解するには,まず頭の中に絵を描きます。例えばThis is a pen.という文章があったら,ペンを指差す自分の指,等を思い浮かべるとよいでしょう。mountainという単語が出てきたら「山」という漢字を思い浮かべるのでなく,山の風景を思い浮かべましょう。

その3:単語レベルで使うなら日本語もOK
‥とは行っても,慣れないうちは,想像するのが難しい言葉,特に抽象的な言葉は日本語の単語を割り当てます。初めて言語を学ぶ子供じゃないんだから,やはり日本でウン十年育ったアドバンテージは利用しましょう。ただし,使っていいのは「単語」のみ。てにをは,ですます,は禁止です。書かれている英語と語順を入れ替えるなどは言語道断です。また日本語を使うのは,できるだけ名詞のみにとどめて下さい。名詞以外を使うと,文章になってしまうので。

その4:日本語の文章を思い浮かべない
さて,材料が揃ったら,いよいよ,文章の意味を理解します。この時,英語の動詞,前置詞などを駆使して文章の意味を「感じる」ようにします。日本語の,単語はいいですが,文章を思い浮かべてはいけません。意味がわかったらOKとして次へ進みます。日本語の文章がないと,最初は気持ち悪く感じるかもしれませんが,我慢しましょう。

その5:おまじない
日本語の文章を作らない事に気持ち悪さや不安を感じた時は「ガイジンは日本語を知らなくても英語がわかるぞ」(笑)と唱えましょう。

‥という事で,トレーニングです。
さあ,繰り返しましょう。
頭から左から,イメージ,イメージ,日本語は単語レベルまで。日本語の文章を作らない,ガイジンは日本語を知らなくても英語がわかるぞ,頭から左から,イメージ,イメージ,日本語は単語レベルまで。日本語の文章を作らない,ガイジンは日本語を知らなくても英語がわかるぞ,。。。。

これでハリポタの1章でも読めば,結構,日本語に訳さずに読めるようになっているはず。


Run!Run!Run!