ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Farthest Shore 読書 (6)

2006-06-10 00:50:44 | ゲド戦記・Le Guin
Sea Dreams
別件で忙しくて(汗)ちょっとこのブログの更新をサボっておりました。

思えば2巻は,ある程度先が予測できたのですが,3巻は,3章目辺りで伏線とおぼしきセリフはあったけれども,結局何ができれば終わりなのか,まだ見当もつかず,そういう意味でも読むのはちょっと難しいですね。

この辺りを読んでいて気付く事と言えば,日本語では,人の名前を繰り返し口に出しても,文章に書いても構いませんが,英語はそれがよほどお嫌い(笑)なようで,Gedの呼び方は,主にはSparrowhawkなのですが,The Archmage,The Mage,Hawk,the other,など,いろいろ使われていますね。もちろん本名であるGedを使ったのは,この巻ではまだ1回あったかなかったか。。

映画は7月29日上映開始という事ですが,どうやら観に行けるのは8月に入ってからになりそうかなあ。

2巻からうすうす感じていたのですが,何故ゲド戦記がハリポタよりレベルの高いファンタジーに見えるか,って言うとやや語弊がありますが(^^;),‥えーと,何故レベルが高いと考える人が多いのか,理由がわかってきました。Gedが巻ごとに年を重ね,成長している姿を見れるという事と,読んでいるいる人の年齢によって,感情移入できるキャラクタが変わる事ですね。若いうちに読むと,おそらく,1巻から,Ged,Tenar,Arren,‥と見ていくのでしょうが,年を取ってから読むと,2巻,3巻(4巻以降も?)のGedにはっとする,という事もありそうですね。


Run!Run!Run!