桜島から、クルマで2時間半ほど、宮崎県の飫肥にやってきました。
広い観光駐車場(無料)が用意されています。
大手門に向かって歩きました。
1978(昭和53)年に復元された大手門
大手門両側の空堀
大手門をくぐって進みます。
御殿を模した歴史資料館
飫肥城歴史資料館
所在地: 宮崎県日南市飫肥10丁目1−2
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 12/29~12/31
入館料は、大人 200円(高大生 150円,小中生 100円)ですが、
近くにある有料施設7ヵ所すべてに入館できる全施設フリーチケットも用意されて、こちらは大人 610円(高大生460 円,小中生360 円)となります。
ラッキーなことに訪れた日は無料開放日になっていたようで、すべての施設を無料で見て回ることが出来ました。
なお、日本百名城のスタンプは入口で押すことが出来ます。
戦国時代、飫肥城をめぐって、、島津氏と伊東氏の二大勢力は争いを続けました。
最終的には、伊東氏が羽柴秀吉に仕え九州平定に参加し、九州平定軍の先導役を務め上げた功績により飫肥の地を取り戻し、関ヶ原の戦いにおいては九州では数少ない東軍側として働くなど巧みに立ち回り、廃藩置県で飫肥藩が廃止されるまで一貫して飫肥の地で家名を全うしました。
本丸跡は小学校になっています。
隅櫓があった場所に鐘楼が建っています。
しあわせ杉
4本の杉の木を結んだ四角形の対角線の中心に立つと幸せのパワーがもらえるそうです。
七代目日南市長だそうです。
少し高いところにある松尾丸
高級武士の武家屋敷が再建されています。
記念写真を撮ることも出来ます。
旧本丸へ
飫肥城の本丸は、かつて現在よりも高い位置にありました。
大地震で被災したことを期に、1684(貞享3)年から改修され、現在の小学校のある位置に本丸は移転したそうです。
南側の門の跡
本丸跡
北側の城門は再建されています。
城下町も見て回りました。
豫章館
明治維新後、藩主の伊藤家が移り住んだ屋敷です。
山を借景にして広がって見えます。
伊東祐正家
藩主の分家である、伊東祐正によって居館として築かれました。
現在残っている建物は明治維新後に発生した火災後に建てられた物ですが、江戸時代の武家屋敷の様式を良く残しているそうです。
当初は茅葺きでしたが、現在は改造により瓦葺きになっており、建物の規模も縮小されています。
国際交流センター「小村記念館」
小村寿太郎は、明治の外務大臣で、日英同盟の締結,ポーツマス条約の調印,関税自主権の回復とその偉業は多々あります。
一般の住宅ですが、どことなく武家屋敷の雰囲気が残っています。