デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



魯迅の第一創作集は『吶喊(とっかん)』と呼ばれていて、その作品群の中に有名な『故郷』などがあったりするのだが、魯迅の第二創作集に『彷徨』という作品群があってその内容についてはあまり知られていない。
今回、『彷徨』に収録されている『祝福』『酒楼にて』を読んでみたのだが、もし魯迅作品に関心があって『故郷』以降の魯迅の筆の冴えや円熟味を感じ取ろうとするならば、『祝福』『酒楼にて』の二品は読んだほうがよいように思った。
とくに『祝福』は最近までの中国、いや地方によっては現代の中国でも同じような現象が見られるのではないかと感じた。

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