デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




ワット・ラーチャブーラナに続いて入場したワット・マハタートについて調べていると、やはりタイ国政府観光局のページに行き着いた。
ただ、今は『タイの基礎知識』を読んでいることもあって、タイ国政府観光局にある以前読んだ解説の文が、あたかも発見したかのようなまったく新しいものとして感じられてしまう。
そういえば、再発見ゆえにどうしてあの通り名の名前について突っ込んだことを書かなかったのか、と今にして思うページがある。それは「ナレースエン通り」についての記述であり、今更だがこの通り名は弊ブログでは“ナレースワン通り”と訂正した。(おそらく表記上はどちらも使えるものなのだろうが、)『タイの基礎知識』のなかにあるナレースワン王のアユッタヤー独立宣言およびその後の戦いでの戦功、そしてアユッタヤー王朝の繁栄の基礎を築いた記述を読み、またタイ語と英語表記を確認して私の中ではカタカナ表記する場合「エン」よりも「ワン」の方がいいように思えたからである。
ナレースワン王によるタイの救国物語は、ナレースワン王をタイの三大王の一人たらしめているところからして、今も語られることが多い。ゆえにアユッタヤーのワットの遺跡が集中するところの通り名にナレースワンの名が用いられることの意味は、移動の際自転車で通った通り、昼食を食った店があった通り、というだけではあまりにもったいない気がするのだ。たぶんこれからもタイの歴史と地名とが絡んでくる場合、この記事のような補足が入るだろう(笑)。

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