デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




今大会の女子ダブルスの加藤未唯(日本)、アーディラ・スーチャディ(インドネシア) 組と、マリエ・ブズコバ(チェコ)、サラ・ソリベストルモ(スペイン)組 とボールパーソンの騒動については正直いやな気持ちを抱いていた。加藤選手の返球は不用意であったことは動画を見た限り確かで、その点は非があったと思うし、警告が与えられても甘んじて受け入れざるを得なかったろう。
ただその後の「(映像を確認することなく)協議→加藤、スーチャディ組の失格、賞金・ポイント没収」の流れに対しては、単に裁定者が情に流されてしまった可能性が高いとはいえ、もし加藤組が白人女性プレイヤーのペアだったなら失格の裁定が下っていなかったのではないかと、私は未だに思っているのだ。
白人であれば警告があろうがなかろうが試合を続行した可能性は、残念ながら、紳士やフェアであることを謳うヨーロッパ貴族が愛好するスポーツ競技で時々見られることだし、夏のスポーツや室内競技だけでなくウインタースポーツでも過去の事例を挙げだしたらきりがない。
女子ダブルスでの騒動が尾を引いて、混合ダブルスでも加藤選手がすぐに敗退していたとしたら更に後味が悪くなっていたろうが、最良の結果となってよかった。
スーチャディ選手にさらなるチャンスが訪れることを祈ります。加藤選手、ティム・プッツ(ドイツ)選手、おめでとうございます。


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