磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

視線をむける力、そらす力

2008-11-07 03:47:21 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)
[展覧会] [珊瑚] 先日「ジョット展」を鑑賞。友人が聖母子画のキリストがしている赤いネックレスは何?と質問。中世の人々は地中海産の紅珊瑚には「病を癒す」「悪魔の目の視線をそらす力がある」といった魔よけの力があると信じていており、子供の首にかけて用いたそうです。だから当時の聖母子にもよくみられるようです。
マエストロの教室に通っていた生徒様の中にも、真っ赤な珊瑚のアクセサリーをしている方々が。限られた空間に数人とは、かなり高い確率。。。それほどメジャーなのかしら。。。
(写真:フィレンツエ市内ショーウィンドウ。陶磁器製珊瑚テーブルセンター。すごっ。。。)
余談ですが「なんでも見たものを石に変えてしまうメドーサの首を海草の上に置いたら、石灰化して珊瑚になった」という物語もあるとか。
ほお~、美しいものが生まれるきっかけも色々。

Ho visto i quadri di Giotto e Giotteshi a Tokyo.「Corallo rosso」di quadro sacro sia certo talismano in senso stretto. E' la superstizione per gli italiani? Oppure si metto quelli accessori come portafortuna?



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