缶詰だけど、それが何か?

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NS957_長崎(チャンポン/世田谷)

2013-05-15 06:33:28 | 食べ歩き

5/14(火)

記憶から抹消したい場所がある、
たぶん誰だって1か所ぐらいはあるハズだ。
えらく恥をかいた場所かもしれないし、
後悔しきりの場所だったりするかもしれない。
できれば近寄りたくない、そう思っていても、
どうにもならない事情だってある、誰にだって。

日曜日の疲れに、昨日のぐだぐだが輪をかける。
さすがに起きることができない、6時近くまで。
嫁さんには目が腫れはれだぞ、なんて言われる始末。

家を出る時点で20度超。
ただ、日陰で風が抜ける場所では、
5月っぽい爽やかさがそれでも点在する。



夏だよなあ、と思う。
太陽光の強さで水蒸気が上昇して、
雲はないのに富士山の姿を隠す、そんな景色を見ると。

新人さんへのオリエンをまず。
続いて部会、その流れで打ち合わせを1件。
取締役の口から進退に関して、説明を受ける。

鷹の台へ行く女子にアドバイスし、
13時前に会社を出る。
会社の周辺で食べてもいいけれど、
向かった先は半蔵門駅、三軒茶屋まで下る。



東急世田谷線の三軒茶屋乗り場へたどり着く。
この駅、かつてはこんなんじゃなかったんだけどなあ。

久しぶりに乗った世田谷線はやはりのんびり。
信号が青でも環七を横断するときは徐行だし。



松陰神社前
5分ぐらいゆられてたどり着く。
ココで下りるのは初めて。
何が何だかわからないので、
商店街を南に下る。

青森風カツオ節ラーメン的な店があるけれど、
こってこてな感じがしてパス。
唐揚げ屋があるけれど、串唐揚げって言われてもねえ。

すぐに世田谷通りに出る。
風が抜ける日陰は5月らしい涼やかさだけれど、
日向ではすぐに汗が噴き出す。
死ねるな、なんて思いながら世田谷駅方面に進む。
午前中は営業していないラーメン屋に驚き、
世田谷区役所に向かう交差点には、まぜそば屋。
ココで手を打ってもいいけれど、向かいに蕎麦屋。
せいろが800円、いやいや、何を。
そのまま進む。



長崎
黄色いファサードに「本場の味」。
ちょっと、いや、かなり怪しいけれど、
この先、食べ物屋がなさそうなので入ってみる。
このバカ暑に食べるものか?そんな疑念もさておいて。

奥行きが長い店内にカウンターが15席ぐらい。
テーブルも3台ぐらいかな?
14時近い店内にお客さんは6人ぐらい。
麹町だったら、日高屋ぐらいだ、そんなにお客さんがいる店は。

10分弱ぐらい待つ。



長崎ちゃんぽん(850円)
キャベツにモヤシなどの野菜がけっこうな量。
イカにアサリ、海老の魚介に豚肉。
竹輪とカマボコ、さつま揚げなどなどを炒めて、
スープで煮込んである。

スープは豚骨ベースに鶏?
ウマいことスープになっているので、
何かが突出した感じはせず、スープは普通にうまい。

麺はかなりずるずるした感じ。
歯ごたえはまるでなく、小麦の香りもあまり。

ただ、スープがうまいから何でも許せそうな、
そんな気がする。

松陰神社前駅周辺を探検しようと思っていたけれど、
意外と食べるのに時間がかかったので、また区役所への道に出る。

150mぐらい進む。



世田谷線の踏切があり、
黄色い世田谷線がのんびりと。

200mぐらい進む。



世田谷区役所にたどり着く。
ココに来たのはもう21年前、嫁さんと一緒に。
来なければ、今もの一緒にいることはない。
ただ、ココには来たくない、少なくとも嫁さんとは。
何をどう言われるか・・・想像するだに恐ろしい。

区役所がなくなるなんてことがないことは確実。
やはり記憶から抹消したい、嫁さんと供に。