1月11日(日)、朝から松重和美学長と一緒に美馬市脇町の「うだつをいける」のオープニングイベントに出かけました。私の車に同乗していただきました。1時間ほどで、脇町の四国大学西部地区スーパーサテライトオフィスに到着。車をここに置いて地域連携コーディネーターの徳山直人さんと合流し、吉田家住宅の開幕式に移動しました。思った以上に今日は寒い風が吹いていましたが、晴天に恵まれました。
吉田家住宅の前に3体のゆるキャラがいました。左から「うだつ丸」「あんみつ姫」「カーリー」です。うだつ丸は脇町の卯建(うだつ)のイメージキャラクターです。あんみつ姫は蘭の会社「河野メリクロン」のイメージキャラクター。8年前にこの会社の社長と仮屋崎さんが知り合ったことから始まったのがこの企画です。
http://www.kawano-mericlone.com/greeting/index.html
「カーリー」は仮屋崎省吾さんのイメージキャラクター。昨年、新たにできたそうで、本人にそっくり。会場でも大人気でした。仮屋崎さんは有名人ですが、詳しく知らない方はこちらをどうぞ。正式には旧字体で「假屋崎省吾」と書くそうです。
http://kariyazaki.jp/who-am-i/
ここで10時から町長や関係者のご挨拶のあとにテープカットが行なわれました。
11時からは、近くのオデオン座に会場を移して、仮屋崎さんの生け花デモンストレーションが行われました。この劇場は、山田洋次監督、西田敏行主演の映画「虹をつかむ男」の舞台になった場所です。映画の詳細は下記をご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%80%E7%94%B7
さらに興味のある方はYouTubuで予告編をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=8sHeO9mfqzM
ショーが始まるとカラフルな木の棒と、ヤツデ、ラン、バラなどを、仮屋崎さんと地元の方が共同で15分くらいの間に少しずつ生けていきました。BGMにはショパンのピアノ曲が流れる中、仮屋崎さんのトークが楽しかったです。彼はピアノも上手で、このBGMはご自分で弾いたものを録音しているそうです。生け花ショーの後は、徳島市の「株式会社ときわ」の提供するブライダルショーも行われました。仮屋崎さんは結婚衣装やブーケのデザインも手掛けています。4人のモデルさんの姿はとても美しかったです。ときわには、数年前の書道文化学科卒業生の金岡君・桑村さん・井上さんの3名が勤めて活躍していますが、この日、吉田家住宅で高畑宏比社長に初めてご挨拶する機会ができました。会社の詳細は下記をどうぞ。
http://www.bctokiwa.co.jp/corp/
ショー最中の写真は撮影禁止だったので、終了後に学長さんとのツーショットを撮らせていただきました。実際にお話もしましたが、対応が丁寧で、いつもTVで拝見するよりも、そばで話を聞いたりするほうがずっと親しみやすい感じがしました。もちろん芸術家としての才能も優良なのでしょうが、人を大切にする姿勢がすばらしいと思います。この方が人気がある理由がよくわかりました。
この作品の下に写っている長い看板が、先日、本学書道文化学科4年生の仲道裕馬君が書いた作品です。お花の雰囲気ともぴったりで、イベントの実行委員の皆さんや仮屋崎さんも、この看板を絶賛されていました。
この看板は明日からは吉田家住宅の前に移動されて、2月22日(日)の最後のイベントまで、会場の顔になります。
吉田家住宅の内部も簡単に見学しました。興味深い生け花オブジェが部屋毎に雰囲気を変えてたくさん展示されていました。この展示を見るためには500円の入場券が必要です。奥の建物の2階には、書道作品も展示中です。一度はぜひ見に行っていただきたいと思います。