12月27日(日)、この日は阿南に立ち寄った後に、美波町の木岐の夢ぎゃらりーに行きました。本来の目的地はここです。
http://www.bluepage-online.com/kiki/kiki_top.html
江戸時代の海船問屋の家が保管されてギャラリーとなっています。立派な建物です。
この地には椿がもともと自生していましたが、地元の婦人会でも数年かけて山にさらに多くの種類の椿を植えて、まちづくりに生かそうとされています。その木々が成長したので、初めて「椿まつり」を実施する計画がおきました。そこに木岐出身の有名書家である小坂奇石の作品を展示して来場者に見ていただこう、ついては四国大学の学生の作品も展示してほしいとの依頼を受けました。展示会場の状況がよくわからないので、下見を兼ねて打ち合せにきたのです。夢ぎゃらりーの庭にも美しい椿が咲いていました。紅白の色が混じった椿でした。別なサイトの椿公園の様子をご紹介します。
http://www.jrt.co.jp/tv/ohayo/tyoiki/08/080513.htm
ぎゃらりー内部です。こちらには地元にある小坂奇石の作品が20点ほど展示される予定です。実行委員会の人たちが集まっています。
学生の作品が展示される予定なのは、この会場から100mほど移動した海沿いにある木岐公民館です。見学してみた結果、一番広い1F展示室に「椿」をテーマにした大小の作品を作って飾ることに決めました。
公民館内部に小坂奇石の扁額が飾られていました。独特の魅力あるバランスを感じさせる書です。奇石の書は徳島県立文学書道館に沢山保管されています。奇石の情報は下記をご覧ください。長野県篠ノ井驥山館の川村龍洲先生も奇石門下ですので、時々は徳島の文学書道館に来られます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%9D%82%E5%A5%87%E7%9F%B3
学生の作品は、正月休み明けの授業で制作することにします。授業は実施するまでの準備に思った以上の時間がかかります。まつりは3月12日(土)・13日(日)です。これから2ヶ月ほどの時間がありますが、年度末で多忙な中で準備をする必要があります。詳細は間近になったらまたご連絡します。お楽しみに。