ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

新町川周辺 

2015年12月20日 | 日記

12月20日(日)、朝、徳島市の中央部にある新町川周辺に行きました。もう北の国からユリカモメが渡ってきました。夏にはカムチャツカ近辺の海辺や島々で子育てをして、寒い冬になると南の海岸沿いに渡ってきます。両国橋と新町橋の中間あたりに池があって、毎年ここに滞在しています。70羽程が休憩していました。

池で水浴びしています。この川は魚も多いので餌には困らないようです。伊勢物語では、「ミヤコドリ」と呼ばれて、そのために首都である東京都の鳥にもなり、モノレールの名前にも採用されています。下記サイトをご覧下さい。実は「ミヤコドリ」にはシギ科の鳥もいるのですが、夏羽の姿が似ているので混同されていたようです。ユリカモメの今の徳島の方は冬羽で、彼らは夏になると頭に黒い羽が生えます。

https://www.bioweather.net/column/ikimono/manyo/m0602_2.htm

実は、他の季節はアイガモの住みかです。いつも10羽程が住んでいますが、冬期間は仲良く同居します。今朝はアイガモには少し低い温度だったようで、頭を羽に潜らせて温まっていました。

新町川の近くの東新町商店街アーケードには、クリスマスのためのLEDオブジェクトが飾られていました。暗くなると、この灯りは美しく輝きます。23日午後には、このあたりに100人のサンタさんが歩き回ってプレゼントをくれるイベントが予定されているそうです。お出かけ下さい。