ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

東新町チャレンジショップ West Girls①

2018年06月06日 | 日記

6月の1か月、徳島市の東新町アーケードの西入口近くの店舗で、四国大学の学生たちによる「チャレンジ・ショップ」が日替わりで開かれています。5チームがあって、他の4チームは食べ物屋さんですが、書道文化学科だけは書道作品の制作と販売をおこなっています。毎週火曜日の担当です。月曜日だけはお休みで、他の曜日の18時~22時、毎日異なる店が開かれています。

大学のCOC事業の一環で、地域交流の係の男性の先生3名も、近くで様子を見守って下さっていますので、全く心配はいりません。私は、夕方7時半までは大学院の授業があるので、その後に様子を見に行き、帰りは車で大学まで送ります。

6月5日(火)、書道文化学科の初めてのチャレンジショップが開かれました。この日の担当は、3年生の書道有志グループ、West Girls です。この日は8名のメンバーが参加しました。

横看板は、4年生の星川遥香さんの作品です。

梅雨になったばかりで、大雨が降っていたこともあって、夜の道路はあまり人が通りません。たまに通りかかった人には、学生が声をかけて見学を促します。

店内には、様々な書作品が所狭しと置かれています。はがきやカレンダー、壁にも額を掛けることができます。その場で注文に応じてうちわや色紙作品も書いて販売しました。

少ない通行人ながら、学生たちは努力して販売を続け、4時間で5千円ほどの売り上げがありました。この企画では、あえて「売ること」を中心にして学生の創意工夫を促し、商店街の活性化にも協力します。

条件があまり良くない中での売り上げとしては、まずまずの出来だったと思います。

書道も、大きな社会経済の中でどこまで活躍できるかが、極めて重要です。書道のプロとして生きられる人が増えれば、その道に志す若者も増えて、文化としてこれからも続いていく可能性が高まるからです。若者がそれに挑戦して、成果をあげているのは、なかなか爽快です。

ウェアーも工夫して、美しくまとめています。ポーズも決まっています。お疲れさまでした。

6月12日(火)には、2年生の有志グループ「藍美」と「藍和」が、19日(火)には、3年生のWest Girls が再び担当します。最終週の26日(火)には、4年生の「かぜまーる」が担当します。

よろしければ、お出かけ下さい。いずれの日も、夕方6時~10時に営業しています。