6月28日(木)、標記の展覧は既に2回目に突入しています。このところ、多忙だったので、なかなかブログの更新をしている余裕がなく、2週間の展示のダイジェストを掲載します。
今年は、古典臨書の作品が中心です。各自の錬成の様子は、このように写真とコメントで紹介されていました。
一年生は良いスタートがきれたと思います。
6月28日(木)、標記の展覧は既に2回目に突入しています。このところ、多忙だったので、なかなかブログの更新をしている余裕がなく、2週間の展示のダイジェストを掲載します。
今年は、古典臨書の作品が中心です。各自の錬成の様子は、このように写真とコメントで紹介されていました。
一年生は良いスタートがきれたと思います。
6月26日(火)、標記の企画で書道が担当するのは最後の日でした。担当は、教育実習の終了したばかりのかぜまーるメンバー4名です。前日に相談して、私が訪問する夜8時から書道パフォーマンスを披露し、それを「インスタライブ」でWEB公開、つまり生放送で発信することにしたそうです。このようなことは若者でなければ考えつかないと思います。会場での観客は10名程度でしたが、この公開放映を見ている人は5~6人いたようで、この場にはいなかった星川遥香さんもその一人です。BGMや書く内容はこの場の観客から募集しました。曲は西野カナと安室奈美恵の曲になりました。内容は愛に関することと、「あなたにいい風吹きますように」という、かぜまーるのキャッチフレーズに決まりました。実はこの言葉を教えて下さった鴻本浩さんがこの場でご覧になっていたからです。
最初に玉城さんと宇良くんが、西野カナの曲をBGMに「愛」をテーマにした言葉を即興で書きました。
次に矢部さんと仲井眞さんが、安室奈美恵の「HERO」をBGMに「あなたにいい風吹きますように」を書いて仕上げます。まずは矢部さん。
次に仲井眞さん。
仕上げの「風」を矢部さん。
完成しました。構成の面白い創作作品に仕上がり、観客の皆さんも大喜びでした。観客の中にはウッドアイビスの新居さんもおられました。彼らの書道パフォーマンスは初めて鑑賞されたと思います。
観客も含めて全員で記念撮影をした後に、注文揮毫会に移りました。学科の後輩の2名、高橋さんと櫻田さんも来てくれており、玉城さんに色紙を書いてもらいました。奥では、仲井眞さんが、別な依頼者からの色紙作品を書いています。
昨年まで大学の職員だった石田義夫さんが、看板を依頼に来られました。長い板に、2種類の看板を書いてほしいということで、宇良君が対応しました。
ここに使った印は、2年生の衞藤君の作品ですので、2名の合作です。依頼者の石田さんも大満足の仕上がりでした。
「阿波柑橘文化研究所」は勝浦町で使われ、横向きの「こだい」の看板は、新町川沿岸で実施される「トモニSUNSUNマーケット」に柑橘などの販売で参加する時に使われるそうです。
この他、鴻本さんと御友人の3名グループからは、屏風や大型作品を依頼されたのですが、この日は書くことができそうもないので、後日に大学に持参願うことにしました。その代わりに色紙やうちわを書かせていただきました。新居さんたちも額作品を買って下さいました。
また、この春の学科卒業生3名も遊びに来てくれました。
この日の総売り上げは、驚異的な数字でした。かぜまーるファンの方々が大勢来られて、たくさん作品を購入して下さったり、技術料を頂いたので、彼らもだいぶ自信を付けました。何よりも、書道という文化を通して多くの人たちが喜んで下さったことが嬉しかったそうです。
今回のチャレンジショップは、書道としては4回だけの参加でしたが、これを企画された課の職員たちは、毎晩、夕方11時ごろまでこの会場で面倒を見ておられたので、本当に大変でした。1ヶ月間が限界だったと思います。
少しでも商店街に人出が出て地域貢献すると同時に、若者が販売の成功体験をして、将来の仕事につながる力を身に付けることを目的になされた企画でした。実は、本学の「 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(COC+)担当の創業支援クリエーター 吉田寛夫さんから頭を下げられて、仕方なく参加協力したのですが、学生も熱心に取り組み、成果は予想以上でした。課の職員の先生方、特に吉田さんに感謝いたします。