3月3日(木)、杉村邦彦先生の集中講義の3日目の最後のところで、中国の古い石碑の拓本の鑑賞会が開かれました。杉村先生所蔵の拓本を見せて頂いていますが、どれも貴重な拓本ばかりで、実物を触って鑑賞できるのは本当に貴重な機会です。
教科書に出てくるような拓本の実物を見ながらの授業です。写真で見るのとは受ける感覚が変わります。先生が若い頃から買い集められたもので、もし今これをまとめて購入したら相当な金額になりますし、現在では入手困難なものが多いです。
龍門造像記の一つです。一般的に知られている龍門二十品以外にもたくさんあって、このような小型で変わった空間に刻してあるものも多いのです。整っていないところがまた面白い。
先生の授業は明日の3限目までです。
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