ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

マチ★アソビ2022秋 書道コーナー②

2022年10月16日 | 日記
10月16日(日)、標記2日目を実施しました。午前中は3年生の上里美貴、1年生の藤澤和叶の2名が担当です。






午後になって、藤澤さんに代わって、1年生の石堂愛実が来ました。





上里さんが、自分で墨流しで作成したハガキを持参して、そこにも作品制作して販売しました。

この日も6時間で、30点ほどの作品を制作販売していました。1年生は初めての経験だったので少し緊張していたようです。しかし、人の前で作品制作の過程を見せることは、指導者として度々しなければならないことです。1年生は「良い経験になりました」と喜んでいました。

今年は春・秋と2回、マチ★アソビで対面での書道コーナーを開設し、1~3年生の学生が担当できました。多少なりとも後に続く活動になりました。

第60回 徳島彫刻集団 野外彫刻展

2022年10月16日 | 日記
10月15日(土)、マチ★アソビの書道コーナー運営の合間に、徳島城公園に足を延ばして、標記を見学してきました。今年は記念すべき60周年です。野外彫刻展は10月28日(金)までです。


毎年楽しみにしている井下俊作先生の作品は、いつも巨大クスノキの周辺にあります。


透明プラスチック製の鳥の中には羽毛が入っていて、足踏みポンプでその羽毛に風を送って内部で舞い上がらせます。


これはその鳥の巣でしょうか。


リサイクルのために溶鉱炉に投入される前の鉄くず、つぶされた缶の塊、このような物体にも独特の美があり、いろいろなことを考えさせられます。先生の作品には、自然と文明との関係が統一テーマとして横たわっています。


四国大学短大部の居上真人先生の彫刻も毎年楽しみにしている作品です。巨大な石製のイカです。「ユーラ ユラ2」


そのほか、私の記憶に残った作品をいくつか紹介します。
中川伸一さんの作品と、小学生のワークショップ


大家勝さん。



信ヶ原良和さん。水面に映る映像や、太陽光がきらきら反射するのも、野外彫刻ならでは醍醐味です。


周藤豊治さん。


山端篤史さん。巨大なオセロゲームでしょうか。


水本智久さん。


アキホ タタさん。


今年も楽しい作品が多かったです。

また、公園内にある徳島城博物館では、阿波の藍商人が所蔵していた優秀な近代日本画の軸が82点も展示されていました。富岡鐵齋・横山大観・下村観山・小林古径・竹内栖鳳・橋本関雪・上村松園など、有名画家の作品が展示されています。初公開の作品も多く、これだけまとまって鑑賞できる機会は東京や京都でも少ないと思います。こちらは11月27日(日) まで開催中です。

マチ★アソビ2022秋 書道コーナー➀

2022年10月15日 | 日記
10月15日(土)、3年ぶりに駅前ポッポ街の空き店舗で、マチ★アソビの書道コーナーが開設されました。朝9時から準備し、10時から開始しました。今日の担当をしてくれたのは、3年生の麻植柚花・笠井柚季、2年生の藤本陽の3名です。


店舗内には、小星の書展で展示した小作品を10点展示しました。






徐々にお客さんが来はじめ、学生は交代で揮毫に臨みます。


多くは観光客の方ですが、中にはコスプレイヤーの方もこられます。





途中に3年生の吉田初咲さんが差し入れを持って表敬訪問をしてくれました。ありがとうございます。



その他、大学院生の衞藤隼斗君や、卒業生の半田君も来てくれました。
16時まで、約6時間の活動で、約30点ほどの作品を書きあげて販売しました。学生はとても楽しそうでした。お疲れさまでした。
明日の16日(日)には、3年生の上里美貴、1年生の藤澤和叶・石堂愛実 の3名が担当です。どうぞお出かけ下さい。

書道科指導法Ⅱ2022 模擬授業

2022年10月08日 | 日記
10月7日(金)1限、標記の授業の後期2回目ですが、学生による模擬授業を始めました。毎回、2名ずつ、もしくは1名でしていき、全部で22名が実施します。
授業の3日前までに、学習指導案の個別指導を終えて印刷します。
この日は、最初は3年生の藤井愛さんが高野切第三種の授業、松谷百華さんが蘭亭序の授業を実施しました。







3年生としては初めての授業で、まだ慣れていませんが、二人ともそれぞれパワーポイントを使用したり、クイズの要素を入れたり、様々な工夫が見られました。
授業の後には、全員がそれに関する感想を用紙に書いて、研究会で発表しました。良かった点と、改善点をそれぞれ述べてもらいました。

このような訓練をして、様々なテーマで授業を経験していきます。この経験が次年度の教育実習に役立ちます。




TAG-RI-BA 書道文化学科紹介コーナー

2022年10月01日 | 日記
9月30日(金)夕方、標記の展示のために、徳島駅近くの四国大学交流プラザである「TAG‐RI-BA 」(タグリバ)の1F入口に行きました。


交流プラザは以前からあったのですが、以前は大学職員の勤務に合わせて、夕方や休日は開いていない施設でした。昨年末からリニューアルし、民間業者の援助も受けて、地域に開かれた施設になりました。土日も営業しています。1Fには喫茶軽食コーナーや図書コーナーができ、2Fでは冷暖房完備の学習室もあるので、電車・バス待ちの高校生や大学生が熱心に学習に取り組んでいました。「たぐる」という言葉には、「集める」という意味があります。またTAGは「目印の小さな札」という意味で、大学を知っていただくためのきっかけという意味も込めています。

ここに、各学部・学科が1か月交代で、それぞれのPRをする掲示板が設置されました。10月は文学部の担当で、各学科2面ずつの掲示板の割り当てです。


国際文化学科と書道文化学科が並んでいます。


書道文化学科の2枚の掲示板です。「朴」(ほうのき)の材木でつくられた掲示板は、色合いも優しく自然な風合いです。美しい木目を守るため、掲示物はメンディングテープを使って貼付します。


こちらの掲示板には、大学での授業や、展覧会での活躍の様子の写真を掲載しました。今年の高大展(全日本高校・大学生書道展)の入賞者氏名も掲載しています。
このTAG-RI-BAの3階では、11月末と、2月初めに学科の展覧会も実施されますので、昨年度の様子を紹介しています。

額の書は2年生の三浦武くんの作品です。「明日を輝かせるために星の数ほどの夢と希望を」 若者が夢を持ち、希望に満ちて生活できる場所でありたいと思います。


こちらは学生が地域で様々に活動する場面の写真を掲載しました。作品展示・看板制作・印刷原稿の提供・書道パフォーマンス・イベントでの書道コーナー設置などです。額は3年生の上里美貴さんの作品 「出逢いに感謝」。多くの人々と出逢い、協力して書道の文化を社会に広めようとしている学科の精神を表しています。御縁を大切に、常に感謝しながら学んでいかなければなりません。


開館時間 9:00〜21:00 ※予約がない場合は20:00閉館 | 休館日:月午後・特別休館日(祝日は除く)
近くを通られたら、のぞいてみてください。