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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

「い」のないレストラン

2005-05-30 13:03:59 | 日記・雑文
「おいしいレストラン」「おしい(惜しい)レストラン」。

「い」の文字がひとつ抜けるだけで、
全然別な意味になってしまいますね~。

今日は「い」が抜けたレストランの話。

先日、某レストランに一人で食事に出かけたのだ。

そのレストラン、メディアにも何度か美味しいと
取り上げられたり、「美味しかった」と言ってる人もいる一方で、
「イマイチだった」という意見もチラホラ出ているところである。

真相を確かめるべく、行ってみました。

が……

ワタクシ的にはダメでした。

主に、接客態度がダメ。

夕方6時半ころ、店に入るとカップル2組(4人)の
お客さんしかいませんでした。

激混み、というわけでもないのに、
店に入っても、気づかれずに10分以上、放置……
隣のテーブルのお客さんにできあがったものを
持ってきたとき、初めて気がついてもらえて、
オーダーをとってくれました。

あと、細かいことなんですが、
メニュー表とスプーンフォーク類が
なぜかテーブルの上にはなく、窓の桟(さん)のところの
スペースに置いてあること。

椅子とテーブルの位置からいうと、
わざわざ席を立って取るか、身体を後ろにひねらないと
取れません。

また、食事をしている間にお店に電話がかかってきたのですが、
その声が客席まで聞こえて、しかも長い(5分~10分以上?)。

さて、かんじんなお味の方はというと……

けして不味くはない。
けれど、そこそこ。

それなりの値段なので、最低これぐらい美味しくないと詐欺だろう、
というのが正直に思った感想でした。

このレストランがもう少しだけ、
「お客さんにおいしく食べてもらおう」とか、
「食べてる間、快適に過ごしてもらおう」という気持ちがあったなら、
「私のお気に入り」に追加されていたかもしれません。

実際にどれくらい利益が出てるかはわかりませんが、
「おいしい」と支持する人もいるわけだし、工夫しだいでもっと
お店が発展すると思うのになあ。

ドラちゃん(ドラッカー)風にいうと、「顧客のニーズ」を満たす研究を、
もっとして欲しいです。
(→もちろん、余計なお世話なんですけどね~)

とにもかくにも。

実力があるのに、些細なことでイマイチ発展できない店は
「『い』のないレストラン」ということでございます。

「惜しいレストラン」がもっと創意工夫したときに、
客がくることでお店の利益もあがるし、サービスがよくなって
顧客も喜ぶというWIN-WINの関係(両者が勝者)に
なるとういことを知って欲しいなぁー。

がんばれ、全国の「い」のないレストラン!!
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