スマートホーム化の流れの一環で、スマートキーも導入することに決定
スマートキーの有名どころといえば、
●キュリオロック(SONYの子会社?が作っているらしい)
●スイッチボット
●セサミ
の、3社。
スマートロックは後付けで、だいたいどのメーカーも9割以上のドアにつけられます、ってことになっているんだけどうちのドアはその9割以上からハズレてる
スイッチボット社のハブを使ってスマートホームのシステムを構築しているので本音をいえば、スイッチボット社製のものがよかった。
しかし、問い合わせた結果、設置不可との返答が~(スイッチボット社は口コミにサポートが悪いとよく書かれていますが、返信は遅かった(返信がくるまで5日ほどかかった)ものの、メールの内容は自体は丁寧なもので、不快を感じるものではありませんでした)
そこで、最後の頼みの綱ということで、セサミシリーズを作っているキャンディハウスに問い合わせ。
ここでは、他社でも対応不可能なドア鍵も、3Dプリンターで特殊アダプターを作ってくれるのです。100%ではないものの、かなりの確率で不可能といわれたドアにもスマートロックをつけることができるのです。
しかも他社製品に比べてお値段がリーズナブル。
それも、粗悪品ということではなくて開発者(CEO)の発明のブレイクスルーによって価格が抑えられていたりする。
(余談ですが個人的にはこれからのびていくかもしれないこの企業を応援したい気持ちになった)
問い合わせしたら「できますよ」というお返事が
ドア鍵の詳細データ(写真や、サムターンの厚さや土台の幅など)を送り、アダプターを注文(600円くらい)し、約1週間後に送られてきました。
今回購入したのは、最上位機種のセサミ5ProとセサミタッチPro
※AMAZONでも時々セールをやってますが公式で買うのが一番安いです(多分)。
と、開閉センサー、ドアレバーを買いました
そして設置完了したのがトップ画像になります。
自分自身、半信半疑で「本当につくのコレ」と思っていましたが、ちゃんと設置できた
今のところ、動作もちゃんとしています。
さて、スマートロック導入にあたりの気づきと雑感です。
SNSや動画などでだいぶ情報収集しましたが、本質をコンパクトかつストレートにまとめられたものって、なかなか見当たらなかった
インスタや動画でも「鍵はもう不要!超便利スマートロック」みたいな見出しが躍ってる。
しかし、スマートロックの本質(※私定義)は、「物理鍵は常に持ち歩くのが前提。スマートロックは、鍵をいちいちバッグから取り出さなくても開け閉めできる機械と認識するべし」です。
スマートロックのマイナス点をググってみると、ま~出てくること出てくること・・・
「締め出されて入れなくなった」件が
中には、電池切れ(電池残りわずが)の警告が出ていたにもかかわらずそのまま放置、デバイスの管理も家族で共用にしてなかったため、うっかり締め出しになってしまい、窓を割って家に入った・・・というケースもあったようです。
スマートロックのよくあるトラブルは、
●スマートロックの脱落。たいがいのスマートロックは粘着テープで固定する仕様になっているが、テープが剥がれて本体が脱落してしまう。
●スマートロックの一番シンプルなスタイル(安くすませるパターン)は、本体のみを購入、施錠・解錠をアプリからするというもの。しかし、これだと解錠方法がスマホからしかないため、スマホを忘れて外出したり(ゴミ出しのときうっかりスマホ忘れるとか)、紛失・または電池切れになると中に入れなくなる。
このトラブルも非常に多い。
以上をふまえると、上記リスクを減らすために
●スマホアプリ以外にも解錠の方法を何通りか持っておく。
具体的には指紋認証や、アップルウォッチ、数字キーでも解錠できるよう保険をかけておく。もちろん物理鍵も携帯する。
そういう理由で、こちらも購入しました。
考えてみれば、スマホアプリのみの解錠って、鍵がスマホに置き換わっただけで、物理鍵のときとそれほど利便性はかわらないんですよね
(家に近づいたら解錠するとか設定もあったりしますが)。
●アレクサと連携し、外出先からコントロールするためにはハブを別に購入する必要がある。これについては我が家では、wifiにつなぐ必要なしということで、他のスマートホームシステムとは別に独立させて使ってます(アレクサとは連携せず)。
施錠の設定も、基本的にはキーパッドを使って自分で閉めてます。施錠忘れの対策として、扉を閉めたあと、一定時間がたつと鍵が自動でかかるように設定しています。
と、いうわけであれこれつづってきましたが、スマートロックを導入したとしても物理鍵にかなうものなし。
「物理鍵最強伝説」がうまれたのであった~
iPhoneで撮影