【2010年10月1日付けの記事ですが、
常にアクセスが多いため、再掲です
(2015.10.06)】
10月も終わりに近いときのことだった-。
検診で乳がん検査(触診とマンモグラフィー)を
受けた際、「問題ありません」との所見。
今年も検診が無事に終わってやれやれ~と
一安心していたところ、後日送られてきた書類に
「石灰化 要再検査」とある。
どういうこと~?!と思いきや、書類を受け取った翌日は
仕事が入っていたため、仕事日の次の日に病院へ
再検査をしに行くことに決定。
検診センターより電話があって、「必要な書類を渡すので、
それを持って病院に検査に行ってください」といわれました。
検診センターでレントゲンやら、紹介状やらを受け取って、
その足で病院へ。
それが2010年11月2日(火)のことでした。
長~い待ち時間のあと、マンモグラフィーとエコーを
とって、診察室に呼ばれると、M先生から間髪を入れず
「マンモトーム生検をしましょう」といわれ、ぶっとい針(?)の
ようなものを見せられる。
そっ、そんなの、刺すんですかっ!!というこちらの動揺はよそに
M先生は「抜歯したことがある?そんな感じの検査だから~」と
あっさり。さっさと検査予約を決めてその日の検査は
終わりでした。
そして11月30日。
満を持して(?)ついに検査日がやってきた~。
マンモトーム生検とは、乳がんの疑いがあるときに、
針のようになっている機械を刺して、該当する部分を
切除・吸引し、病理検査で確定をするというもの(組織診)。
この検査により、高い確率ではっきりとしたこと(がんであるか、
そうでないか)がわかるそうです。
(※詳細はこちら)
予約していた時間に病院へ行くと、看護師さんに点滴室へ
案内されてそこで検査着に着替えます。
下は靴下、パンスト等はいててOKですが
上は下着類は不可。
腕時計も一応、はずしておいてくださいと言われました。
着替え後、点滴注入。
緊急の連絡先など聞かれる。
私は左側の検査だったので、点滴は右手から入れました。
(手首に近い位置から注入)。
検査直前に、お手洗いに行かせてもらって、
マンモグラフィーを撮影する部屋へ移動。
ここで、実際の検査手術が行われるのです。
マンモトームは座位と寝て行うタイプのものが
あるそうですが、私が行った病院では座位タイプの
もの。
通常のマンモグラフィーの検査と同様、まずは
マンモ撮影。
何枚か撮影して、位置が決まったら(いすと身体の
間にタオルを入れ、ズレないように固定)、麻酔を
打ちます。
検査はM先生とはちがう医師(女性)が担当でした。
麻酔は2本、打たれました。
打たれたとき、ちょっと痛い(筋肉注射のような痛さ)が
ありますが、それが終われば、あとは麻痺しているので
痛みは感じません。
いよいよ、針を刺して吸引か~と思い、覚悟を決めるも、
なかなか先に進まず、???何か様子がヘン……??
医師と、技師の会話から推測するに、どうも検体を
とろうとしている場所が皮膚に近いらしく、うまく
ターゲットが合わないみたいなんですね。
ちょっと緊迫した雰囲気になってきて、M先生(前回
診察してくれた男性医師)を呼びに行ったりしてて、
あ~早く終わって欲しいのに……
と思った瞬間、胃がムカムカ。
やっ、やばい~(@_@;)と思って「具合、悪いです」と、
2回、看護師さんに言った直後、
そのまま意識を失ってしまいました~(^_^;)
気がついたら、ストレッチャーに乗せられるところでした。
意識がしっかり戻ったのを確認した後、M先生が
「自律性の失神だから(処置に問題があって起こった
失神ではないから)、大丈夫だからね~」と、優しく
いってくれました。
その後、最初に着替えた点滴室へ移動。
酸素吸入も用意はされましたが顔色も血圧も徐々に
正常に戻ってきたので吸入はナシ。
(唇も真っ青だったらしい)。
看護師の方が、「緊張したでしょう~」と水を飲ませて
くれたのがとーーーーってもありがたかったです。
(感謝・感謝です)
結局、針を刺すところまでは行ったのだけど、
肝心の検体をとる前に失神しちゃったので
検体とれず。
刺し損だぁあぁあ~~~~
ってことで。
点滴をもう1本打って、1時間ほど休憩した後に帰宅。
結局、1週間後、MRI検査となったのでありました~。
[まとめと雑感]
・調べてみると、マンモトーム生検で全然平気だったよ~
っていう方がいる一方で、私のように失神する人も、
ある一定の割合でいるようです。
失神するほどものすごくツライ検査なのか、と
大げさに考える方もいるかもしれませんが、
私個人の感想でいえば、麻酔をかけてしまえば
痛み自体はありません。
ただ、マンモグラフィの検査と同様、乳房を
はさんだ状態で検査するので、呼吸がいつもより
浅くなる(深呼吸ができない・しにくい)に加え、
検査そのものに対する緊張感、がんの疑いが
あっての検査ということでそのストレス、そういう
ベースがあって、何かの拍子に緊張感がMAXごえ
して失神するのではないかな~と推測(←医学的な根拠は
まったくありません。あくまでも私見です)。
今回のケースも、たまたまとりにくい場所にあって、
難儀していただけで、医師やスタッフの技術が未熟だったり、
問題があったわけではないように思う(←問題あったら大変で
あるが)。
ただ、ほんのわずか数秒間が、すごいストレスに感じたんだろうな~と
自分で思います~
[検査で注意すること]
・手術日はお風呂・シャワー不可ぐらいで食事制限など、
特になかったです。
・術後は痛み止めを処方されました。これは痛みが出る前に
早めに飲んでおいた方がいいです(薬が効くまで時間が
かかるため)。
・髪が長い人は髪をしばるゴムがあると便利(←持っていって
役に立った)。
・術後は止血のため包帯(?)でぐるぐる
巻きにされるので、ブラジャーをお持ち帰りできる
バッグか袋があればよい(検査翌日の傷口確認のときは
ブラ持参するのを忘れないこと)
・今回の私の場合、検査が完全にできなかったという
ことで、費用は安くすみました(マンモトーム生検が
3割負担で約15000円程度と説明を受けてましたが、
支払いは1470円+薬代360円でした。2日目、
傷口の確認の診察で873円。消毒薬、バンドエイド込み)。
・乳がんかも……と思ったとき、どこの病院にかかったら
いいか迷う方が結構いるらしいんですね。
「乳腺外科(乳腺専門医)」のあるところにかかるとよいです。
北海道であればこちらのサイトを参照ください
http://www.v-next.jp/byoin_01.htm
・激しい運動は数日間控えてとのお達しが出て
いるので今週はジムお休みです~
ベンチプレスは来週後半以降から再開かな?
エアロやズンバは来週水曜日から復帰しようと思います~
【追記 2015.03.11】
この記事のおよそ4年後に3回目のマンモトーム生検を
受けました。
主に、メンタル面での対応のしかたを書いています。
■3度目の、マンモトーム生検
【追記 2015.10.06】
不安で不安で仕方がないという方はこちらの記事へ↓
簡単な方法で気持ちが落ち着きます。
■パニック障害・不安解消に効くEFT療法
*************************************************
■今日の小ネタコーナー1■
失神したの、これで人生2度目の経験。
前は高校生のとき、献血して貧血起こして
失神しちゃったんですよね(-_-;)
今回の検査も、始まる前からなんとなく
イヤ~な予感がしておりましたが……
たましーが身体から出やすい体質なんだわ、
と勝手に解釈。
■今日の小ネタコーナー2■
マンモグラフィー検査の段階では
カテゴリー3(「良性、ただしがんを
完全に否定できない」)でした。
ちなみに
カテゴリー1 異常なし
カテゴリー2 良性
カテゴリー3 良性、ただしがんを完全に否定できない
カテゴリー4 50%以上の確率でがんが疑われる
カテゴリー5 ほぼ100%がんと考えられる
となってます。
MRIの検査結果が出るのが今月21日。
待ち時間が長いな~
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ぽちこさん、大変でしたね。呼んでいてドキドキでした。
もう一度行くのですね。。無事終わりますように
今度は気楽に受けてきます~
リベンジ(?!)がんばります