昨日、駅のホームに上がっていくと、携帯の相手と話している60代くらいのおじさんがいた。
「なんていったかな~今はやりの病気」
誰かが休んだかどうかしたらしいのだが、その原因は何かという話しをしているらしい。
“今はやりの病気”って何だ?と思った。
インフルエンザ?
ノロウィルスは今年ははやっていないみたいだし・・・。
それとも、そんな風邪ごときではなく、何かもっと大変な伝染病でもあるかな?
そう思って歩いていくと
「あれ、何だっけ、あっウツ病だ。ウツ病で休んでるんだよ」とおじさん。
“はやりの病気”ってウツ病なの?
確かに、現代社会はウツ病の人が多いようだが、「今はやり」という表現はちょっと抵抗がある。伝染病じゃあるまいし・・・。
しかし、そんなに軽々といわれるほど今やありふれた病気になっているということか。
そういえば、20~30年くらい前は、ウツ病っていうのはほとんど聞いたことがなかった。その当時よくあったのは「自立神経失調症」だった。
当時、身近なところでは、職場に自立神経失調症の先輩が転勤してきた。別の部署で休みが多かったので、会社の配慮で職種を変えたものの、やはりバリバリ働くという状態ではなく、仕事を覚えるのも遅くなり、ミスが多くて結局は辞める方向に持っていかされた感じだった。
当時、自律神経失調症というと、「ああ、怠け者の病気ね」と捉える人もいた。具合の悪さは人にはわからないので、ぐずぐすしているとしか思えなかったりして、なかなか理解されない病気だ。
その自律神経失調症は、最近はあまり聞かない。
また、関係ないが、「ヒステリー」なんていう言葉も、昔は機嫌の悪い女性に対してよく言われ、一種の生理的病気のように扱われていた。そのヒステリーの人も最近はあまりいないようである。
もっと昔になると、夏目漱石のころは「神経衰弱」が流行っていたのかもしれない。それも時代に特有の精神状態である。
精神的な不調は昔からあるが、同じものではなく変遷している。
今いる「ニート」。昔はいなかったのだろうか。プー太郎、居候、風来坊かな?
女性で昔よくいたのは「家事手伝い」というものだ。不思議に今、「家事手伝い」と名乗る女性はいない。みんな「フリーター」か「ニート」になってしまったようである。
「家事手伝い」なんていって、まあ、本当に親の介護や家事をしている人もいただろうが、実際は家事などはしないで、単に親に養ってもらっていた人も多かった。また、「花嫁修業中」などという人もいたが、今現在「花嫁修業中」なんていうのは聞いたことがない。
言葉が、なくなったらそういう人はいなくなったのか、あるいは、同じ状況の人が別の言葉で言い表されるようになったのかと思う。
昔の「自律神経失調症」も、今言う「ウツ病」にかなり近いのではないかと思ったしだいだ。
私は、仕事の無い日は腑抜けになる。これも一種の精神病ではないかと思う。
仕事に関連した放送大学などがあると、ちょっと元気が出てしまうが、それも挫折してサボりとなると、またまたヤル気がなくなり、布団をかぶって昼寝をするのみ。
昼ごはんを作るのも買いに行くのも面倒なので、食べ物も食べない。
起き上がる気も何にもしない。動力源というものがなくなってしまう。自立神経失調かウツじゃないかと思う。
このままでは、また昼間中寝て暮らすことになるので、気持ちを奮い立たせて置きあがり、とにかくどこかに出かけなくてはいけないと思い、しかし、化粧をするのも面倒くさく、素顔のままで、自転車に乗って、花屋にパンジーを買いに行った。
人は血・・・じゃなくて、人は血・・じゃない!また出た・・・(何で「一鉢」が「人は血」になるの!)
一鉢150円のパンジーを13鉢1950円分買い、庭に植える。
新しくもらった公営住宅の庭は、広くて広くて全然花が足りない。1万円分は買わなきゃだめそう。そんなの無理。
もともとあった狭いほうの庭に植えることにした。
花はきれいだ。
しかし、こういうことを、楽しんでいるのではなく無理やりやっているという気がしてしまう。
やはり、頭が変だと思う。
「なんていったかな~今はやりの病気」
誰かが休んだかどうかしたらしいのだが、その原因は何かという話しをしているらしい。
“今はやりの病気”って何だ?と思った。
インフルエンザ?
ノロウィルスは今年ははやっていないみたいだし・・・。
それとも、そんな風邪ごときではなく、何かもっと大変な伝染病でもあるかな?
そう思って歩いていくと
「あれ、何だっけ、あっウツ病だ。ウツ病で休んでるんだよ」とおじさん。
“はやりの病気”ってウツ病なの?
確かに、現代社会はウツ病の人が多いようだが、「今はやり」という表現はちょっと抵抗がある。伝染病じゃあるまいし・・・。
しかし、そんなに軽々といわれるほど今やありふれた病気になっているということか。
そういえば、20~30年くらい前は、ウツ病っていうのはほとんど聞いたことがなかった。その当時よくあったのは「自立神経失調症」だった。
当時、身近なところでは、職場に自立神経失調症の先輩が転勤してきた。別の部署で休みが多かったので、会社の配慮で職種を変えたものの、やはりバリバリ働くという状態ではなく、仕事を覚えるのも遅くなり、ミスが多くて結局は辞める方向に持っていかされた感じだった。
当時、自律神経失調症というと、「ああ、怠け者の病気ね」と捉える人もいた。具合の悪さは人にはわからないので、ぐずぐすしているとしか思えなかったりして、なかなか理解されない病気だ。
その自律神経失調症は、最近はあまり聞かない。
また、関係ないが、「ヒステリー」なんていう言葉も、昔は機嫌の悪い女性に対してよく言われ、一種の生理的病気のように扱われていた。そのヒステリーの人も最近はあまりいないようである。
もっと昔になると、夏目漱石のころは「神経衰弱」が流行っていたのかもしれない。それも時代に特有の精神状態である。
精神的な不調は昔からあるが、同じものではなく変遷している。
今いる「ニート」。昔はいなかったのだろうか。プー太郎、居候、風来坊かな?
女性で昔よくいたのは「家事手伝い」というものだ。不思議に今、「家事手伝い」と名乗る女性はいない。みんな「フリーター」か「ニート」になってしまったようである。
「家事手伝い」なんていって、まあ、本当に親の介護や家事をしている人もいただろうが、実際は家事などはしないで、単に親に養ってもらっていた人も多かった。また、「花嫁修業中」などという人もいたが、今現在「花嫁修業中」なんていうのは聞いたことがない。
言葉が、なくなったらそういう人はいなくなったのか、あるいは、同じ状況の人が別の言葉で言い表されるようになったのかと思う。
昔の「自律神経失調症」も、今言う「ウツ病」にかなり近いのではないかと思ったしだいだ。
私は、仕事の無い日は腑抜けになる。これも一種の精神病ではないかと思う。
仕事に関連した放送大学などがあると、ちょっと元気が出てしまうが、それも挫折してサボりとなると、またまたヤル気がなくなり、布団をかぶって昼寝をするのみ。
昼ごはんを作るのも買いに行くのも面倒なので、食べ物も食べない。
起き上がる気も何にもしない。動力源というものがなくなってしまう。自立神経失調かウツじゃないかと思う。
このままでは、また昼間中寝て暮らすことになるので、気持ちを奮い立たせて置きあがり、とにかくどこかに出かけなくてはいけないと思い、しかし、化粧をするのも面倒くさく、素顔のままで、自転車に乗って、花屋にパンジーを買いに行った。
人は血・・・じゃなくて、人は血・・じゃない!また出た・・・(何で「一鉢」が「人は血」になるの!)
一鉢150円のパンジーを13鉢1950円分買い、庭に植える。
新しくもらった公営住宅の庭は、広くて広くて全然花が足りない。1万円分は買わなきゃだめそう。そんなの無理。
もともとあった狭いほうの庭に植えることにした。
花はきれいだ。
しかし、こういうことを、楽しんでいるのではなく無理やりやっているという気がしてしまう。
やはり、頭が変だと思う。