山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

記憶をたどる

2024-09-30 22:31:06 | 日記2024

いつも読ませていただいているブログで、俳優座劇場で「セチュアンの善人」の公演を観たという記事があった。そして、六本木の俳優座劇場は2025年4月に、老朽化のため閉館するのだそうだ。

俳優座劇場と言えば、昔、改築したばかりの頃に劇を観にいったことがある。
あの時、新品だったホールが、今や老朽化だと?
年月の流れにびっくりする。
できたのはいつだったかと調べてみると、1980年だそうだ。
私が20才の時である。45年も経つんだものね・・・

建物よりも人間のほうが長持ちするものなのか・・・

それで、「セチュアンの善人」なんだけど、私はストーリーや内容を全然覚えていなくて、なんかポスターに載ってた男装の女性の姿しか思い出せないのだった。

俳優座ではこの劇を36年ぶりに上演するのだそうで、そうなると私が28才の頃だが、その年齢では子育て中で、すでに演劇なんか見に行ける状況ではないので、違うなと思うのである。

でも、確かに「セチュアンの善人」という劇を観たことがあるような気がするのだ。
私が記憶している女優の名は「神」が付いたような気がした。

それで、色々と調べてみたところ、1978年に紀ノ国屋ホールで「セチュアンの善人」の公演があったことがわかった。

この時の役者は、井川比佐志・西田敏行そして神保共子である。

そうだ、神保だ。

今の神保共子さんの画像を見ても当時の姿と結びつけることができないのだが、おそらくこれに間違いないだろう。

私は高校の時に演劇部で、部活仲間と一緒に故郷の「市民劇場」っていうのにも入っていて、年に数回、市のホールでプロの演劇を観ていたんだけど、上京して短大に入ってからもしばらくは演劇部員で、個人的に「都民劇場」というのに入って、月に1度くらい演劇を見ていた。

それは、自分で劇を選んでチケットを買うのではなく、会費を払っておけば、都民劇場のほうで選定されたチケットが送られてくるのだった。

それをOL時代も続けていたのだけど、結婚後はそれどころではなく、やめてしまい、それ以降四十数年間、もう演劇を見ることもなくなってしまったのだ。

また、演劇が見たいなあと思うようになった。