山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

闇の中にす~っと

2013-10-02 01:06:52 | 車・運転・道路2013
夜遅い時間、住宅街を車で走っていたら、20mくらい先の暗闇に、何かぼんやりと人影のようなものが右から左にスス~~~っと通り過ぎていった。

えっ、今の何? ・・ぼ、ぼ、亡霊~・・・???

それは、滑るようにあっというまに現れて消えていった。一瞬ぞ~っとした。

ちょうど、その黒い影が右から左に通り過ぎたところで、私のクルマは左折するのだ。
左折すると、前に黒い人影が滑っていく。
上は真っ黒で、下は真っ黒ではないものの、黒に近い色のズボンで、カバンのようなものを肩からかけている。たぶん若い男性なのだが、スケートボードに乗り、時々片足で地面をけりつつ、進んでいた。クルマのライトが当たると、地面に近いボードの縁の部分か、あるいは靴か何かが白っぽく反射し、ズボンの足の形が確認でき、生きた人間であることがわかった。
遊びで乗っているわけではない。毎日、スケボーで通勤しているのかも。自転車くらいのスピード、いやそれ以上のスピードがありそうである。
それにしても、なんと不気味な存在なんだ。

下り坂では、急に変な動きをしたりこけたりしたら怖いので、近づかないように走っていた。

大人なので、そうそう危ないことはしないだろうけど、何カ月か前だったか、坂道をスケートボードで下っていた子どもが、車道に飛び出し、交通事故に遭ってしまった痛ましい事故のニュースを思い出した。その時は、車道を走ってきたクルマは、避けようがなかったという。あんな速さでいきなり飛び出したら対処のしようがないだろう。

下り坂が続く中、スケボーの後を走るような感じで進んでいたのだが、左側を滑っていた人が、そのうち見えなくなった。あれっ、どこ行った?と思ったら、気がついたときには、道路の右側を滑っている。いつのまに横断したのかも見えなかった。
下り坂では、かなりの速さになるようだ。

夜遅くなると、クルマの数も減り、家や店の灯りも消えるので、かなり暗くなる。自転車や歩く人の姿も認識しづらくなるが、スケボーはもっと危ないと思う。無灯火の自転車なんてもんじゃない。
また、普段、家の近所で遊んでいるときのボードの音はうるさいほど聴こえるのだが、車の中からだと、音は全く聴こえない。音もきこえなければ姿も見えないのだ。
本人は、早く移動するのに便利だと思って使っているようだが、クルマから、その存在がいかに認識されにくいのか、分かっているのだろうか。

あの速さで闇の中を滑り動くだけでも危ないけど、黒装束で移動するのは絶対にやめてもらいたい。

夜の道路でのスケートボード走行、やめてください。
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