私、アラカンなどと言っていますが、実はそう言えるのもあと数か月なのです。
先日、健康診断に行ったんですが、わけのわからない検査項目が追加されていて疲れ果ててしまいました。
そんなこと予期していなかったので「何で~~?こんな検査やったことないんですど、何かの間違いでは?」と健診センターの検査の人に聞いてしまったのでした。
そうしたら、受付か何かに問い合わせて調べてくれたんですけど、それが65才用の検査項目らしいのです。今年度中に65才になる人は、その高齢者用の健康診断になるんですね。
初めて追加されていた検査の1つは、肺活量?
なんか2種類やらされたのですが、言われた通りに吐いて吸って吐いて~みたいなことをやらされます。
それがものすごく苦しくて死にそうです。「吸って~」と言われて、もうそれ以上吸えないのに、ずっと続く。それから「吐いて~~」と言われて、吐いても吐いてもまだ吐けと言うのが続いて、もう出す空気がなくて咳きこんでもまだ終わらない。
もうへとへとです。
その前に、その空気を吸ったり吐いたりするときに、トイレットペーパーの芯くらいの太さの管を口にくわえないといけないのです。あんな太いもん咥えられません。
口と筒の間に隙間が空いてしまうと空気が漏れてしまうので、強くくわえないといけないらしいのです。
私は顔面神経麻痺をやったことがあってその後遺症で、片側の唇の力が弱く、風船も膨らませることができなくなってしまったのです。風船を膨らませるときには、手で唇を補強すれば大丈夫なんですが、肺活量の検査をするときは、片手で鼻をつまみ、片手で筒の器具を持たないといけないので、手が足りません。そんなこともあって、普通の人間以上に、この検査はやりづらいものでした。
それで、必死にやったのですが、なんか、吸う量よりも吐く量の方が多かったので、おかしいのだそうです。ちゃんと吸っていなかった、本当はもっと吸えるはずだとのことで、もう一度やり直しです。
また、ものすごく苦しくて、終わったあと頭は痛くなるは、吐き気はするはで、本当に具合が悪くなってしまいました。
こんな不健康な検査はありませんね。肺活量なんかどうでもいいです。
そういえば、私はもともとマラソンとか、かけっことか、大の苦手なのです。すぐに息が苦しくなってしまうのです。やはり肺の機能が悪いのかな? 病気とか異常とかではないのですが、苦手なものですね。あれは次回からは除外してもらおうかと思います。
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もう一つの検査は眼底検査でした。
これは、ただ撮影するだけなので、時間もかからないし、肉体や精神に負荷はかからず、検査自体は大変ではありません。網膜や視神経や血管の状態がわかるものです。
ただ昨年まで無かったのに何で今年に限ってやるのか?と思い、別料金がとられるのでは?とか、オプションなんか頼んでないし、別の人と間違えてるんじゃないか?なんて思ってしまいました。
これは個人的にかかりつけの眼科で1年に1度定期検査を受けているので、異常は既に分かっている範囲かなと思います。
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検査の人は、私が初めてこれらの検査を受けるということは全く考慮していなかったようです。そりゃあ確かに、誰が初めて65才用の検査を体験するのかなんてことは知ったことではないわけです。
特に肺活量の検査は、何をやらされるんですか~わけわかんないんですけど…という感じで「やったこと無いんですが」というと、コロナの時はやっていなかったけどコロナ禍が過ぎたのでやるようになったという説明がありました。
しかし、私、今の会社に20年勤めていて、ずっと同じ健診を受けてきたのに、こんな検査、見たことも聞いたこともないのです。コロナ前だってやってなかったよ~~
結局これらは65才以上の高齢者向けの検査であって、コロナ前も後も関係ないんですよね。
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それで、健康診断は毎年、バリウムなんか不健康の最たるものですから受けませんが、胃の内視鏡も却下し、乳がんのマンモグラフィーも痛いので拒否しました。
だから、検査は早く終わると思っていたのに、ぜんぜん終わらないんですよ。
そうして、なぜか次々に周りの人が終わっていくのに、自分だけどんどん順番が抜かされていき、今まで周囲に居た人が誰も居なくなり、次の時間帯の人たちがやってきて、その人たちもどんどん受けていくんですよね。
時間がかかったのは、やっぱり老人用の検査が入っているからかもしれません。
周囲を見ても最高齢かも・・・。
検査人数も多すぎるっていえば多すぎて、やはりコロナ後は密になろうがなんだろうが、いっぱい受け付けて検査料金で儲けてるんですかね。
私は腹部超音波と子宮超音波のオプションで自己負担1万円近くかかってしまいました。
自覚症状なしですが、子宮筋腫や胆石もあって、本当にあっちこっち老化異常現象です。