岩松旅館の向かい、国道48号線沿いに「湯神神社」があります。
湯神神社は岩松旅館のお湯の神様でもあり、代々岩松家で土地の守護神、商売繁盛の神様として祈願し奉っている神社で、白蛇を奉っているそうです。
緑に囲まれた境内は、とても神聖な気持ちになるものです。
湯神神社は、作並温泉の元湯で鷹泉閣岩松旅館の二代目である岩松喜蔵が、安政5年(1858年)に敷地内の“温泉神社”に「石灯篭」を奉納し、その後、六代目の岩松亥之助の妻“ふく”が先祖の故事の倣って祭礼を始めたのが、「湯神神社」の事始となるそうです。
「また岩松旅館に来れますように~」とお祈りしました。
旧暦6月8日には、岩松旅館では、湯神神社の祭礼を行なっており、1月14日には「どんと祭」も開催されるそうです。
絶え間なく溢れ続ける作並の温泉の湯の神様に感謝し、どんな時代にもこの豊かな自然を守り続けて行ってほしいと思います。
**撮影2012年7月9日**