**撮影2012年11月23日**
横川沿い113号線、小国町の「道の駅白い森おぐに」に立ち寄ってみました。
この茶屋では軽食コーナーやお土産コーナー・情報コーナーがありますが、隣接する「レストランあいあい」とは廊下で繋がっています。
この甘い香りに誘われて・・・
鮎を一本買いました!
天然木でジワリジワリ焼いた鮎です。
焼いている方から渡されたとき、焼いている方が心をこめて時間をかけて焼きましたというオーラを感じました。
この方が焼いた鮎を香って良かったと思いました。
このプックリと焼き上げられた鮎。
皮目をひとくち齧ると、薄い薄い氷をパリッと割ったような音とでも言いましょうか、パリッと皮が音をたてました。
そのあと来るキャラメリーゼしたような甘味。
そしてスモーキーな木の香り。
何故こんなに甘いのか、見てみると鮎の皮目がこんがりと飴色になっています!
次に少し身を齧ってみました。
ホクホクで川魚臭が全くないどころか、ほんわかと緑の新芽を思わせるような香りと旨味。
身が柔らかいのに、ギュッと濃い身が詰まっている感じです。
皮目の裏には良質の脂がしっかりついています。
骨は炭火の遠赤効果でぐんなりと柔らかです。
内臓の美味しさと言ったら、言葉に尽きません。
背筋にビリビリとくるような鮎の美味しさに鳥肌さえ立ちました。
鮎は食べ残すところは何もありませんでした。
今までも様々な場所で鮎を食してきましたが、この鮎は最高の美味さでした。
きっと山の神様が焼いたんだなぁ・・・と思う私でした。
**撮影2012年11月23日**