角神湖畔青少年旅行村内に湧いているこの温泉は、薬効が溶け込んだ赤褐色の湯が自慢の「鹿瀬温泉 赤湯」。
施設は日帰りの入浴施設ですが、敷地内にはコテージ(一部温泉つき)やキャンプ場も併設されています。
きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症などに効能がある「ナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉」(中性低張性高温泉)。
建物内には無料の休憩場があるほか、釜めしなどが味わえる食事処「花みずき」があります・
入浴料金300円を払い、廊下を進むと・・・
貴重品を収めるコインロッカーがありました。
料金50円を入れて鍵を掛けると・・・
「ガチャ」と音がし、ロッカーの下の穴から50円が戻ってくるではありませんか!
地元の方からしたら当たり前かもしれませんが、私にとってはサプライズです!
どんな仕組みになっているのか好奇心が疼きます。
さて温泉は2つに仕切られた内湯と冬季と夏季でガラス戸を開閉できる露天風呂があります。
赤茶色で見るからに濃厚なお湯は、鉄分をたっぷり含んでいます。
2つの仕切りのある内湯の片方には源泉100%が掛け流されていますが、あまりに高温のため入浴することはかなり難しいほどです。
試しにひざ下を片方浸けてみると、ほんとにとんでもない熱さです。
思わず脚を引き上げると、明らかにくっきりと真っ赤になり、暫し火傷直前の脚をバタバタさせるほど。
子供たちが入ったら危険と思い気が気でならないのですが、誰も何も言わなくても、子供は源泉を注がれている浴槽には近づきませんでした。
温泉の神様のための浴槽なのかもしれません。
兎に角、とてもいいお湯でした。
お湯にパワーがあるというか、悪いところを治し、溜まったストレスを発散してくれるようなエネルギーのある温泉でした。
近くにあるのなら、毎日入りたい温泉です。
風呂上りの自販機で「メローイエロー」を見つけ、懐かしさで写真を撮りました。
**撮影2012年11月25日**
■鹿瀬(かのせ)温泉 赤湯
住所 新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1