グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

「魂の音」を追い求めて

2007-12-30 10:00:19 | 音楽活動
片付けをしていて、新聞の切り抜きブックを開いたら、目に留まりました。
2003年11月29日付北海道新聞夕刊

フルートの演奏法を独学で探求し日本の近代フルート奏法の道を開いた。「テクニックじゃない。魂の入った音じゃなければ、それは無に等しい」。東京芸大で教え子から゛仏の吉田´と慕われた紳士だが、弟子達へ送った言葉は、自身の音へ対する強いこだわりの一端をうかがわせる。………

私は師と出会えなかった10代20代の頃、急いで帰宅して、NHKの「フルートとともに」という番組を食い入るように見た。その時の最初の先生がこの方だった。その後も、雑誌や季刊誌に載るこの方の誌上講座を切り抜いて作ったファイルは、音符の意味を追求することが主軸になっていて、今でも時々開き、私の宝物になっている。
亡くなられたことを知ったのは、母の病室でだった。なんと、その二ヶ月前に逝った父と同じ年齢でした。

私はこれまでの人生で、ちょっとフルートを吹けることがそんなに偉いことなのかなぁと思わせる人に何人も出会った。そうしたら、2年前に入った「日本フルート協会」の会報の冒頭の文章を目にして、とても感動したのです。

この会は、フルートを吹くという共通の喜びを持った人達の、心の交流の場でありたい。それ以外の何物でもありません。
美しい心を持つ人のみが、真実の美しい音を持ち帰る。これが私の信念です。私たちはフルートを、魂の向上のために吹きましょう。そしてまた、笛吹き達は心の友としてお互いに助け合うべきです。………
笛を通じて人生を少しでも幸福に、また、美しいものにいたしましょう。
吉田雅夫「協会設立に際して」
(協会会報第1号 1996年11月発行より)


あ~あ、こんなことしてるから片づかないんだよな~

片づけは苦手

2007-12-30 09:45:18 | その他
今朝は、うって変わって小春日和になりました。この時期に小春日和というのもそう無いことです。
昨日は一日片付けをしたのに、見渡してみると部屋の状態がそんなに変わっていないのはどういうことか。
そもそも、片付け物とそれを仕舞うスペースが合っていない。
もう、大晦日までには間に合わないので、お正月明けには仕分けして、使わない物は思い切って捨てよう。
と、思いながら、また一年が過ぎるような気がする。。。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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