グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

たわらぐみの実

2007-07-22 10:08:10 | 内食

今朝撮影
花は雨風にだいぶ落とされたので、結んだ実はたわわとはいきませんが、緑の木の中でポツンポツンとかわいらしくぶら下がり、風に揺れています。
一つ、食べてみました。甘酸っぱくて、渋い
毎年、殆ど、口にすることなく落としてしまっています。
ベリー系と同じ作用があることを知りました。
今年は積極的に食べるか

俵の形に似ていることからこの名が付いています。
http://blog.goo.ne.jp/pp2007_94/e/827aa24426451e91cc4b3a93bb2184f4グミの花

荘子 ヒア・ナウ 著・加島祥造

2007-07-21 14:26:59 | 
昨夜は「ストーブは意地でも焚かない、夏なんだから」と頑張りましたが、今朝はもう挫けています。(だって寒いんだモン)
 
この本は一気に読んでハイおしまいではなく、時折、ぱっと開いた一、二節を読んでしみじみ味わう読み方が良いのではと思います。それだけ、一つ一つに深いものを感じます。だから栞ひもが3本も付いている心使いが嬉しい。
加島祥造といえば、タオ
この本にもタオのことが沢山書かれていました。
「人間が名付けるすべてのものや、ものを知ったと思う人間たちのむこうに、名もない道(タオ)の領域が、はるか向こうに広がっている…老子第一章」
「こうと決めたって、ことは千変万化して、絶え間なく動いてゆく…老子第二章」
「もっともっと大きな~ライフ~というものにつながる~自分~こそ、大切なんだ…老子第十三章」
「自分の中にある素朴な素直な素質を大事にすることさ…老子第十九章」
「自分の内に目を向けて、今の自分に深く満足するには、本当の豊かさが必要なのだ…老子第三十三章」
「知識を学ぼうとする者は、毎日何かを知り、覚え込もうとする。タオを求める人は、毎日何かを忘れ去ろうとする…老子第四十八章」
「タオの天は、いつも、そこに達した人に、限りないものを与え続けるんだよ…老子第七十九章」
【大きな知恵】
大きな知恵というのは、ゆったりとすべてを包み込んでゆく。
小さな知恵というのは、片一方にかたよって、こせこせしている。
大きな知恵からくる言葉は、簡明で静かだが、
小さな知恵からの言葉というのは、かん高くてうるさいのさ。

 たとえば眠っているときには、われわれは大きな魂に触れている。
ところが、目を覚ますと、五官が開き、その五官を働かせて活動を始める。
頭も、気も、あれこれ散り始める。
迷ったり、くじけた気持ちになったり、いじけた気持ちになったりする。
いろいろ小さな心配ごとが生じたり、大きな恐怖にとりつかれたりする。
心というやつは、まるで矢のように、あちこちへ飛んでいくものだよ。
そして当たったものを勝手に判断する・・・自分の考えが正しい、とね。
何にぶつかっても、じぶんが正しいと思う。ところが、そんな君の意見なんて、長続きするものじゃないのさ。
秋が来たり、冬が来たりするように、いつしか変わっていくものなんだ。
 また、詰まった管みたいに、いろいろなものが行き止まりとなる。
しまいには、若さを失って、死に近づいていくわけだ。
喜びや怒り、悲しみや幸福、希望や恐怖、気の弱さや強さにとらわれ、
尻込みしたり、向こう見ずに進んでいったりする。 
夢中になったり、傲慢になったりする。
みんな葦の管に吹く風の音みたいに鳴り、また、地面に生えるキノコの群れみたいに、
たえず出てきて消えてゆく。
すべてもののが、動いては止み、動いては止みする。
だから、気にするんじゃないよ。
小さなことは、放っておけばいいのさ。
 もちろん、こういうものがなければ、自分というものは存在しない。
また自分というものが、いなかったら、相手もいないと同じことだ。
これは、なかなかすばらしい心理なんだが、なぜそうなっているのか、分からないんだ。
本当のところ、この自分と相手との間には、両方に働く何か大きなものがあるんだが、
その大きな力というものの働きが、どう動くのか、それは誰も分からないでいる。
私は、その大きな働きに運ばれていると信じるがね、
ただ、それは目に見えるものじゃないんだ。
感じてはいるけれど、形にして示せるものじゃないんだ。

所々に配された加島自身の墨彩画が想像の枠を広げてくれる。

モーツァルトのフルートカルテット

2007-07-18 21:23:05 | 音楽活動

先日の夕張メロンオーケストラ合宿中、モーツァルトのフルートカルテット(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)をオーボエカルテットにして遊んでみたらしい。何故、置き換えたのか。
今日はその譜面(写真)を取り出し、何年かぶりで吹いてみました。いきなりでは至る所で引っかかり、私が入らないで正解だったと悟った次第です。
でも、またいつか合わせてみたい、以前とは違った景色が見えるようで…

夕張メロンオーケストラ2007 その2

2007-07-17 13:06:05 | 外食
今朝もストーブつけました。

お茶の時間に頂いたのがこの食べ頃の夕張メロン。
一人半分をスプーンですくって食べる、この食べ方に昨年は感動しました。
だから、今年もこのメロンと温泉につい惹かれて・・・音楽は??

夕張メロンソフトクリームも美味しかったし、
夕張メロンパン(中にメロンクリームが入っている)も美味しかったし。

夕張メロンオーケストラ2007

2007-07-16 23:46:46 | 音楽活動
夕張到着が19時16分、夜の練習開始が19時30分、ということは電車の中で夕食を済ませねばと思い、乗り換え駅の南千歳での駅弁状況をネットで調べると、分岐点になっている駅のせいか、迷ってしまうくらいに種類が豊富でどれも美味しそう。到着まで1時間44分もかかる普通列車の中で景色を眺めつつ美味しい駅弁をゆっくり食べる一人旅を満喫…想像するとウフフ

南千歳駅で30分の余裕の待ち時間、切符を買い、時刻表を眺めてから、おもむろにキヨスクへ。駅弁は何処だ?見あたらない、嫌な予感。店員さんに尋ねると「今日はお客さんの数が凄く多くてとっくに売り切れたんですよ」まだ5時なのに?「え~、じゃ私、今日夕食抜きになってしまう」とそんなことには関係のない一期一会の店員さんに思わず言ってしまったら、「菓子パンならありますけど」昼食も市民会館でおにぎり1個だけだったし…菓子パンに手が出せないでジト~っと見ていたら、「向こうの自販機でおにぎりやおつまみが買えますよ」夜の練習を考えるとおにぎりの方がありがたい。こうして私は初めて乗るローカル線の空いている電車(一両編成でした)の中でセットになった小さなおにぎり2個とちいさな唐揚げ2個をほおばることに。まもなくして追分駅に着くと、接続のため約30分の停車! あ~、夜練も遅刻してしまうトホホ。でも予定時刻にちゃんと到着(停車30分はコミなのだ、なんか凄い)。駅を出ると目前にマウントレースイ、私のような超方向音痴でも迷いようがない。フロントでチェックインして真っ直ぐに練習会場へ。ジワジワと記憶が蘇ります。

一年ぶりの夕張のブラスの方々と東京のアマオケの方々、そして初めてお会いする沢山の方々との3日間の練習の開始です。
時間が限られているので、いつものK先生の細かいところに徹底的に拘る練習ではなく、各ポイントを押さえていく大ざっぱな練習で、しかも我がパートは6人、責任は分散され、私にとっては演奏を楽しむことを主に出来るグッドな合同練習となりました。

夜9時半合同練習終了後、チェロのOさんが「フルートアンサンブルしよう」とやってきました。彼はフルートも習っているのです。練習後にまた練習?、ではなくビールにしたいので去年はなんとか逃げ仰せたけれど、彼の一年越しの願いだし、今年は6人もいるので交流を兼ねて、やってみることにしました。彼はなんと、アルトフルート2本、バスフルート、グランドフルートそして沢山のアンサンブル用の楽譜を持ってきていました。(私は去年これをふったのだ)フルートアンサンブルは10数年ぶりだし、知らない曲が多かったものの、どれも美しくて楽しめました。でも身体(お腹、ぺこぺこ)も頭(昨夜はなかなか寝付けず4時間しか寝ていない)も限界がやってきたけれど、一番年配の方が一番お元気で、なかなかお開きにならない、結局終わりにした時は23時を回っていました。

お部屋に戻りこの合宿の目的の一つである宴会。我々の部屋は3つの部屋からなっていて5人部屋。昔、同じオケで活動した仲間で久しぶりの再会、話しが尽きないところへ更に4人が加わり大宴会。お開き3時半二日分として用意したお酒が一晩で無くなりました 就寝4時(外は白み初めていました)起床6時。朝風呂(温泉)。これが二晩。我が体力に底なし???

写真
最終日のコンサート終了直後撮影。これで解散でした。
Nさん…
 1年ぶりなのにそんな感じがしなくて、地元だから何かとお世話にりました。
Oさん…
 音大を卒業したばかりだけど、勉強はこれから。イイピッコロ持っていたな~。
Uさん…
 フルートの共通の知人達がいてびっくり。息子さんがウチのオケだったし。
Oさん…
 神奈川から参加。フルートに惚れているんだな~という感じがしました。
Yさん…
 気が付かないでやっていることを隣で注意してくださり、嬉しかった。
私…
 三日目、脱水症状。最後のコンサートでは集中力欠如、カウント出来なくなり
 落ちまくるダメな人。

フルートを介し、同じしんどさや同じ喜びを経験している仲間です。

ぷらっとふれあい音楽会

2007-07-14 08:52:54 | 音楽活動

室蘭市民会館
10時半リハーサル 14:40本番
歌、ヴァイオリン、フルート、ピアノで子供向けプログラム

フルートでは山の音楽家の小鳥、大きな古時計、夏歌メドレーのオブリガード。
オカリナで海。楽器紹介でハンガリー田園幻想曲のカデンツ…これが緊張しそう。
小さな子供達でかなり賑やかになるらしい(覚悟!)


終了後は、直ちに東室蘭駅に直行。16時13分発札幌行きS北斗13号に乗り、南千歳で普通列車に乗り換え、夕張に19時16分到着予定。
「夕張メロンオーケストラ2007」に遅れて夜の練習から参加。(14時から既に練習を開始している)
去年初の試みとして、我が団の客演指揮者K先生の奥様の掛け声(※注)で、夕張のブラスバンドとK先生が指導されている東京のアマオケと我がオケの有志が集まっての合同公開練習とコンサートを行ったのがきっかけで今年は全国に参加者を募集しての大規模な合宿となります。参加人数79。
ちなみにフルートパートは6人!!も参加。ピッコロを吹く人が他にいないので必然的に私がピッコロを吹くのでしょう。

コンサート:15日、16日(両日とも13:30開演)
曲目:ベートーヴェン交響曲5番
   ワーグナー マイスタージンガー前奏曲
   エルガー 行進曲 威風堂々第一番
   他
会場:ホテル マウントレースイ

(※注)マウントレースイにお勤めの方がK先生ご夫妻のスキーの先生で、奥様からはヴァイオリンを習っている関係がご縁


PMFウィーン弦楽四重奏演奏会

2007-07-13 23:57:42 | 鑑賞
(昨日も今日も朝晩ストーブをたきました)

7月13日(金)開演18:30
室蘭市文化センター 全席自由2500円
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団メンバー
ヴェルナー・ヒンク(vln)
フーベルト・クロイザマー(vln)
ハンス=ペーター・オクセンホーファー(vla)
フリッツ・ドレシャル(vlc)
ヴェルナー・レーゼル(vlc)

モーツアルト:弦楽四重奏曲第二十一番ニ長調「プロイセン王第一番」K.575
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ハ長調(ラウターバッハ編)
シューベルト:弦楽四重奏曲第十四番ニ短調「死と乙女」D.810
アンコール:シューベルト アリオーソ

入場者数目測250(少なすぎる!!)
今回は演奏前に解説に目を通そうと思いまして早めに入り、アンサンブルなので中央より前の席をとりました。さて、落ち着いたところで読もうとするものの、なにか気が散る。真後ろがうるさいのだおばちゃんが二人、大きな声でしゃべりまくって止まらない。旅行の話から習い事、熟年離婚、遺産相続と話しはどんどん流れていく。もう我慢の限界、後ろを振り返って顔を見たが何の効果もない。70歳前後か、お元気。ようやくベルが鳴っていよいよ演奏者登場…なのに紙袋がさがさ、多分のど飴を取り出しているのだろう(もう、勘弁してよ~)

モーツァルトのスマートで清んだ音楽は一曲目に聴くに相応しい。ヴァイオリン二台のPのハーモニーの美しいこと。
弦楽五重奏曲は普通ヴィオラが二台入るところをボッケリーニは自身がチェリストだったという理由もあって、チェロを二台にしている。モーツァルトとはうって変わって、ぐっと重厚感が漂う。もう、チェロが主人公、フリッツ・ドレシャルが凄かった!
~休憩~
音楽とか、絵とかってなんかいいよねェ、癒されるよねェ。クラシック意外は音楽じゃないという人がいるけど、間違いだよねェ。(おばちゃん達、なかなか良いことおっしゃいます)
◯◯さんは音楽の勉強をしに何度もウィーンに行ってるけど、才能と、お金がないと、出来ないことだねェ。(才能の前に努力ですよ、おばちゃん)

後半のシューベルトは終始ドラマチック、最後のプレストでは聴いている方が呆然となりそうなスピードで終わった。ブラボー!

何度かのカーテンコール、演奏者みなさんお疲れのようでアンコールのおねだりは気の毒な感じがしました。
札幌でもやったんだから室蘭でもやってもらわなきゃ…って、おばちゃん札幌でも聴いてきたの?すごい!
やはりアンコールもしっかり演奏して下さいました。拍手の中、おばちゃん達はアリガトー、アリガトーと叫んでいます。もう、かなわない。。。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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