プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

秋元肇

2017-09-05 21:27:18 | 日記
1963年

秋元の快速球は定評ずみだが、最近はカーブをおぼえ、球威が倍加した。まだ低めの速球にコントロールがじゅうぶんでなく、乱れると四球をたて続けに出す欠点がある。

1964年 中津東ー八代東

第一試合とは逆に投手戦が予想される。中津東秋元、八代東池田ともに速球が武器だが、スピードの点では秋元が一枚上、それに秋元はカーブの切れがよくなっているので投手力では中津東に分がある。しかしバッティングは八代東が上回っている。中津東は不振気味だから着実に点を取る攻め方がほしい。わずかな差でせり合うだろうから先取点が大きくものをいう一戦。

吉武中津東監督の話 秋元が調子をあげており、活躍してくれるだろう、カーブの切れがすばらしく、この調子なら心配はない。地元でもあるし、一戦一戦を大事に戦って期待にこたえたいと張り切っている。

エース秋元が持てる力をフルに発揮すれば県代表の座をかち取るのは間違えない。得意の快速球もますますさえてエースの貫禄じゅうぶんだ。
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矢野晃

2017-09-05 21:12:06 | 日記
1961年

矢野はシュート、スピードにすぐれている。とくに一年矢野の新戦力が見もの。

1962年

エース矢野がずば抜けてよい。速球でコントロールのいいアウトドロップ、シュートはちょっと打たれない。ことし二十一戦のうち三点以上を与えたのは二試合だけあとは二点以内に押さえシャットアウトが七試合という安定した投手。
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大庭清

2017-09-05 20:30:43 | 日記
1961年 佐世保北高

昨年にくらべ打線がグッと安定、表看板のチームワークも文句なしだと部長の森先生はいう。昨年十月からの戦績は八勝七敗、チーム打率は二割一分二厘と昨年を上回っている。しかし負けた試合でも点差はほとんど一、二点、不運な敗戦が多い。エースの大庭は八十三イニング投げ、三振百五個を記録した。右から投げおろすストレートと大きなカーブが武器。連投も十分可能で県下A級の呼び声が高い。リリーフ専門の左投げ本格派本山もいい。打線は立石、大庭、川崎の三、四、五番が確実だ。長打ぞろいの上位のシングル専門の下位打線がどう結びつくかがカギ。大庭の整調を急ぐ一方、打撃中心の練習で、追い込みをかけている。
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宮崎元忠

2017-09-05 19:41:11 | 日記

1960年 八戸高校時代

この大会には第五回大会を除き六度目の出場と、参加チーム中一番出番が多く、第二回大会では優勝も飾っている。今シーズンの戦績は十七戦してわずかに一敗。この一敗は去る四月行われた学生野球協会結成記念野球で、二回戦対日大三高に3ー2で惜敗したもの。名門というにふさわしい立派な成績といえる。チームは攻守とも良くまとまり、近年になり粒のそろった大型チームといってよい。エース宮崎は絶好調で、県予選では対義塾戦でノーヒット・ノーランを記録したのをはじめ、三試合で奪った三振は三十六個、一試合平均十二個というすばらしい成績で、与えた得点はわずかに3点だった。外角一ぱいにのびのある速球、ブレーキするどいカーブ、スライダーと多彩なピッチングは、県内高校生ではこなせる打者が見受けられない。東北大会でも現在の調子を持続すればA級投手として各打者を苦しめるだろう。

八高ー秋商戦

試合の前半は強風、後半は雨とまったくの悪条件のなかでの乱戦となった。三転して八高は秋商に屈したが、内容はまったくお粗末で、今シーズン最も悪い試合をした。宮崎は決して不調だったわけでなく、ドロップ、シュートをよくきめた。立ちあがり2点を許したものの、四回逆転し3点リードした時は、そのまま逃げきれると見えた。しかし五回にわかにコントロールが乱れ、この回だけで2安打3四球を出し同点とされてしまった。
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矢野晃

2017-09-05 19:16:22 | 日記


1963年 八女高校時代

今大会でも優勝候補にあげられ、ナインも三十三年の甲子園出場を再現する絶好のチャンスと意気込んでいる。二十四勝五敗三分けの戦績で、大黒柱矢野投手は速球、シュートが武器の本格派に加え、ことしはカーブも一段と鋭くなっている。味方打線が三点以上をたたきだせるかが勝負のカギとなるので、長打よりむしろ短打主義で得点に結びつけるようバント戦法にも力を入れている。
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