1990年
昨年右ヒジ故障がなければドラフト2位候補。堀内(元巨人ばり)の大きなカーブが魅力。
1996年
期待のホープと言われた榎も今年で6年目。一昨年は7勝を挙げ、西武キラーの異名もとった。昨年はアメリカ留学も経験し、本場の厳しさを肌で感じ精神的にもたくましくなって帰ってきた。切れのいいストレートとスライダー、縦に大きく割れるカーブを武器にローテーション入りし2ケタ勝利が期待される。今季はいち押し若手推奨株の1人である。
1993年
昨年は、巨人とのジュニア選手権という大舞台で先発。チームは負けたが、7回まで2安打無失点に抑えた好投が光った。相変わらずのスリム君だが、左腕からの大きく割れるカーブとシュートの投げ分けは、制球が安定すれば相手打者にも脅威だ。
1994年
サイドスローへモデルチェンジした昨年は成功した。左腕であることに加え、187㌢の長身の長いリーチからの横手投げで。これにシュートやスライダーの変化球も交えて投げるのだから、打者も面食らうのは当たり前。ニューモデルの発表会だった昨年のファームでは7勝を挙げる活躍。黒星は一つもなく、無四球試合が1試合あるように、上手投げのころの課題だったコントロールの悩みも解消。ことしは、一軍定着で体と動揺に「ジャンボ」な活躍をしたい。