重村義則

1988年

シゲ。61年の新人テストで速球とカーブの切れのよさを買われて合格。二軍戦も未登板だが、ピッチング度胸は満点。まずはウエスタン1勝。

花島寛己

1992年

地元本拠地ロッテを逆指名して入団。新人ではマリン元年唯一の千葉出身選手だけに、期待も大きい。長身を生かしたダイナミックなピッチングは将来性十分だ。フォークボールを覚えて、ヤクルト1位石井（千葉出身）には負けたくない。

北川晋

1992年

力のある速球とマウンド度胸が魅力。コントロロールも安定した右の本格派。野手から信頼される投手を目指す。

契約金3500万。昨春のセンバツに出場、初戦の市川高戦で7番、中堅手だったが、途中でリリーフ。７イニングス投げて被安打３本、自責点１の好投も実らず敗退。右の本格派で１４０キロの速球を出す。コントロールにやや難があるが、粗削りなところに魅力。

1年のセンバツに出場。1回戦で敗れたが、リリーフで7回を投げ、好投。常時142㌔をマークする快速球は、まだまだスピードを増す可能性十分。マウンド度胸の良さは自他ともに認めるところで調子に乗ったら怖いモノなし。の強気な性格はプロ向き。

1993年

昨年は高卒ルーキーながら、いきなり3勝（ウエスタン）をあげた。度胸の良さが売り物で、ど真ん中にストレートを投げ込む若さ溢れるピッチングは、見ている者を痛快な気分にさせてくれる。

坂巻明

1982年

リリーフ投手としての素質はみんなが太コ判を押している。シュートを軸にスライダー、カーブと多彩なピッチングで一歩リード。下半身を強化し、スタミナさえつけば…。知子夫人の声援に応えてね。

増田政行

1992年

契約金7000万。長身を利して投げ下ろす速球が武器で、145キロ以上出るのではないか。加えてカーブ、スライダーがある。力で押していくタイプだが、制球力がいまひとつか。周りが若い人ばかりのヤクルト投手陣だけに競争相手に事欠かない。

中村善之

1998年

契約金6000万。バランスのいいフォームから、140キロ台の速球と、多彩な変化球を持っている。腕の振りがいいので、ボールの出所が見にくそうだ。目標はヤクルトの伊藤智で、あのスライダーをマスターしたいもの。

中村公信

1992年

契約金1000万。昨年秋のテストの唯一の合格者。その時は左腕から、かなり速い球を投げ込んで関係者を喜ばせた。カーブのキレもよく、案外、使えるかも。テスト生がドラフトされ、しかも一軍入りとなると、野球好きに希望を与える。先駆者に期待したい。

八木政義

1988年

契約金3500万。銚子商では1年生春の県大会から早くもベンチ入り。2年生の秋からエース、昨年春の県大会で2試合連続14奪三振を記録している。夏の県予選では5回戦で優勝した習志野高に敗れた。速球とカーブ、スライダーが武器。

長見賢司

1991年

契約金6000万。中央では無名だが、兵庫県下では評判の快速投手。昨年夏は県予選4回戦で敗れ、甲子園とはついに無縁だった。140キロを超す速球にスライダー、フォークが武器。ルックスもよいので人気も出そう。二、三年先の一軍選手。

遠藤繁浩

1993年

ウエスタン・リーグでも昨年は登板するチャンスをもらえなかった。カーブのキレなどは見るべきものがあり、まずは二軍首脳陣にその実力をアピールするところから再スタート。手伝い（打撃投手）で一軍に来る機会が少なくなるように、二軍で実績を作る事が必要。今年は厳しいシーズンになりそう。