1991年
投手は右本格派で、直球、カーブ、フォークと球種も多彩な福田
1995年
主だった実績はほとんどないが、MAX147㌔の速球派投手で将来に期待。
「直球でぐいぐい押す。村田兆治さん(元ロッテ)のような投手になりたい」青森大の右の本格派、福田信一投手(四年・鳴門高出)が福岡ダイエーホークスから六位指名を受け、プロ入りに意欲を見せた。福田投手は記者会見後、チームメートから胴上げで祝福された。福田投手は徳島県板野郡吉野町生まれで、鳴門高校時代の甲子園出場経験はない。青森大は今年、六月の全日本大学選手権に三年連続出場、先の明治神宮大会にも初出場したが、春秋の北東北リーグ戦を含め、今季の福田投手の公式戦登板はなく、実績はゼロに等しい。しかし186㌢、86㌔の体から投げる速球は最速147㌔をマーク、鋭いフォークもあり、磨けば光る可能性にダイエーが注目した。二十二日午後一時四十五分、合宿所で指名の連絡を受けた福田投手は、同大工学部の記者会見で「最高にうれしいです。不安もありましたが、指名されるのを待っていました」と笑顔を見せ、六位という順位についても「実績がないのに評価していただき、ありがたい」と満足そうな表情で語った。同席した石橋智監督(34)も「コントロールにまだ不安があるが、試合で投げていない分、肩が使い減りしていない。プロで投げる力は十分あると思う」と話し、「本格派の中でも野性味のある投手になってほしい」と期待を寄せていた。今後は山田高修学旅行でアメリカ出張中の木村隆文野球部長(山田高校長)の帰国を待ち、具体的な入団交渉に入るという。
1996年
コントロールに難があるもののMAX150㌔のストレートは魅力。大化けすれば右の本格派として球界を代表する投手になれる素材。
1998年
2年続きで故障に泣いたが、秋季練習で復活の兆し。まずはファームのマウンドで実績を作ってから一軍入りを目指す。
投手は右本格派で、直球、カーブ、フォークと球種も多彩な福田
1995年
主だった実績はほとんどないが、MAX147㌔の速球派投手で将来に期待。
「直球でぐいぐい押す。村田兆治さん(元ロッテ)のような投手になりたい」青森大の右の本格派、福田信一投手(四年・鳴門高出)が福岡ダイエーホークスから六位指名を受け、プロ入りに意欲を見せた。福田投手は記者会見後、チームメートから胴上げで祝福された。福田投手は徳島県板野郡吉野町生まれで、鳴門高校時代の甲子園出場経験はない。青森大は今年、六月の全日本大学選手権に三年連続出場、先の明治神宮大会にも初出場したが、春秋の北東北リーグ戦を含め、今季の福田投手の公式戦登板はなく、実績はゼロに等しい。しかし186㌢、86㌔の体から投げる速球は最速147㌔をマーク、鋭いフォークもあり、磨けば光る可能性にダイエーが注目した。二十二日午後一時四十五分、合宿所で指名の連絡を受けた福田投手は、同大工学部の記者会見で「最高にうれしいです。不安もありましたが、指名されるのを待っていました」と笑顔を見せ、六位という順位についても「実績がないのに評価していただき、ありがたい」と満足そうな表情で語った。同席した石橋智監督(34)も「コントロールにまだ不安があるが、試合で投げていない分、肩が使い減りしていない。プロで投げる力は十分あると思う」と話し、「本格派の中でも野性味のある投手になってほしい」と期待を寄せていた。今後は山田高修学旅行でアメリカ出張中の木村隆文野球部長(山田高校長)の帰国を待ち、具体的な入団交渉に入るという。
1996年
コントロールに難があるもののMAX150㌔のストレートは魅力。大化けすれば右の本格派として球界を代表する投手になれる素材。
1998年
2年続きで故障に泣いたが、秋季練習で復活の兆し。まずはファームのマウンドで実績を作ってから一軍入りを目指す。