プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

西山進

2021-12-12 13:15:21 | 日記
1978年


西山は本格派で球威もある。


エース西山に好、不調の波が大きいのが不安材料。
力の差はどうしようもなかった。初出場の宝塚西は懸命に八代・西山投手に立ち向かったが、一本の安打も打てなかった。2四球と敵失、妨害出塁で計五人の走者を出したが、3併殺を喫し、三塁を踏めなかった。三木主将は「西山君の球は速いと思わなかったが、あがってしまって打てなかった」と残念そうだった。


1983年


下半身をじっくり鍛えて球に威力をつけることを第一の目標にしている。素質はあるだけに、プロの水に慣れれば、第一線のマウンドで投げるようになろう。


1984年


プロで1年間鍛えるとこうまで違ってくるものかと驚くほど基礎体力がついた。あとはピッチングのコツ、実戦で打者との駆け引きを覚え、一日も早く1軍で投げてもらいたい。

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石井伸幸

2021-12-12 13:08:01 | 日記
1992年


左上手の石井がエースを争う。




西武が7位に指名した藤枝明誠高、石井伸幸投手(18)=180㌢、84㌔、左投げ左打ち=の入団が三十日、決まった。長谷川一夫スカウトが藤枝市青木の料理屋で、両親らを交えて初交渉し、契約金三千万円、年棒四百万円(金額はいずれも推定)で合意に達して仮契約した。今季ドラフト選手の西武入団第一号。


交渉は同日午後五時十五分から行なわれ、「指名を受けた翌日に入団を決めた」(石井投手)ということから、二十分で完了した。仮契約を済ませた石井投手は「これで西部に入った、やった!という感じ」とホオを緩めながらも「工藤さんのような投手になりたい。それにはまず、体をつくらないと」と、表情を引き締めた。長谷川スカウトは「即戦力とは考えていない。じっくり練習に取り組んで、先発完投型に育ってほしい」と、将来性を強調。同席した藤枝明誠高の油井昭宏監督は「マイペースで焦らずトレーニングを続け、速球で勝負できる投手に」とエールを送った。石井投手は今春まで控えだったが、夏の県大会を前に急成長。恵まれた体を利して繰り出す直球を武器に、主戦としてマウンドに立った。

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源五郎丸洋

2021-12-12 12:57:39 | 日記
1981年

130㌔前後の速球をコントロール鮮やかに決め、スタミナも十分。投手としての実力を持ちながら高校時代ついに甲子園のマウンドは踏めなかった。五十六年の選抜大会は「補欠校」。同年春の九州大会では強打興南(沖縄)を5安打完封に抑えて優勝投手になりながら、続く夏の大分県予選では二回戦で姿を消し、晴れ舞台での登板はなかったが、本格派投手として評価されていた。


源五郎丸投手の話「身にあまる光栄です。これまで進学(早大)するつもりで野球に取り組んできたので、いますぐプロに入団するかどうか決めかねています」

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安藤正則

2021-12-12 12:41:41 | 日記
1993年


注目の右腕・安藤を中心に悲願の初勝利を狙う。安藤は超高校級のストレートに魅力。カーブ、フォークを織り交ぜる本格派。


今大会ナンバーワン投手の呼び声高い専大松戸の怪腕エース、安藤正則投手(専大松戸)が初登場。芝工大柏を相手に6回を投げ、3者連続を含む8三振を奪う好投を演じた。右上手投げ。181㌢の長身から繰り出す140㌔を超す伸びのあるストレートと、カーブ、スライダーを武器に芝工大柏打線を手玉に取った。試合後、「初回に連打を打たれた時プレッシャーはなかったが、初戦ということで力み過ぎてしまった」と反省する一方で、ピンチにも動じぬ心臓の強さをかいま見せた。早川正博監督も「5安打こそ打たれたが、初戦としてはまずまず。徐々に本来の調子を取り戻してくるに違いない」と語るように、監督の信頼は厚い。公式戦初先発は昨年の夏の大会4回戦。この時、2年生ながら名門・横芝敬愛の打線をほんろう見事勝利を飾った。その後メキメキと頭角を現し、今大会までの防御率は1点そこそこ。本人は「野球は高校までで終わり、卒業後は大学に行く」と欲はないが、既にプロ全球団のスカウトマンの注目を集めているのも事実だ。これまで夏ベスト4が最高だった専大松戸を初優勝へ導くことができる逸材、これからどんな投球を見せてくれるか楽しみだ。

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作山和英

2021-12-12 12:33:46 | 日記
1992年


ドラフト2位で入団したダイエーの作山和英投手(東北福祉大)が、去る23日の広島戦でリリーフ登板。初勝利をあげた。同投手は即戦力としてダイエー入りしたが、投球コースが甘いことからファームで勝負どころに起用されて勉強中。柴田二軍監督は「大事な場面で投げさせることによって、本人は細かいコントロールをつけるようになる。実戦で鍛えることが本人のためになるから」というわけだ。「まだ抑え投手としての気持ちの持ち方がわからないので・・・」と作山。このところシンカーとフォークボールが非常に鋭くなっているだけに、これからの作山に注目だ。

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谷内聖樹

2021-12-12 12:22:26 | 日記
1993年


佐藤の引退で、一軍左のワンポイント枠をめぐる争いが近鉄チーム内でぼっ発。最右翼は木下だが、密かに期待を集めているのが3年目の伊藤であり、この谷内である。91年、ドラフト外で入団。ウエスタンでの登板すらなく、体作りに明け暮れた一年目だったが、それが実を結び、見違えるように下半身がたくましくなった。2年目の昨季はファームで好成績を残したが、谷内自身、「最も得意な球はスライダー」というように、スライダーでカウントを稼げることが強みだ。「安定感はあるが、若いんだから、もっと荒々しさがほしい」という村田辰美投手コーチが、昨秋の日向キャンプではつきっきりで指導。ノーワインドアップからワインドアップに変えさせ、同コーチ自身が現役時代に得意としていた大きなカーブを教えた。「上背がないから球の出どころに角度がつきにくい。大きなカーブを身に付ければ、投球に角度と緩急が加わり幅が出来る」というのだ。近鉄歴代5位タイの85勝を挙げた左腕コーチの言葉だけに、谷内は信じてついていく覚悟。背番号も「95」から「65」に変更され、今春はサイパン・キャンプに大抜テキを受けた。期待の大きさを、ひしひしと実感している。まずは、左のワンポイント要員としてでも一軍への足掛かりをつかみ、いずれ「村田二世」となる日を目指す。

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吉田邦彦

2021-12-12 10:10:26 | 日記
1982年

エース・吉田は178㌢の上背を生かし、右上手から投げる本格派。気も強く、相手を力で押していくが、張り切りすぎて時々四球を連発する傾向がある。

吉田は右上手からの直球が武器。力でぐいぐい押すが、やや制球不足。

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野中徹博

2021-12-12 10:06:11 | 日記
1994年
背番号のないユニホームがマウンドで踊った。ストレートを主体にカーブ、シュート、フォーク・・・。持ち球を駆使した野中徹博の見事な投球が続いた。二月の中日・石川キャンプ(沖縄)台湾から一時帰国し、テスト参加した野中はシート打撃に登板、大豊泰昭、川又米利選手ら主力打者を1安打に抑えた。台湾で十五勝したとはいえ、中日のコーチ陣やマスコミも、野中が日本で通用すると思っていなかった。だが、初球からストライクを取りにいく強気の投球。絶妙のコントロールを見て、周囲の目が変わった。マウンドを降りた野中を、どっとマスコミが囲んだ。「どの球種でもストライクが取れる。1イニングでも抑えられる投手は貴重だよ。もうテストの必要はないだろう」高木監督から合格サインが出た。

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