松田和哉

1994年 

故障に泣き、ファーム2年間で登板はわずか2試合。3年目を迎えて、本人も現役をかけた勝負の年と自覚している。最速140キロのストレート、キレのいいカーブを武器に、結果を出してアピールできるか。

安原政俊

1999年

契約金5000万。昨年夏の東千葉大会ではベスト４入り。準決勝の成田高戦に延長12回、２対３で惜敗した。最速142キロを出し、千葉高校球界の右腕№１の評もある。スライダーの切れもいい。70年に学校が創立されて以来初のドラフト指名選手。

牧谷宇佐美

1999年

契約金7000万。昨年夏は旭川地区代表決定戦で、延長10回、旭川北に1対2で惜敗し、甲子園出場はならず。最速143キロの速球は威力十分で、カーブ、スライダー、フォークと球種も十分。打撃も長打力があり、俊足なので野手転向も・・・。

荻原満

1988年

ドラフト外、契約金3000万。58年夏の甲子園に出場。2試合完投で防御率2.00。東海大では通算28勝。直球とカーブが武器で、打者はタイミングがとりにくいか。昨春、左ヒジを手術したが完治。藤田元司氏の推薦で巨人入り。

高島覚

1988年 

ドラフト外、契約金3800万。一関商工2年のとき夏の岩手県予選で決勝まで進んだ。昨年は都市対抗野球に出場している。140キロの速球にフォークボール、カーブがいい。本格派だから直球で思いきり勝負したいとファイト満々だ。

田代尚幸

1991年

契約金500万。高校卒業時に日本ハムから誘われたが社会人入り。日本選手権にも3度出場している。一昨年退社し一人で自主トレに励み、昨秋日南キャンプでテストを受けて合格。制球力のよさが買われている。

嶋田章弘

1985年

ドラフト1位、契約金4500万。145㌔のスピードに鋭いカーブが武器。箕島高では58年、59年と夏の大会出場。甲子園では活躍できなかったが、昨春の県大会でも完全試合、夏の予選では8連続三振奪取を記録。

尾山敦

1994年

高校時代から投球術には定評があった。社会人時代にはエースとして日本選手権優勝の原動力となった即戦力右腕。カーブ、スライダーなどの変化球が魅力で、まずは中継ぎとして期待される。経験豊富でマウンド度胸は満点。藤本、新谷らを脅かす存在になりたい。

磯貝公伸

1988年

ドラフト3位、契約金3500万。小学校5年のときから野球をはじめ本郷中、宮崎南高とずっとエース。昨年夏の県予選では、県下有数の進学校を、その右腕でベスト４まで進出させた。ストレートは常時130㌔以上、SFFもマスターとか。

里見祐輔

1988年

ドラフト2位、契約金4000万。中学時代は左翼手。高校進学後、強肩を見こまれて投手に転向。しかしケガのため一時低迷、2年秋にようやく復調。沼津工戦で20三振を奪ったが、この三振がとれるのが強味。伸びのあるストレートが武器。


1989年

カーブを武器に一軍での登板を目指す。昨季イースタン2勝が自信。

益田明典

1988年

ドラフト5位、契約印4000万。高校時代は3年のとき県ベスト８が最高。大学ではエース。昨秋は6勝0敗。通算23勝7敗、防御率1.95。昨年は日米大学選手権のメンバーにも選ばれた。シュート、シンカー、スライダーが武器。

吉田道

1993年

昨春のセンバツで帝京・三沢と投げ合い準優勝。夏は県大会ベスト８止まりも、近鉄入団後もあの太田幸司以来のフィーバーが続いている。人気だけではなくMAX１４５キロのストレートといつでもカウントを稼げるカーブが自慢。鈴木新監督がビデオをみてひと目ボレした逸材だ。


1994年

昨年5月に右ヒジの軟骨除去手術を行ったため、米留学を断念した不運な一年だった。今季は中学時代から悩まされ続けたヒジの不安も解消。宝刀ナックルを生かして初の一軍昇格を目指す。アイドルから実力派へ脱皮の年。