1986年
チームの大黒柱は、投手で三番を打つ佐々木。右投げの本格派で、球威もある。ただ制球力に難があるので、ノーワインドアップで投げている。今春の仙塩リーグではヒジに疲れがたまり調子を崩したが徐々に回復してきている。
ヤクルトがドラフト5位指名した宮城県泉館高の佐々木重樹投手(18)=182㌢、79㌔、右投げ右打ち=の入団が二日内定した。藤原スカウトが同日、泉市高森二丁目の自宅を訪問、両親と学校関係者に条件を提示、仮契約を結んだ。契約金は二千四百万円、年棒は三百万円(いずれも推定)。十七日に正式契約、背番号もその時に決定する。佐々木投手は「大学かプロかで悩んだが、小さいころからあこがれていたプロに世話になることにした。ヒジを完全に治して、力で押せる投手になりたい」と抱負を語っていた。佐々木投手は重い速球を武器とする本格派。昨年秋の宮城県高校野球大会で創立三年目の泉館山高を優勝に導く原動力となった。今夏の大会は右ヒジを痛めて四回戦で敗退したが、恵まれた体と、腕の振りのシャープさが同球団の目に留まり、将来性が買われて指名を受けていた。
チームの大黒柱は、投手で三番を打つ佐々木。右投げの本格派で、球威もある。ただ制球力に難があるので、ノーワインドアップで投げている。今春の仙塩リーグではヒジに疲れがたまり調子を崩したが徐々に回復してきている。
ヤクルトがドラフト5位指名した宮城県泉館高の佐々木重樹投手(18)=182㌢、79㌔、右投げ右打ち=の入団が二日内定した。藤原スカウトが同日、泉市高森二丁目の自宅を訪問、両親と学校関係者に条件を提示、仮契約を結んだ。契約金は二千四百万円、年棒は三百万円(いずれも推定)。十七日に正式契約、背番号もその時に決定する。佐々木投手は「大学かプロかで悩んだが、小さいころからあこがれていたプロに世話になることにした。ヒジを完全に治して、力で押せる投手になりたい」と抱負を語っていた。佐々木投手は重い速球を武器とする本格派。昨年秋の宮城県高校野球大会で創立三年目の泉館山高を優勝に導く原動力となった。今夏の大会は右ヒジを痛めて四回戦で敗退したが、恵まれた体と、腕の振りのシャープさが同球団の目に留まり、将来性が買われて指名を受けていた。