プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

橋本大祐

2022-06-02 21:12:11 | 日記
1997年


富士大のエースとして活躍した橋本大祐投手(22)は、二十一日のプロ野球ドラフト会議での上位指名が濃厚となっている。これまで阪神をはじめセ・パ7球団から調査書が届くなどスカウト陣の評価が高いだけに、本人はプロに前向きな姿勢を示している。橋本投手は大阪府堺市出身で和歌山県・初芝橋本高出。186㌢の上背から最高145㌔の速球とキレのあるスライダーを投げ込む右の本格派。一年生の春から公式戦に登板、四年生の今年は北東北大学1部春季リーグの十年ぶり十二度目の優勝に貢献した。十六年ぶり五度目出場となった全日本大学選手権でも、初のベスト8入りの立役者となり一躍注目を浴びた。大学時代の通算成績は30試合で19勝7敗、防御率2.21。調査書はセ3球団、パ4球団から届いた。このうち評価が特に高い阪神をはじめ中日、オリックスなどが指名をにおわせている。橋本投手は阪神入りを強く望んでおり、阪神以外の場合は社会人に進む可能性もある。橋本投手は「プロ入りのチャンスはそうあるわけではないので、高い評価を頂いたことに感謝している」と意欲的。実現すれば富士大からは初のプロ選手となる。


阪神から3位指名された富士大のエース橋本大祐投手(22)は「希望していた球団からの上位指名は光栄の一言に尽きる」と笑みを浮かべ、早くも入団に向け前向きの姿勢を示した。富士大からのドラフト指名は、昭和四十年の創部以来初めて。午前十時すぎに会見場の花巻市・富士大会議室に姿を見せた橋本投手は、富士大の菅原芳徳監督らと談笑しながらも、緊張感を隠せず「待つのは長いですね」と苦笑いした。午後零時五十五分、阪神球団から「3位指名」の電話連絡が入ると、神妙な表情で「ありがとうございました」と、まず感謝の言葉を述べた。意中の球団・阪神から指名されたとあって橋本投手は「ほっとしました」と、希望がかなえられた喜びに浸った。「子供のころから応援していた球団。若手にチャンスをくれるやりがいのあるチームだと思う」と、阪神の印象を語り、「エースの薮さんが目標。ストレート勝負ができる、子供たちのあこがれの的となる選手を目指したい」と結んだ。橋本投手は、長身から繰り出す最高145㌔の速球と切れのいいスライダーを持ち味とする本格派右腕。一年生の春から公式戦に出場、公式戦の通算成績は30試合に登板して19勝7敗、防御率2.21、221奪三振。三年生の春のリーグ戦では無安打無得点試合を達成した。特に今シーズンは安定感を増し、北東北大学野球春季リーグでの十年ぶり十二度目の優勝に貢献。十六年ぶり五度目の出場となった全日本大学選手権でもベスト8進出の立役者となった。六月に盛岡市で行われた日米大学野球では最終回に登板、1点差を守り切り脚光を浴びた。菅原監督は「投手としてのセンスはもちろん、気持ちの強さも評価されたのだと思う。大学野球で積んだ経験を基に、厳しいプロの世界でも頑張ってほしい」とエースを送っている。阪神のスカウト陣は二十五日に富士大を訪れ、指名あいさつを行なう予定。本格的な入団交渉は、橋本投手が大阪府堺市の実家に帰省する今月末からとなる見込み。

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