プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

岡田忠弘

2022-06-18 13:17:59 | 日記
1960年
去る六日行われた対国鉄戦で東映に新しいヒーローが生まれた。栃木高から明大を経て三十三年に東映入りした岡田である。九回完投して3安打散発に押えて完封、この調子なら今シーズンは大いに活躍できるだろうと岩本監督はじめ関係者の目を細めさせている。明大時代の岡田は準硬式野球で国体で準優勝、東京六大学準硬式リーグ戦では優勝を二度明大にもたらしたが、プロ入り後はコントロールに難があり、入団の年は三試合12人の打者に登板、1安打2四球、二年目の昨年は四試合23人に投げて4四死球という成績に終わった。岡田は「キャンプで足腰を鍛えたのがよかったのでしょう。今まで悪かったコントロールがつき、きょうは思うようにボールをほうれました」と、ご機嫌だ。岩本監督も「きょうぐらいなら十分いける。フォームも今までよりスムーズになっている」と、ことのほか上機嫌。早くもペナントレースでの活躍を胸算用している。


1961年


「どうもオレみたいなのに後援会ができるとは…。頑張らんといかんな」白い後援会の名簿を手にもって、テレているのは岡田。郷里栃木県の市役所の人が中心となって設立されたもので、わざわざ上京して岡田を激励したりしており、現在では百名を上回っている。心から岡田の活躍を祈る人たちばかりで、駒沢に百名そろって応援にくることもある。岡田は後援会を契機にはりきっている。


1963年


典型的なオープン戦男だ。ことしも広島投手としてデビューとなった。三月十七日の阪急戦では6回を投げ無安打に封じたのを皮切りにオープン戦5試合で防御率3.24をマークしていたのに、公式戦ではまだ勝ち星に恵まれない。東映時代も、オープン戦では60年は34イニング投げ防御率1.32、61年2勝1敗、2.80、昨年も3勝0敗、1.88と毎年好投していながらもシーズンに入るとサッパリで、61年の3勝1敗が公式戦の総決算。その初勝利となった4月20日の西鉄戦終了後、「零封したかった。でも実力がないのだから…」とつぶやくように話していた気の弱さが本領発揮のさまたげとなっているようだ。

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アンダーソン・ゴメス・ドス・サントス

2022-06-18 13:14:13 | 日記
2002年
ダイエーは、ブラジル出身のアンダーソン・ゴメス・ドス・サントス投手が入団テストに合格したと発表。高校中退の17歳で、プロ経験はないが、最高150キロを超す直球を持ち、大リーグも注目する右腕。今季は育成に重点を置く。1メートル85、80キロ、右投げ右打ち。


アンダーソン・ゴメス投手、17歳。高校を中退し、今季初めにブラジルからきた。祖国での野球経験は2年余り。それでも自慢の速球は150キロ近い。「まだまだ速くなるよ」それが空元気とは誰も思っていない。シーズン終了後から、王監督は打撃練習を義務付けた。「まだ高校生の年代。投手と決めつけることはないよ」結果は期待以上。福岡ドームでの初練習では、借りたバットでスタンドライナーをたたき込んだ。「やったことがないから分からないが、言われたからには、いい打者になるつもり」ダイヤの原石は磨く前から光り始めた。将来は底知れない。

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金村義明

2022-06-18 13:08:32 | 日記
1981年


184センチ、80キロの大型右腕金村は球威こそもう一つだが、カーブがよい。
金村はカーブとシュートをうまく使い分けて二回は三者凡退に切り抜け、立直るかと思われた。


1メートル81の長身から力のこもった直球にカーブをミックス。一回中川に左打者の利を生かした内野安打、五回に失投気味の球を振角に三塁打された2安打だけだった。

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五十嵐章人

2022-06-18 13:04:52 | 日記
1986年


五十嵐は落差のあるカーブと低めのストレートがよく、9三振を奪う好投。
五十嵐は慎重に低めをつくのが身上だが、抑えがきかず、得意のカーブで空振り三振。


五十嵐は村木を内角へ大きく割れるカーブで空振り三振。


2000年


マウンドに上がったのは13点リードされた場面。打者4人に対して1安打、1犠飛は許したものの136キロの直球をまじえ1イニングを投げきった。本人は「危ないところにだけは行かないように投げた。あんな展開でしたから(本音)は複雑ですよ」

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今村文昭

2022-06-18 12:49:09 | 日記
2002年
オリックスの今村がプロ初セーブを挙げた。113球を投げた具台晟を七回からリリーフし、140㌔台の速球と切れの良いフォークで九回に酒井に二塁打された以外は走者を許さなかった。「今回は山口、大久保を休ませたかった。1人ずつ抑えた結果。うれしい」と今村。投手転向1年目の昨年マークした「1勝」に次ぐ「勲章」に、投げる喜びをかみしめた。

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