プロ野球 OB投手資料ブログ

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小野仁

2023-07-01 07:30:22 | 日記
1993年
昨秋、県の本大会から東北大会まで6試合を1人で投げ抜いたのが、新二年の左腕・小野。184㌢の長身から繰り出すストレートは球速140㌔近い。落差のあるカーブ、時にはフォークも交えるが、武器は速球。公式戦の奪三振は1試合(9イニング)平均にして11.6個と非凡だ。だが踏み出す右足が一塁側にずれるせいか、コントロールが甘い。また走者を背にした時のけん制にも工夫が必要だ。


2000年


秋田経法大付高時代には、抜群のキレを誇っていたカーブ。それが、社会人(日本石油)に入ってから、スライダーをマスターしたことで、投げ方がおかしくなった。「初めて投げたスライダーが、思いのほか、よく曲がって面白いように三振が取れたんです。それで頼ってしまったんですね」カーブの復活が、小野にとって生き残りをかけるキーワードとなった。昨年の秋季キャンプでは、徹底的にカーブを投げ込み、感覚を取り戻した。トンネルからの出口がようやく見えてきたところだ。


2001年


サイドスローに転向した巨人の左腕・小野仁が中継ぎで1イニングを、無安打、1奪三振の好投、救援陣の生き残り競争に割り込んできた。持ち前の速球に切れのいいカーブを織り交ぜ、新球のシンカーもテスト。課題の制球が安定していた。「カーブが決まるようになり、内角の真っすぐも生きてきた。ゲームでどんどん投げたい」と、開幕一軍に意欲的。

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