今日が、ADSLにするためのNTTの工事の日だった。
朝から、工事をする人がいつ来るかと待ち続けた。
午前中に来なかったので、
NTTに電話をすると午後の2番目だという。
それからもビーシュを飲んだり本を読んでいたが、
気持ちが落ち着かなかった。
昨日までも、モデムやルーターの配置や
LANケーブルの引き回しなどを考えていたが、
あらためてメジャーを出して測っていたら、
午後2時半頃、工事のおじさんがやってきた。
わが家の電話はドアフォンのため、
簡単にスプリッタを取り付けられない。
屋内配線工事をしてもらって7,500円だった。
それからが忙しかった。
ラオックスに行って、
ブロードバンドルーターと、
私が自作した息子のパソコンのLANボードと
LANケーブルを買いに行った。
ルーターは昨日までに目星はつけていた。
2、3日前までは別なものを考えていたが、
「ネットワークゲームが出来るための
静的IPアドレス機能がついてないとだめだよ」
と息子がいったから予定が狂った。
いったいその“静的IPアドレス”とはなんなんだ。
よく分からないが、調べたらルーターというものは、
よそのパソコンから入り込めないようになってるが、
インターネットで対戦ゲームをするために
必要なものということが分かった。
そんなもののことなど、私は考えもしなかった。
ラオックスで見てみたら、
最初に買おうと思っていたルーターより安いもので、
その機能があるものがあった。8,980円だった。
LANボードが1,300円、
LANケーブル、10m 880円、3m 360円だった。
Kの部屋まで10mで届くかどうか心配だったので、
1本しか買わなかった。
家に帰って、10mのケーブルを実際に置いてみたら
ちょうど間に合った。
ラオックスに、床用ケーブルモールがないので、
PCバイキングに行った。
しかし、そこには大きいサイズのものしかなく、
ジョーシンに車を走らせた。しかし、なかった。
10mのLANケーブルを1本買って帰ってきた。
家では息子たちが、
自作のパソコンにLANボードを入れ、
ドライバーをインストールしていた。
ケーブルモールがないので略式に配線し、
いよいよブロードバンドルーターの設定だ。
Kがマニュアルを読んでいたので、
やらせてみた。
あいつは最近パソコンのことを勉強しはじめていた。
途中分からないことがあったので、
友人に電話をして訊いた。
こうして息子たちとあたふたして、
無事ADSLがつながりました。
しかし、こんなにUとKと一緒に、
ひとつの作業をしたのは何年ぶりのことだろう。
あいつらが小学生のときは、
3人でいろいろやったっけ。
そんな様子を見ていた女房がうらやましそうに、
「ああ…、ママだけが蚊帳の外ですね」
なんて呟いた。
スピードの速いADSLで常時接続できることを
こんなに息子たちが喜ぶとは思わなかった。
せいぜいインターネットを活用して欲しい。
しかし、ゲームだけだったりしたら悲しいぞ。