新聞と私

2002年01月27日 | Weblog

今日、新聞配達所に、
2月から新聞をとらない、ということを
FAXで連絡した。

夕方、新聞配達所から電話があった。
「どうして新聞をやめるのですか?
 引越でもするのですか、それとも
 他社の新聞でもとるんですか」
「いや、私は朝日新聞20数年とってるんです。
 かえるわけありません。
 収入が少なくなって、
 月々の出費をおさえなくてはならないんです」
そんなこといってる自分が情けなかった。
「そうですか…。
 それじゃ、また新聞とるときにはお願いします」
「すみません」

私は新聞が大好きだ。
読み始めると隅から隅まで読まないと気がすまない。
そんな私が、新聞をやめようと思ったのは、
ADSLにして、インターネットで
新聞各社のサイトを見るようになったからだ。
この頃は、
新聞を読む前にそこを見るようになってしまった。
新聞各社のサイトを読めば、
その日のニュースが分かる。
いや、見る時間ごとに新しいニュースがある。

これまで新聞紙やチラシの処分が面倒くさかった。
2月からそれがなくなる。
でも、やっぱりさびしい。
朝、玄関のドアに刺さっているのを抜いてきて、
コタツに坐り、新聞を開くのが好きだった。
どっさりあるチラシを見るのも楽しかった。
サイトには「ひととき」や「声」がない。
これがかなりさびしい。

産経新聞が夕刊をやめた。
テレビなどのせいで、
夕刊の必要性がないと判断したからだとか。
私の場合、インターネットで新聞そのものが
必要でなくなった。
多くの世の中の人々がそうなったら、
新聞社はどうするのだろう。
サイトを有料にするのかな?

コメント
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