小泉首相の子育て論

2002年01月30日 | ラジオ

今日の会社の帰り、
いつものようにNHKのラジオをかけたら、
国会中継をやっていた。
NGO排除問題をめぐる国会の混乱によっての、
田中外相更迭に関しての質問をある議員がしたあと、
西川きよし議員が小泉首相に質問に立った。
「首相は、子どもをどのように育てればいいと
お考えですか?」
というようなことを質問した。

「がっちり抱きしめて、そっとおろして歩かせる」
と小泉首相は答え、その説明をした。
幼児の頃は、しっかり抱きしめて育て、
ある程度の歳になったら、
ゆっくりとおろし、ひとりで歩かせる。
子どもの頃は、いつも一緒にいて遊ぶ。
そのうち自然に親から離れていく。
あとは口を出さず遠くで見守っている。
悪い親は幼児の頃あまり付き合わず、
大きくなってから子どもと話そうとするが、
それでは遅い。そばによってくれなくなる。

この子育ての方法には私もうなずく。
私もそうしてきた。
私は、息子たちが小学5年まで一緒に寝ていた。
枕元に絵本を持ってこさせ、読んでやった。
絵本を読み終わっても起きてると、
電気を消して私が作った話をしたり、
世の中のことを話して聞かせた。
5年生の2月、
蒲団に入り真っ暗な中で性教育をした。
「パパとママがこういうことをして、
 UとKが生まれた」なんて。
まもなく私は息子たちと別な部屋で寝るようにした。

幼児のときから休みの日はほとんど一緒に遊んだ。
小学校の高学年になると息子たちは、
私といるより友だちと遊ぶようになった。
息子たちと付き合うことの少なくなった私は、
正直、どうしたらいいか途方に暮れた。
ちょうどその頃パソコンを買い、
私はそれまで息子へ向けていた気持ちを、
パソコンとパソコン通信に切り替えた。
(小説にも力を入れればよかった。反省)

小泉首相のいうことに、
“初めて”うなずいた私でした。

コメント
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