ある老夫婦の死

2002年01月10日 | 健康・病気

1/8の朝日新聞のある記事を読んで、
私はなんかやりきれない気持ちになった。
それは、
「79歳夫と82歳妻、自宅で死亡」
という記事です。
夫が一昨年から入退院を繰り返していて、
昨年12月中旬、妻が、
「正月は家で迎えさせてあげたい」
と夫を自宅に引き取ったらしい。
寝たきり状態の夫のおむつを代えようとした妻が、
何らかの発作を起こして倒れた。
そのあと夫は衰弱死したらしい。

自分の看病をしていた妻が目の前で亡くなり、
そのあと、
寝たきりの自分の世話をする者もいない状態で、
死ぬまでの間、
そのひとは何を考え想っていたのだろう。
NHK交響楽団でヴァイオリンを弾いていたことは、
想っただろうな。
奥さんとの暮らしなども振り返ったでしょう。
子どものことは書いてないので、
いるかどうか分からない。

私だったら何を想うだろう。

コメント
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