もうひとりの“おふくろ”

2002年01月01日 | 友人

朝、7時過ぎに目が覚めた。
今日1日は、市外電話がただの日だ。
昨年入ったヒュージョン・コミュニケーションズの
「元旦無料通話キャンペーン」なんです。
蒲団の中で誰に電話しようかな、といろいろ考えた。

山口県の23歳で亡くなった友人のお母さんに、
電話をかけた。
私の声を聴いて吃驚していた。
息子のKが高校1年のときに、
ふたりで山口に遊びに行ったことがある。
友人が亡くなってから、
毎年、年賀状だけは書いている。
たまーに電話もしていた。
お母さんは、現在73歳になったそうだ。
お葬式に行ったとき、
私と同じ歳の息子を亡くし、
悲しみにくれていたお母さんの姿が、
今でも目に焼き付いている。

今、錦帯橋のかけかえ工事をしているという。
先日、ラジオのニュースで知っていた。
27、8年前、友人と渡ったことがある。
Kとも渡った。
錦帯橋のかかる錦川の上流の、
山の中に友人の家はある。
鮎がたくさん釣れる水のきれいな川だった。
しかし、この前行ったとき、
そこにもブラックバスが増えてきて、
鮎が少なくなったといっていた。

明るい山口弁のお母さんの声。
うちの息子たちのことを心配してくれている。
私のもうひとりの“おふくろ”です。
また何年かしたら遊びに行きたい。

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