Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

英国のハロウイーンとガイフォークス

2022-11-06 07:28:13 | 独り言

私が英国へ来た50年前はハロウイーンなんてなかったと思う。だから私の二人の子供たちはハロウイーンに仮装したことも参加したこともなかった。

今年娘が7歳の孫のために仮装の衣装を手作りで縫ったと見せてくれた。

なんとこれピーターパンの影だという。すごいアイデアに驚いた。肩から下げた黒いバッグはもらったお菓子を入れるためだそう。

子供たちはこの夜仮装して近所や知り合いのお家を練り歩く。するとその家の呼び鈴を鳴らすとお菓子や飴類をもらえる。ハロウイーンのこの時期は夕方もう暗くなっているから子供たちだけで決して歩かせない。必ず大人が付き添って数人の子たちが一緒にでかける。

私の住んでいる3つのストリートで作っているコミュニティグループでも、子供を持つ親たちが連絡しあって、お菓子を準備して待っていると送信しあっていた。最近はハロウイーンの飾りつけをしていない家には、子供たちも来ないから、安心だけど、20年ほど前はドアベルを鳴らして何も準備してないときは慌てふためいたものだった。

このようにハロウイーンが英国でも楽しまれるようになったのはここ20年ほど、アメリカの行事だから、それに子供たちの遊びだから、日本や韓国の青年や若者のように仮装して一か所に集まることはまずない。

今日11月五日は昔からの行事でガイフォークスというのが大人も子供も楽しみにしているらしい。Remember, Remember ,5th November、と韻で歌われているこの日は1605年、カトリックのガイ・フォークスという男がプロテスタントのキング・ジェームスを倒すため、ロンドンの国会議事堂の地下に爆薬を仕掛けたが、事前に発覚して捕らわれ、火あぶりになった。

これ以来毎年11月五日は大きなかがり火や花火があがる。50年前私が英国へ来た初めのころは、道端に大きな藁人形のようなガイフォークスをかざって子供たちが Penny for Guys (ガイのためにお金をください)と言っていたものだが、最近は見かけなくなって久しい。

子供たちはこの日までに集めたお金で花火やお菓子を買い、広場で焚かれるかがり火に藁人形のガイフォークスを燃やし花火をあげる。だからこの夜は冬空にあたり一面煙が漂っていたものだが、最近環境汚染が叫ばれるようになって、かがり火は取りやめ。花火だけが揚がるようになった。

今夜5時から映画館でメトロポリタンのオペラがあり、終わったのが8時半、映画館の外はたくさんの人たちが右往左往していた。そしてストリートの向こうから大きな花火が揚がったり大きな音がこだましていた。大人も子供も花火が大好きと見える。

先週末から英国は冬時間になり、来年3月まで夜が早く来るようになった。日本との時差も9時間、いまだにこの冬時間、夏時間に慣れない。

 

 

 

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英国の切手とお札

2022-11-02 07:03:08 | 独り言

古い切手が今年いっぱいで使えなくなるというので、3週間ほど前郵送していたのが、今日配達された。

 

33枚も使わないで持っていた セカンドクラス。毎年郵便代が少しづつ値上がりしているから、ファーストクラスとセカンドクラスを一応まとめて買っておくと値あがっても以前に買った時の金額で使うことができる。

全部使用済みの切手だけれど、これらはほとんどがファーストクラスとセカンドクラスの切手で金額が書いていない。その時その時でねだんがちがう。クリスマスの時にはやっぱりファーストクラスとセカンドクラスのクリスマスらしい模様の切手が発売される。

雪だるまの上の切手が一番古くて1.5ペンス。私が英国に来た50年前、日本へ送る絵葉書が2.5ペンスだった。その時送った絵葉書の返事に、英国は女王様の顔が切手になってると驚いた返事が来た。

確かに日本では天皇陛下の写真は切手にもお札にも使われていない。もう70年も女王様は健在だったから、切手やお札は女王様の顔と決まっていて違和感がなかった。

これは1970年代にまだ使っていた1ポンド紙幣で、若くて戴冠された女王様の写真がのっている。

上3枚のお札は今現在使われているお札で、中年の女王様の写真がつかわれている。 

来年チャールス3世が戴冠したら新しいお札や切手が発行されるのだろう。私の嫌いなチャールス、毎日見たくないなー。

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年を取るっていいこともいっぱいあるねと友達が言った。

2022-10-27 22:34:07 | 独り言

先週80歳の友達と話をしたら、昨今の燃料光熱費の値上がりの話題になり、英国では毎年60歳以上(最近では65歳以上)の年寄りには9月以降一冬200ポンド(現在のレートで約3万2千円)支給される。一家にペンショナーが二人いても200ポンド、ところが80歳になると300ポンド(約4万8千円)支給される。

彼女は誕生日が12月だったから、昨年9月ではまだ200ポンドしかもらっていなかった。

それで今年は晴れて80歳の300ポンドが支給されることになった。ところが今年の急激な物価の高騰と光熱費の高騰で、新聞や国会でもとりあげられていた。 

それでペンショナー一律300ポンド支払われることになり、80歳以上600ポンド(約9万6千円)80歳以下500ポンド(約8万円)もらえることになった。

私にも昨日その500ポンドの通知が来て、嬉しいけれど、本当にこの国はやっていけるのだろうかと心配になる。ガス電気代も自動引き落としの家庭では、400ポンドの補助が出ているそうで、今月の引き落とし分がまた返金された。ますますこの国の財政が心配になる。

ロンドンに住むペンショナーは2025年まで交通費はタダ。もちろん時間制限があって朝9時以降のバスと地下鉄。9時半以降の電車と決められている。この交通費はロンドン各自治区が払っているもので、この費用は住民税から出ているという。

医療費は一切タダ。入院や手術などにも一切お金はかからないし、薬代もサッチャーさんになるまでは国民全部がタダだった。それ以降働いて税金を払っている人たちは一剤に7-8ポンドのお金を払うようになった。ペンショナーと子供16歳以下は無料。したがって日本のような医療保険や介護保険などがない。

コロナワクチンもインフルエンザワクチンももちろんタダ。ついこの間英国北部に住む日本人のブログを読んでいたら、以前に掛かったインフルエンザがあまりにつらかったので、今回はお金を払って注射を受けたという記事があって、やっぱりペンショナーだけは無料だというのが分かった。

本当に私たちは今英国のゆりかごから墓場までの社会福祉制度を満喫している・・・・・がこれがいつまで続くだろうかと意識下では心配。

 

話は変わって世界中で報道されたであろう英国の政権交代劇、たった44日で辞めたリズ・トラス首相もいったん首相になったからには、死ぬまで毎年11万5千ポンド(約1千8百40万円)が支払われるとの報道で非難ごうごう。彼女が辞めた時の風刺漫画が面白い、ナンバー10(首相官邸)の玄関に短期宿泊所の立札が。 彼女がエリザベス女王と握手をしている写真の風刺漫画が・・・トラス You don't look like you are going to last very long. ( 貴女あまり先が長くなさそうね。)女王様 Neither do yo. (貴女もね。)

とにかくボリスジョンソンがまた返り咲かなくてどんなにほ~としたことか。保守党では彼を担ぎ出した人も100人くらい居たというから、この国には国を救う政治家はもういないのかと心配していた。

 

いつも読んでる英国の無料新聞メトロの一面記事、もちろん42歳のインド系英国人のリシ・スナク首相。

ボリス・ジョンソンの下では財務大臣を務めた人で、大いに期待されている。英国にいるインド人は、昔英国が統治していたインドで、上流階級の人たちしか英語を話し、海外へ出かけることもできなかった。だから彼らは、1950-70年代アフリカへ移民した人たちが多かった。

スナク氏の両親は1960年代に東アフリカから英国へ移民し、リシ氏は英国生まれ。

過去200年で初めての若くてBritish Asian(アジア系英国)の首相。インド人は数学に強く、彼もその一人だと思う。何よりも彼の奥さんが、英国王室よりもお金持ちということで、英国一金持ちの国会議員で名高かった。

新聞の別ページには・・・・・・とにかく彼だと壁紙は自分で払えそうだ。これはボリスジョンソンが首相官邸の模様替えをした際とっても高い壁紙を使って、費用を税金から出したか?それとも政治献金か?と騒がれた一件を皮肉っている。

若くてハイソサエティのリシ・スナク首相 本当に 乞うご期待 !!!

 

 

 

 

 

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この2週間で2つのオペラ

2022-10-23 06:17:17 | 独り言

オペラやバレーは8月中は開催しない。2週間前の水曜日、この秋初めてのオペラを映画館で見てきた。

これがロイヤルオペラハウスのアィーダーだった。1990年代初めてオペラなるものをテレビで見て以来大ファンになったのがアイーダだった。

その時の出演者がいったい誰だったのかは全然覚えていないが、アイーダと恋人のラダメスが地下の石牢で愛を語りながら死んでいく場面で、ラダメスを恋い慕うエジプトのお姫様アムネリスが舞台の上のほうでメゾソプラノで歌っているのが、素晴らしく記憶に焼き付いて、アイーダを見るたびに、あの感激のシーンを期待してしまう。

ところが今回はあまりの差にがっかり・・・・・まず舞台が現代版、まるで北朝鮮を彷彿とさせる。ソロで歌う人たちは8人だけだが、その他のコーラスグループのたくさんの出演者がみな軍服姿。アイーダの父親がラダメスに助けられて逃げてきたのがまるでテロリストみたい。石牢の代わりにミサイル倉庫に閉じ込められて死んでいく二人。あんなにたくさんの巨大なミサイルの模型を作って、最後はどうするのだろうといらないことを考えていたり、あの二人あれじゃなかなか死なないだろうなと友達と話し合った。オペラ歌手で一番さえなかったのがラダメスでだった。

何よりもまずかったのが、この映画館での放映にサブタイトルが出なかった。2010年くらいから始まった映画館で見せてくれるオペラには必ずサブタイトルがついている。

ストーリーはよく知っているけどいったい何と歌っているのか分からないと、興味半減する。

それで2日後に文句を言いに行った。マネージャーにサブタイトルが出なかったから返金してほしい旨を言ったら、返金はできないが次のオペラかバレーの映画では無料にしてあげるというので、2週間後の今日10月22日のメトロポリタンのオペラのチケットをもらった。

メトロポリタンのオペラも2010年から何度も見ているが、いつもロイヤルオペラハウスより一段格が上と感じる。今まで見てがっかりしたことがない。

今日の出し物は過去にはあまり上演されなかったギリシャ悲劇をオペラにしたもので、作者はルイジ・チェルビーニ。そのタイトルもメディア(Medea)という。行く前にしっかりストーリーを読んで行った。

ストーリーは簡単に言えば、夫をよその女に奪われたメディアはリベンジのため相手を魔法で殺し、かわいいわが子2人も夫へのリベンジのため刺し殺すという恐ろしいオペラ。

出演者皆が素晴らしい歌唱力で誰も甲乙つけがたし。舞台設定も素晴らしく、さすがメトロポリタンだと感激して帰ってきた。そしてすぐロンドン北の映画館で同じ映画を見てきたはずの友達に電話して、良かったねーと言ったら、返事の声が沈んでいる。

なんと彼女の行った映画館では、サブタイトルが出なかった。

彼女もすごく期待していたから、サブタイトルの出ないこの映画はいったい何を言ってるのから分からないと、すぐに出て返金してもらったそうな。

アメリカと同時中継のオペラだから、また同じ出し物が出るのに何年後になるだろうか?

日本でも1か月後くらいに日本語のサブタイトルをつけて上演される。

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一人で生きる

2020-09-11 06:58:19 | 独り言

今日でポールが逝ってちょうど2か月経った。

一人で居る時、悲しいなーとつい出る独り言が癖になった。ポールとのたくさんの旅行の写真を集めて一つのファイルを作ったが、こんな楽しかった日々がもう二度とないことを思うとますます悲しい。

面白いテレビを見ても一緒に笑う人がいない。朝起きて夕べは良く寝たとか眠れなかったと聞いてくれる人がいない。

最近77歳で未亡人になった亡き母のことをよく思い出す。まだ私がフルタイムで働いて居た頃だったから、父が亡くなった後1週間だけ一緒に過ごして,帰ってきてしまった。あの時ただ一度だけ母は私に帰ってきてほしいと言った。でも私には家族が有り、仕事があり、遠く離れて生活しているから簡単に帰ってこれない。

私の兄と弟は母の近くに住んでいるから、何も心配せずに英国へ帰ってきてしまった。ポールが亡くなって私は76歳の未亡人、初めて母の悲しみや寂しさが良くわかる。私には近くに住んでいる娘や可愛い孫がどんなに慰めになっていることか。

昨日からやっとキャンパーの中をかたづける気力が出た。6か月も二人で生活しているキャンパーは生活用品が山ほど詰まっていて、運び移したガレージもリビングもキッチンもあらゆる細々としたものでいっぱいになってしまった。

今日は掃除機をかけ棚の隅から引き出しの中もオーブンの中もごみ一つ無いよう気配りしている。あとは今まで使っていた部分の汚れをきれいに洗い拭き取らなければならない。そうしてわが家のような気がするキャンパーを売りに出そうと思う。たった6メーターのキャンパーだけど、私には運転できない。お葬式以来トヨタの小型車だけは娘の家への往復を何度か運転して少しは自信がついたが、キャンパーのマニュアルのギヤを入れるだけでも無理だと分かっている。

二人乗りのオートマティックの小型キャンパーが買えたら、運転練習をしてキャンプに出掛けたい。でもこれは夢に終わるだろう。一人でどこへ行ってもつまらない。友達が一緒に行くと言ってくれるが、どんなに親しくても気心知れたポールには代えられない。

一家の主人が亡くなるといろいろな事務的なこともしなければいけないとやっと電話機をとった。まずは銀行に連絡を、そして初めて死亡診断書が手元にないことでどこの機関(ガス、電気、銀行、車のエージェンシー、保険会社など)も受け付けてくれないことが判った。

それで死亡診断書を6通送付してもらうことに連絡、一通につき11ポンドの料金がかかる。それに発効までに2週間もかかるというから、すべてが終わるまで何か月後か判らない。

この頃一時は収まってきたように見えたコロナウイルスの感染者が急増して、毎日2-3000人の人達が感染している。死者は毎日10人前後というから、この数か月で体力のない年寄りたちはほとんど亡くなったから、最近の感染者は若くて体力があるから死者が少ないに違いない。

先週から始まった学校も、昨日娘が務めている女学校の生徒に感染者が出たそうで、これからどれだけ感染者増加が出るか判らない。娘自身も感染しているかもしれないとのことで、しばらくは孫とも遊べなくなってしまった。

呪うべきはコロナウイルス、全く先が見えない。近い未来の予定も立てられない。

 

 

 

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6月になって変わったこと

2020-06-03 19:21:29 | 独り言

6月1日から小学生は登校可とのこと、それでも感染が心配な親は子供たちに登校をさせていないが、別に強制ではない。

仕事も通勤の車内があまり混んでいなければとのことで、わが家から一番近い駅の周辺には、また長い車の駐車がみられるようになった。

それに駅の近くの4軒の作りかけのフラットの工事再開。巨大な起重機が動き出し、大きな音が響いてくる。

それでも私たちの生活は一切変わりない。毎日駅までの往復で新聞をとってきて近所に配り、ひっそりと家に閉じこもっている。ショッピングは娘夫婦と隣の夫婦がやってくれていているが、毎回頼むものも必要なものに限られ、だんだん欲求不満が募ってきた。

戸外のマーケットは1日から開いたそうで、ルーシャムのマーケットへ行けばいろいろほしいものが買えるのに・・・・。娘が許してくれそうにない。

亭主の状態もあまりはかばかしくなく、食欲もずいぶん減って、毎日必ず野菜スープだけは取ってもらうようにしている。それでも痛み止めが効いてくると、ベッドに寝ておれなくて、普段着をしっかり着込んで、リビングルームで夜まで過ごしている。痩せて骨皮、気力だけで持っているみたいだが、、椅子に座って新聞など読んでいるのを見ると、こんな平和な日が永遠に続くような気がする。

 

 

今日待望の白のサボテンが咲いた。このサボテンは5年前に友達からもらったもので、挿し木でついたが、私の温室はリンゴの木の下で枝葉に覆われて日が当たらず、おまけにナメクジやカタツムリに襲われて、全部の葉がボロボロ。

よくぞつぼみがついてくれたものだと感激していた。

 

相変わらず雨が降らなくて水不足、昨日まで気温が上昇してテレビでは28度だったというが、太陽の当たる室内温度が34度まで上がった。ところが今日は雲が大空を覆って気温も10度は下がるとのこと。英国中央部には大雨が降るらしいがロンドン周辺は願ってもかなわないらしい。

雨乞いのお祈りでもしてみたいこの頃。

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英国のコロナウィルス事情

2020-03-07 23:35:16 | 独り言

1月末までの英国BBC ニュースではBrexit(欧州離脱)のことばかりだったのに、2月に入ってからは日本でのダイヤモンドプリンセスのコロナウイルスの話題がまず最初だった。

2月末からはイランとイタリア北部のコロナ蔓延と死者の増加でニュースも一日中そればっかり。

昨年8月亭主は肺がんステージ3で治療不可と言われ、12月1月をポルトガルでキャンプしていたのに、風邪が悪化したため急遽帰国、それ以来ほとんど家から出ず、テレビの御守をしている。私が一週間に2度ほど近くのオープンマーケットへ行ったり、スーパーへ行ったりで食料を買い込むほか、どこへも出かけなくなった。

亭主は左足が痛くて長距離を歩けなくなったが、家の中ではびっこを引き引き歩いて掃除に専念。私は帰って以来、我が家の掃除機を持ったことが無いくらい、きれいにしてくれている。

2月半ばに2日続けてオペラとダンスを見にロンドンへ出かけた。その日は悪天候で劇場の玄関入り口(フォイヤー)は超満員の人だった。

帰ってきた夜、私がコロナウイルスに感染し、すぐ亭主にうつって亭主が死んだ夢を見た。このウイルスは高齢者で、病気を持っている男性(女性より男性が抵抗力がないと言われている)が一番危ないと言われている。これぞまさしく我が亭主100パーセントの危険率。

それ以来ロンドンへ行くのはやめた。映画館でロイヤルオペラや、メトロポリタン・オペラの放映もあるが何処へも行かないことにした。

英国ではマスクをしている人は病原菌を持っている人と考えられていて、マスクをしていた日本人女性が、どうして病院に入っていないのかと襲われたことがあるという。テレビでも時々歩いている人の中にマスクをしているのはアジア系の若い女性が多い。

先週私の友達がラッシュアワーに地下鉄に乗ったら、満員電車の中でただ一つだけ座席が空いていた。その横の座席にはマスクをした人が座っていたという。乗客全員その人がコロナウイルスを持っているものだと思ったのだろう。

今週に入ってからはウイルス感染者も200名を超え、死者2名を出した。

テレビではスーパーマーケットからトイレットペーパーが無くなった、パスタも消毒薬も無くなったという。

日本ではもうずいぶん前からトイレットペーパーが無くなったと大騒ぎをしているのを見て、なんて馬鹿なニッポン人!!と笑っていたのに、ここにきて英国人、お前もか!!!と言う感じ。

今日土曜日は働いている人たちにとっては一番の買い出し日。近くの大きなスーパーへ故障したCDプレーヤーを取り換えに行ったら、なんと広い紙類の棚がすっからかん、有名なトイレットペーパー(テレビで宣伝しているもの)が一番最初に無くなっていた。

近くのドイツ系スーパーへ行ったら、まだトイレットペーパーもパスタもあったが、レジで並んでいるときに目の前の若い男性は、パスタもトイレットペーパーもキッチンタオルも山積みで買って行った。

今日中にこのスーパーでも紙類は無くなるのが目に見える。

日本ではデマを流した日本人男性のことが分かっているが、英国では一体コロナウイルスとトイレットペーパーはどんな関係にあるのだろう。まさか日本がトイレットペーパーが無くなったからと言って英国でもそんなにパニックになったのだろうかそれが判らない。

私たち1月末ポルトガルを出る前に、トイレットペーパーとティシュペーパーをたくさん買って来たから全然慌てていない。これはコロナと関係なく、もうイギリスで売っていないトイレットペーパーやティッシュが以前から好きだったから。

とにかくもうたくさん、早くこの騒ぎが収まることを願ってやまない。

最後にトイレットペーパーを24時間体制で製造している会社をNHKで見たが、これらの騒ぎが収まったところで、製造業者は誰も買わなくなったある期間、休暇に入るのだろうか?

 

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癌対策

2019-12-11 18:00:19 | 独り言

この夏亭主が肺がんのステージ3と診断されて以来、亭主は薬物療法を拒否したため、全く医者から見放された状態だった。

11月半ばに骨を強化する薬を腹部に注射するだけの局所療法しか手の施しようがない。本人は至って元気だから、キャンパーを運転してポルトガルまで来てしまった。

今から2か月ほど前、友人が見せてくれた日本の癌権威の本では野菜スープを毎日飲むことで,癌の予防や薬物療法の副作用を軽減するという。この本 前田浩氏著 最強の野菜スープ という。

毎日5種類以上の野菜を煮て、煮あがってきたところで、弱火にして30分煮込む、ただそれだけでそのままでも、ポタージュにしてもいい。 とのことでそれ以来実施している。

 

 

 

季節の野菜なら何でもという。玉ねぎ、にんじんは必ず入れて、そのほかにはあらゆる新鮮な野菜をブツ切りにして入れ、煮上がったところでポタージュに。野菜嫌いの亭主にはポタージュは取り分けることが出来ない。大鍋で4-5日分、亭主には一日2食、私は一食分だけ食べ、二日分以降は冷凍にしたりする。

ここポルトガルへ来るまでに体重が2Kg も増えたというから、きっとスープのお陰と喜んでいた。これで毎日欠かさず飲ませて、一日でもの長生きを願っている。

1昨年タヴィラのキャンプサイトで知り合っていた70歳台の男性は、肺がんで治療不可能と言われて、大きなキャンパーでポルトガルへきていた。奥さんと自転車を乗り回して元気だった。

昨年暮れ11月ごろに来た彼らは、キャンパーを売り払って、この隣の町にアパートを借り3か月間ポルトガルの冬を楽しんでいた。英国から自家用車を運転してきたので、その車に私も乗せてもらって、タヴィラの映画館でバレーを見に行ったことや、友達皆でレストランで食事をしたことも在った。

彼らと親しかった友達に聞くと今年7月に亡くなったという。あんなに元気だったのにと思うと、我が亭主だって、元気で寝込む時期が少なければと願う。

 

 

2年前からここポルトガルではどこにでもあるオリーヴの葉をお茶にして飲んでいる。毎朝メタルのティーポットで沸かし1杯づつ。亭主はこれがあまり好きではないが、体に良いと思うものは何でも試してほしい。インターネットで調べてみるとオリーヴの葉には血糖値やコレステロールを下げ、抗体をつくるという。今年もここにいる間にたくさんの葉を洗って乾燥し、持って帰らなければならない。

 

 

ポルトガルの野生のほうれん草。ビートリーフ、今はまだ芽が出たばかりの方が多いが2-3月になると巨大な葉になる。この葉をきれいに洗ってスープに入れる。私が一番好きなのはバター炒め。バターの小さな塊を鍋に入れて溶かし洗って切った葉をそのまましっかり入れて蓋をするだけ。時々かき混ぜて全部に熱が通ったら塩を少々振りかけてそれだけでおいしい。

日本でも最近はビートリーフとして売られているかもしれない。

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オペラ・オルフェ & ユーリディチ

2019-11-21 00:45:31 | 独り言

ひと月前、ロンドンコリーシアム(London Coliseum)でOrpheus in the underworld というオペラがあった。

もう10数年前このコリーシアムで見たオルフェのオペラがとっても素晴らしかった。

ストーリーはギリシャ神話から採ったもので、愛妻のユーリディチが蛇にかまれて死んだのを嘆いてオルフェが彼女をあの世へ迎えに行ったが、帰りに決して後ろを向いてはならないというのを、彼が振り向いた瞬間彼女はあの世へ引き戻されるというもので、なんと1607年イタリア人のモンテヴェルデ(Monteverdi)がオペラを書き、1645年フランス人のチャペンティア(Charpentier)が書き、1714年ドイツ人のグラック(Gluck)、1725年ドイツ人のテレマン(Telemann)、最後は1858年ドイツ人のオッフェンバッハ(Offenbach)がオペラを書いた。それぞれストーリーは少しづつ違っているが、私が過去2回見たオペラはグラックのオペラでしっとりとした情緒と優しい音楽ののいいオペラだった。

このコリーシアムで見たときは舞台に川のように曲がりくねった道の両側にずらっとろうそくが灯って幻想的な雰囲気、歌も音楽も出演者もとっても良かった。

もう一つ見たのがニューヨーク・メトロポリタンオペラで、これはオペラを映画館でオンラインで見せてくれる。

この時のオルフェになったのがメゾソプラノ(女性)の小太り背の低いアリス・クーツ(Alice Coote)でユーリディチになったのが当時有名途上のインド人と白人の混血美人でソプラノのダニエル・デ・ニース(Danielle De Niese)だった。

このソプラノはすごい迫力、オルフェが彼女をあの世から連れて帰ってくるのに、長い坂道を延々と昇ってくる。その間彼女は ”どうして振り向いてくれないの?どうして言葉もかけてくれないの?” としつこく歌う。聞いているこちらがイライラしてきて ”うるさい!!”と怒鳴りそうになった。それでたまりかねたオルフェが振り向いた。忘れられないシーンだった。

今回初めに見たのが一番最後に書かれたオッフェンバッハのオペラだった。

このストーリーがグラックのオペラとは全く違っていて、ユーリディチは死んで地獄へ落ち、地獄ではカンカン踊りや賑やかな音楽と踊りで全くコメディー。

写真は携帯で写したせいで、あまり良くないが、この舞台装置が地獄だと知れば、ちょっとは想像がつくかもしれない。

さて先週見たのがグラックのオペラ Orpheus and Eurydich で舞台はシンプル。最近の流れとしてお芝居やオペラにはミニマイズとして最低必要な道具だけで舞台装置などほとんどない。

そしてオルフェを演じたのがもう10年以上前に見たメゾソプラノのアリス・クーツだった。

彼女は上の写真では挨拶している男性の後ろにいるグレイのシャツの人。

ユーリディチは若くて細いセーラ・タイナン(Sarah Tynan)メトのオペラのような迫力が無くて、肝心の彼女を連れ戻すシーンで寝てしまった。

はっと目覚めてみればユーリディチはもう死んでいた場面だった。あーあ つまらない。

それにしてもあと知らない作曲家 Harison Birtwistle の The Mask of Orpheus とPhillip Glass の Orphee というのが上演される。一体どんなストーリーに変わることやら。

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2019-10-21 19:31:33 | 独り言

昔から傘が大好きで、きれいな傘を見ると無性に欲しくなる。そしてまた電車通勤していた時にどれほど多くの傘を電車内に忘れてなくしたことだろう。忘れてロンドンメインの忘れ物置き場へ取りに行っても絶対出てこないのが傘。一年に1回とかこれらの傘を競売するとのことだが、そんなインフォメーションは終わった後しか回ってこない。

 

 

 

夫婦二人の我が家には今現在この写真の傘のほかにキャンパーに4本、自家用車に2本常備してある。

娘夫婦が同居していた4か月間に、娘婿に貸した何本かの傘は一本も返ってこなかった。

 

 

この折り畳みの傘はリバティプリント、私の持っている中では一番高いものだけれど、特に欲しくて買ったものではない。

クリスマスプレゼントにリバティの100ポンド商品券を貰って使いきれずしぶしぶ買ったもの。

リバティプリントを知っている日本人女性ならすぐ ”リバティだね。”” と言ってくれるが英国人では知らない人が多い。

 

 

私の一番お気に入りのこの傘はドイツのドレスデン観光案内所で買ったもの。これをさして歩くと英国人中年以上の女性から声をかけられる。

今朝も雨の中バス停までこの傘をさして行ったら、バスを待って居た婦人が、すてきな傘ですねぇーと声をかけてきて一時雨のことや天気のことで話が弾んだ。

人種雑多のロンドンならではどんな人とも平気で会話ができるようになった。

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最近の私の作品

2018-09-09 17:21:17 | 独り言

今年の春に裏庭にきれいに咲いたケシもたくさんの種になって終わってしまった。

種を多くの友達が欲しがりあちこちに分け与えたが、10月にポルトガルへの出発前にはまた蒔いていかねばならぬ。

ケシの種はしっかりした茎の上に丸いサヤができその中に灰色の種がぎっしり詰まっている。種を取った後のサヤを乾燥させたもので、何か作れないかと考えていた。

色とりどりのアクリルペイントをぬって乾燥させるとかわいい花になる。たくさん作って飾っていたら、隣の女の子2人が遊びに来てその花をもって遊びたがり、全部上げてしまった。

 

 

それで考えたのがそれぞれのサヤに肌色のアクリルペイントを塗り女性の顔を書いて並べたもの。皆が楽譜を持っているように小さな紙を手前に貼った。

今春従姉が活躍している飯能の合唱団のDVDを送ってくれ、大変感激したのでタイトルも飯能合唱団。孫に触られないよう手の届かないところに飾ってある。

 

今春ロンドンに住む日本人の友達からもう着ないという着物2枚と帯をもらった。

この地に住んでいると着物を着る機会がほとんどなく、若い時に造った着物はどうしても着られない。おまけに娘は手足も英国人並みに大きくなってなおさら着れない。

きれいな帯を柄のところだけ2枚に切ってベッドの後ろの壁飾りにした。亭主は全然興味を示さずただ2枚の布が下がっているだけという。

昨年友達からもらった浴衣の生地があまり派手で使えず置いてあったのを思い出しこれらを真ん中に下げてやっと満足した。

 

 

帯の残り生地で作ったバックは一体何に使ったものかと思案していたら、今まで私の作ったものに一切興味のなかった娘が、学校の教材を入れて持っていくのに欲しいという。

 

 

上2枚のジャケットは裏無しだから、型紙起こしから完成まで一日で出来た。赤い方は一重の着物をもらったのをほどいてあったので、これも裏無しで一日で完成した作品。

日本でではこんな赤い服は年寄りには着られないのだろうか?

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RAFの100年祭

2018-07-15 22:13:23 | 独り言

1918年7月1日英国空軍(RAF)が設立されて今年が100年目。先週7月10日火曜日に100機の英国空軍の戦闘機やヘリコプターが,バッキンガム宮殿上空を飛ぶというので、亭主に娘と孫の4人でお昼近くに電車に乗って行った。

 

12時過ぎチャリングクロスからトラファルガー広場の近くを通ってバッキンガム宮殿へ向かった。あたり一面人であふれかえって、ごった返している。朝から人々が詰めかけていたらしい。暇な人たちもずいぶん多いのだと感じ入った。

こんなにたくさんの人々を見たことがないくらい。

 

 

The Mall と呼ばれるバッキンガム宮殿へ通じる直線道路は満杯の人だったが、The Mall の入り口にあたるアドミラルティ・アーチ(Admiralty Arch)の真ん中に場所取りできた。

 

 

アーチの横には今工事中のドームがあり、ちょうどお昼時、仕事を休憩して飛行機の飛来を待つ人たち。

 

 

アドミラルティ・アーチの横にもずらっと並んでいるラッキーな人たちが見える。

バッキンガムパレスでは女王様以下王室の全員がバルコニーに出て飛来を待って居たそうなれど私たちの立っているところからは絶対に見えない。

 

 

 

1時過ぎ、轟音が響いてきてアーチの上空にヘリコプターがきれいに並んで飛んできた。

それからは15分くらいの間に100機の飛行機が飛んで過ぎていった。まるであれよあれよと思うばかり、写真を写すのに忙しく、真っ直ぐバッキンガムパレスへ向かって飛んでいく。

 

 

 

飛行機が通り過ぎるたびに群衆は大歓声を上げ手をたたく。

 

 

 

 

 

こんなに整然と飛べるのもしっかり訓練した結果だろう。

 

 

最後近くジェット爆撃機の集団が飛んできて上空いっぱいに見えた。通り過ぎて全体を写して判ったことはジェット機が鮮やかに100の字を描いて飛んでいた。

心憎い演出だ。

 

 

フィナーレはレッドアローが英国国旗の色に合わせて3色の煙をなびかせて飛んで行った。

観客皆が拍手して短いショーは終わってしまった。

帰りももみくちゃにされて,多方で停滞されたりして、やっと駅にたどり着いたが、それでも行ってよかった、見てよかったと大喜びで帰宅した。

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ロイヤルアカデミーのサマーイクスビッション

2018-07-04 00:56:55 | 独り言

今年も恒例のロイヤルアカデミーの絵の展覧会サマーイクスビッションが開かれた。

開催日の一日前にテレビで絵の選考会などしているのを見せ、選ばれた一般人の数人の絵なども見せてくれた。このイクスビッションに選ばれるだけでも素人画家には素晴らしく名誉なことなのだろう。おまけにここではどの作品にも値段がついていて買うことができる。

 

テレビではこの中庭の日の丸を設置しているところを見せていたから特に驚かなかったがこんな巨大な日の丸の下に置かれた巨石群がすごい。

最近のアートというのは人目を奪う、人を驚かす・・・そんなものがアートと呼ばれているような気がする。この巨大日の丸を見ていったいどれほどの人が感激しただろうか? もう一度みたいと思っただろうか?

こう巨大だと写真ででもいいから自宅に飾りたいと思っただろうか?

 

 

 

第1室に天井からぶら下がった巨大なオブジェ、あらゆる毛糸の種類と色を使って編んであったり、カーペットや織物などを駆使して作られてあるが、へぇーとただ感心するのみ。作者は何を意図してこんなものを作ったのだろうか?

 

 

 

第2室目はあらゆる絵が壁狭しと並んでいるが、私にはこの中のいったいどれほどがアートなのだろうと不思議でならない。昨今は漫画系の作品が多いと感じる。

 

あらゆる奇抜な絵や写真の中で私の気に入った作品がバードストームという題のRAの会員Anthony Whishawの作品。値段も21500ポンドもする。色彩がとってもいい。

 

上の絵の近くBill Jackson RAメンバーの作品。アンブレラ クロッスイングという。この人も毎年同じような手法の絵を出品していて、この絵は52500ポンドの値段がついていた。これほど高いと簡単に買う人はいないが、画家本人も売りたくないから高い値段をつけているのかもしれない。

 

上の作品、ライトスイッチという。これがアート???とあきれて言葉も出ない。そしてこれは安くて250ポンド、上下にFuck, Fuck offのスティッカーが貼ってある。赤のドットの数だけ買う人がいる。一体世の中どうなっているのだろうか?

 

 

政治がらみの時の人を題にした上2枚の作品。本当にあきれてものが言えない。そして北朝鮮の絵は売れていたから、北朝鮮の大使館でも買ったのかもしれぬ。

 

秋の庭師の世界(Gardener's world -Autumn)と題するこの作品もRAメンバーのものでよくぞこれほど細かく描けるものだと感心した。私の好きな作品の一つ。

 

 

 

 

RA メンバーのミック・ルーニーの作品で彼の作品はほとんどこのような夢のような絵でこの日は4枚ほど出品されていたがどれも気に入った。RAのメンバーの作品はほとんどがオーソドックスな絵らしい絵で若い人たちとは感覚が違うらしい。

 

 

オーストラリアの原住民の絵によく似た原色を細かな点で表した作品。これを見たら数年前このRAでたくさんの原住民の絵を見たことがあったのを思い出した。

写真と間違ってしまうくらいに精巧なDome of the Facade というアクリルで描かれた巨大な作品、さすが値段も120、000ポンドもする。

 

 

上の2体、ノーコメント。

 

 

 

第4室の入り口両脇の犬の模型がすごい。片側は全体が大小の釘で模様が作られていて、もう一方のプードルの模型は全体があらゆる宝石?や首飾りのチェーンなどで覆われている。こんな材料を集めるだけでも大したもの。会場の皆さん写真を撮っていた。

 

 

バックグラウンドのカーペットと同じ材用で作られた巨大なクマ、口の中までカーペットの生地で作られていて唖然とした。

 

 

昨年も出品されていたユニコーンの浮き上がった額に入った作品。今年は昨年よりも大きい。

 

 

 

ガラスのケースに入った何となく薄気味悪いもの、よく見れば全体にびっしりと雉の羽が貼ってある。それだけでもすごいのに一体中はどうなってるのだろうと興味深々。この作品はスカルプチャーの賞をもらっていた。42000ポンドの値段がついていたけど誰も買っていなかった。

 

 

3階の部屋の真ん中に面白い像。素晴らしく精巧に造られたカラフルな洋服に感心してしまった。

毎年見に来ているがもう一度みたいと思う絵や彫刻が少ない。私の感覚がオールドファッションになったせいか、あまりにくだらない作品が多すぎる。1300を上回る展示品を見て回るとほとほと疲れて帰ってきた。

 

 

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我が家のけしの花

2018-06-11 18:42:23 | 独り言

 

もう今から20数年前、隣の奥さん(10年ほど前に亡くなった)が植えていた八重の花びらのけしの種が我が家の庭に飛んできたらしい。

一年目1本の八重のけしの花が咲き、大喜びして種を取った。

それが今ではどうしたものか、八重の花は一番後に咲き、一重の花も色の薄いピンクから赤に近いピンクまで色とりどり。20年間の交配でけしの花も進化するものらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八重の花の種ばかり植えても一重の花が咲いたりするから毎年花が咲くまでわからない。それでもまた来年いろいろな花が咲いてほしいものだ。種を植えるのも今まで秋に植えるのが良いと思っていたけど、昨年9月末に畑全体にまいた種は出なくて、たぶん7月の種が熟して落ちた種から芽が出たらしい。いろいろな人から種を所望されている。

 

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ベッケンナムのごみ捨て

2018-06-11 16:15:57 | 独り言

 

6月3日先週の日曜日夜、私の家から歩いて5分以内の通りに大型ごみが投棄された。

 

ウォーズリーロードは片側は住宅と小学校の運動場が並び反対側はケントのクリケットグラウンド。

 

ここに盗難車らしいトラック一台、これにはまだナンバープレートが付いているから警察が調べればすぐわかりそうなものなのに、もう1週間以上たっても何事も起こっていない。

 

そのトラックから100メーターくらいに置き捨てられた巨大トレーラーと山積みの梱包されたごみ。このトレーラーのため道路は狭くなり車のすれ違いが危うい。おまけにこのごみの山がいつ崩れ落ちるかも定かでない。

 

このごみのトレーラーの後ろにピッタリ駐車してあるバイクはLマーク(免許前)のナンバープレートもついている盗難車らしい。

もう一つの道路はコーパース・コープという我が家から歩いて一分の通り。

 

 

 

 

この通りは両側がスポーツグラウンドになっているから夜は人通りがほとんどない。そこで日曜日の夜に3台ものごみ満載のトレーラーが捨て置かれたらしい。

どのトレーラーにもナンバープレートは取り去られているから誰の持ち物なのかもわからない。先週のローカルニュースに大きく写真入りで載った。それによればこのごみ処理に当たっては2万ポンドも費用が掛かるとのこと、これが私たちの地方税から払われることになるのだ。

人心地に落ちたとは全くこれに違いない。早くこの悪人を捕まえてほしいものだ。

 

 

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