Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ウエントワース・ウッドハウス マンション【The Mansion of Wentworth wood house)

2022-02-18 21:51:50 | 日記21

コニスボロー城を見終わったころにはちょうどお昼、車でロザーハム(Rotherham )の村へ行き、村のティハウス(パブ)で昼食に。

このパブはとっても大きく前玄関周りにこんなテーブル椅子の食事処が2か所、ここは裏庭に面している。

私達が食事を終わるころには相当のお客が入っていた。

ビーフバーガーとチップス

ミートパイとチップス

ヴィーガンの娘が注文したヴェジタブル・パイ

このパブの広大な庭にはおよそ100人は座れそうなテーブル・ベンチが設置されていて、夏にはものすごい観光客が訪れるのだろう。

このパブを出てしばらく行ったところに

この立派なマンション、建物の前面が200メータ 18世紀に建てられたロッキングハム侯爵のお屋敷で1948年に第8代フィッツウイリアム伯爵が飛行機事故で亡くなるまで、個人の邸宅だった。

(こんなお屋敷をマンションと呼ぶので日本人がマンションに住んでいるというのは恥ずかしい)

 

1734年に建てられた屋敷内のチャペル。

Pillared Hall 

 

2階へ上がる階段のデコレーションなどすべてが、ジョージアンスタイルとよばれる。

 

 

 

18.19世紀には王や王妃が泊ったこともあるという。

 

このお屋敷のハイライトは何といってもこのマーブルサロンと呼ばれる20メータ四方のホールで天井の高さも13メーター、英国1の華麗さと言われ、2019年の ダウントンアビー(Downton Abbie )の映画ではこのホールでダンスパーティーの模様が撮影された。

 

伯爵の死後このマンションは人手に渡り、乗馬学校だったり、第2次大戦時には兵舎に使われたりしていたが、2017年Preservation Trust (保存維持財団)に買われて、屋内や庭園の保存、開発を進めている。

雨模様の一日それでも広大な庭に繰り出し、スノードロップのカーペットや早咲きのシャクナゲを楽しんだ。

 

 

 

 

ウィッチヘーゼルの花

 

赤のウィッチヘーゼル

 

 

 

庭の一角にこのような芸術作品?が10個ほど円を描いて並べられてあった。

雨降りの中の庭園散策でブーツは泥だらけ、それでも誰にも出会わなかったから、コロナの心配もあまりなかった。もちろん屋内ではマスクをしていたが。

 

 

 

 

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コニスボロー城(Conisbrough Castel)

2022-02-18 05:03:44 | 日記21

13日日曜日は朝から激しい雨。雨具を持ってなかった私にパトリックはほねが1本だけ折れた大きな傘を貸してくれた。

 

雨風の激しい中をコニスボロー城へ、このお城外観は崩れ落ちた城に見えたが、城壁内のタワーだけは新しくみえた。

このタワーは1170年代に建造され、タワーを囲む城壁内には城内で働く人たちのアパートや大きなキッチンが建てられていた。

城内のあちこちにこのような説明案内が見られる。

10-15世紀はこの城壁内で、たくさんの人たちが生活し、戦の計画を練ったり、御馳走を食べたり結婚式をあげたりしていた。

タワー内の壁に投影されたスチュアートがこのベースメントの歴史を語る。

タワーの一角に作られたトイレ、人間が生きていくうえで絶対必要な設備だが、この城へ来るまで、一度も 城内の昔からあったトイレを見たことが無かった。

どんなに古い建築物でも必ずあったのが、城内のチャペルでここは小さいながらしっかり保存されていた。

 

 

この説明版は当時の城内の建築物の模型を示したもの。

タワーの最上階から見た城壁と町の様子。城壁内は草原の様になっているが、過去にはアパートやキッチンが作られ賑わっていたという。

1819年に発売されたウオルタースコッツのアイバンホーはこのお城が舞台だったという。

10-12世紀のレィディと呼ばれた人たちの服装。

この城は18-19世紀には廃墟になり、現在は English Heritage に管理されている。

 

このお城の近くに南ヨークシャーでは一番古い セイント・ピーターズ教会がある。8世紀からこの地に建てられた英国国教。

英国国教(Church of England)の内部はステンドグラスのほかは特に派手な色彩もなく、デコレーションはシンプル。

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ホリディー ドンカスター(Doncaster)

2022-02-18 00:48:51 | 日記21

2月14日からの1週間は学校のハーフターム(休暇)で娘夫婦は南ヨークシャーのドンカスターに4泊5日のホリデーに行くことにした。

 

このところロンドンは天気が良く、日中は14-15度にもなる日が続いていて前庭の野生のクロッカスがきれいに咲きだした。このクロッカスは種で増えるのが初めて分かった。と言うのは庭の石畳の間から数本花が咲きだしていて、球根など植えても居ないし、掘り起こせない。裏庭のラッパ水仙も咲きだした。

これで雨になるとは夢にも思わず、レインコートも傘もすっかり忘れて、パトリック運転の電気自動車で出発した。片道4時間半、お昼ごろに出発したから借りたお家に着いたのが夕方だった。

 

 

古い石積の塀に囲まれた真新しいお家には、パトリックの会社のブランチで働いて居る女性とそのご主人の住む母屋があり、

私達が借りたお家もまだ新しい。

 

玄関へ入ったとたんにドキモを抜かれる巨大なスヌーカーテーブル。よくパブなどで見るスヌーカーテーブルは小さくて、こんなフルサイズのテーブルは初めて見た。

 

 

どこもかしこもウルトラモダンでいたく感激、友達にスカイプで家の内部を見せてあげて、ほんとに上には上があるものだねーと驚きあった。

 

 

2階の2つのベッドルームにはテレビが壁に設置され、トイレ、洗面所、シャワー、バスが一室づつついている。これまたすごいモダンで暖房が効いて暑くて、寝る前にはラジエーターを止めて、窓を開けて風を入れなきゃ暑くて眠れない。

階下のリビングとキッチンにはラジエーターが見当たらないが、ここも暑くてセーターなど着ておれなかった。床暖房らしい。

私達代わりばんこに玉突きをしてみたけれど、へたな者同士ゲームは一向に進まなくて、飽き飽きした。

 

 

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ジョルーサレム・アーティチョーク (菊芋)

2022-02-05 20:32:52 | 日記21

昨年の髭爺さんのブログに菊芋が載せられていた。

https://blog.goo.ne.jp/21434higejiisann3/e/bf87a1714f86fe7e075dc1bc7e187975

以前から娘は珍しい食品好きで、ジョルーサレム・アーティチョーク なるものを食べさせてくれた。

その時はいったいどんな植物など知らなかったし、インターネットで調べて初めて、よく日本で昔からあった背の高い黄色の花と知って植えてみたいとおもっていた。

昨年9月インターネットで15個の種イモを12ポンドで売っているサイトを見つけてオーダーした。ところがそれが到着するのが11月10日前後、香港からだとのこと。

11月末になっても来ない。とうとうしびれを切らしてアマゾン経由だから、アマゾンに返金の申請をした。インターネットで何度かのやりとり後、返金された同日、その種イモが届いた。5センチ四方ぐらいの小さな封筒に5ミリぐらいの種イモ?15個入っていた。

開封時の感想・・・えーこれが種イモ? アマゾンで見た写真との落差があまりに大きかった。

その話をロンドン北に住む日本人の友達に話したところ、あんなもの私たちが野菜を植えているアロットメントにたくさん生えているよ。 と言ってくれ, つい最近その苗を貰ってくれたと連絡があった。

1昨日娘の家での夕食時にまたジョルーサレム・アーティチョークの生のスライスがサラダに出た。あれは生でもオーブンで焼いても煮ても食べられるそう。生では食感が缶詰めのウォーターチェスナッツ(ヒシの実)に似ていてシャキシャキする。

娘に友達からこの苗を貰って植える話をしたら、植えてもそのイモを持ってきてくれるな、いつもインターネットで配達してくれる野菜の箱に、一年に一度これが入ってくるからそれで十分。これをたくさん食べるとおならが出て大変!!!。そんなへー害があるとは知らなかった。

昨年冬のテレビでは英国王立植物園キューガーデンの一年間を写してくれた。その中にクリスマス時期にはこのジョルーサレム・アーティチョークを掘り起こして、クリスマスディナーをクックして職員全部が楽しむとあり、なるほどこれからは英国でも普通に食べられるようになるのだと思った。

髭爺さんのブログにはこの菊芋が長野では大量に栽培されているとのことで、日本でも健康食として普通に食べられるらしい。

以前 NHK Worldのテレビで、北海道の夕張炭鉱あとを報道していた。閉められた炭鉱口から周辺一面に繁殖した黄色の花をみて、あれだけ茂っていたら、掘り起こして売りにだせば、地域活性化になるものをと思った。誰かそんなことを伝えてあげられる人はいないだろうか?

 

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英語の単数と複数形について

2022-01-29 21:26:19 | 日記21

最近の日本のコロナ感染者増大は目を見張るものがある。と言っても昨日の感染者7万1千人、英国の8万9千人に迫ろうとしている。英国は今までのコロナ規制を撤廃して、マスクも自由、何人集まってパーティや葬式をしようとも自由だという。だからと言って、いまだに一日9万人近くの人たちが感染し、死者も一日300人前後出ているのに、全く規制撤廃って政府はいったい何と思っているのだろう。

それにしてもフランスの感染者数が殊の外すごい。とうとう感染者数ではヨーロッパ1位になってしまった。先週など一日50万人の人達が感染、その時は死者も500人近く。今までイギリスからの訪問、旅行者を入国禁止にしていたのを、解除した。・・・・当たり前だよ。イギリスがフランス人入国を禁止すべきだった。

イタリアも昨年私がミラノで経験したマスクとワクチン証明書では、感染が急増するはずはないのに、スペイン、ドイツと競争体系に入り、毎日10万数千人から20万人近くの感染者、死者も2-300人に上っている。

いったい何時になったら沈静化するものやら、先が見えない。

 

私が毎日近くの駅へ行って持って帰り、近所の年寄りにも配っている無料の新聞メトロ紙に面白い投稿が載っていた。

まず初めは1月17日、読者投稿蘭で どうして鼠(Mouse)の複数形は(Mice)であって、家(House)の複数形は【Hice)でないのか?

これ以来毎日反響が多く、

1月18日、まずは学術的返答としては、 Mouse の原語はインドのサンスクリット語であって、House はゲルマン語が原語である。

1月19日、コンピューターのMouseは複数になってもコンピューターのMouses である

1月20日には3話のコメントが載っていて、 1の話、英語の複数と言ってもマングース(Mongoose )は複数になってもMangeese ではなくてMongoosesである。

2の話 ミッキーマウス(Mickey Mouse)は複数でもMickey Mouses であってMickey Mice でないと思う。

3の話 リバプール市民(Scouse)は複数ではScice であってScousersでない。

1月21日、それじゃ配偶者(Spouse)の複数はSpice か?とこれはだんだんジョークになってきた。

1月24日、複数のScouse やMouse はコックニー(ロンドンの方言)ではScousers や Mickey Mousers である。

1月26日、バッファローの群れ(A Herd of Buffalo)と(A Herd of Baffaloes)ではどちらが正しいか? 両方とも正しい。

1月26日、単数のサボテンは(Cactus)が複数では(Cacti)なら単数のクルマエビ(Scampi)は複数ではScampus だろうか?

1月26日、魚例えばたら【Cod)やマグロ【Tuna)イカ(Squid)には単数複数に変わりは無いが、サメ(Shark)はどうか?Sharksというのか?

1月26日、スボン(Trouses)は単数か複数かとのおじいさんの質問に彼の孫は上は単数、また下からは複数。こうなると漫才ですね。

読者も大いに楽しんだけれど、投稿者も楽しんだに違いない。

 

実は私が結婚した49年前、主人のポールはいつも鼠をミーシーズと呼んでいた。それで私も鼠の複数形だと思っていた。

ある日新しいフラットにHealth Inspector (健康調査官)が来て、何か問題はないか?と聞くので、ミーシーズが多くて困っていると言ったところ,  ハ! ミーシーズって何だ。 オー知らないの?鼠(Rat)の小さいの。と言ったら  あーあ、Mice と言ったのでこれは単数形だと思った。この夜、ポールに  不思議だねー。あのインスペクターはミーシーズを知らなかったよ。と言ったところ、笑いが止まらなくなった。

何と彼はテレビ漫画のトムとジェリーの中で、小鼠のジェリーがいつも 我々鼠族は(We miseese are・・・・)と言うので冗談に言っていたそうな。  とんだ恥かきだった。

 

ここロンドンは最近気温が高く、暖冬、晴天、色々な花が咲きだした。

 

野生化したグリーンのインコが冬桜の花を食べているのを見つけた。

どんな寒空でもこのインコ、ギャー、ギャー(声が汚い)言いながら飛び回っている。

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パーティゲイト

2022-01-15 19:38:21 | 日記21

クリスタルパレスのテレビ塔。

 

 

昨日の英国コロナ感染者がやっと10万人以下になった。と言っても10万人に近い99,652人だから決して安心はできない。

一日の死者が400-300人、そのうちの4分の3(300-225人)はワクチンを打ったことの無い人たち。こんな人たちでNHS の病室が占められていて、手術が必要な人たちのウエイティング・リストが100万人にもなっているという。

だから新聞でも毎日ワクチンを打つようにと呼び掛けているが、馬耳東風の馬鹿どもは自分は決してかからないと確信しているから、始末が悪い。

フランスのマクロン大統領など、公共の場で、ワクチン反対派にむかって このくそったれ!!! と言うような悪口雑言を言ったものだから、フランス国内の各地でデモンストレーションが起こった。

こちら英国ではボリス・ジョンソン首相が、ロックダウン中に首相官邸でパーティをやっていたことがばれて、謝ったり弁明したり。

このボリス(英国では名前を呼ぶのが普通 *)去年の女王様の長年連れ添った夫君エジンバラ公の葬式前夜にも首相官邸でパーティをしていたそうで、ばれては仕方ないから女王様にあやまったそうな。

*英国やアメリカでも身分の上下を問わず、親しく会話するにはお互い名前で呼び合う。

昔私が日系の銀行に勤めていたころ、日本人派遣職員で英国人職員から慕われて彼の名前・ひろからもじってヒーローとよばれていた。それに感激した新しく赴任してきた日本人銀行支店長は、派遣職員全員に、愛称でも名前でも良いから好きな名前を書いて名札を付けるようにとお達しした。

私の働いて居た課長は硬派日本人、カミさんにでも呼び捨てにされたことのない名前を、こんな奴らに呼ばせてたまるか。 と言うので私たちがアーサー王伝説からとって アーサーと名付けたら、彼は喜々として名札をつけていた。

・・・で話が横道にそれてしまったが、ボリス擁護派は新聞投書欄でも、ボリスはこんなに大変な時期、Brexit, 子供の出産、母親の死、それにコロナ禍でもよくやってるじゃないか、あんなに若々しくてハンサムな首相。と礼賛。

それの反対派はBrexit は彼が推し進めてやった結果だし、出産や死など誰にも起こっていること、ことに出産はもう6人も経験がある人だから(過去2回の離婚と前夫人や愛人間で子供を6人も持っている。)若くてハンサム?彼はもう57歳、賞味期限は切れているし、彼をハンサムと言う人は今宣伝している眼鏡屋さんへ行ったほうがいい。 と辛辣。

首相には向いていないから辞めるべきだ、と言う人達と、今やめても彼に代わる人がいないという議員や、彼に代わって労働党の党首・キア・スターマーが首相ではこのコロナ禍、先が危ぶまれるという。今英国はウォーターゲイトのようなパーティゲイトで揺れている。 

 

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クリスマス休暇

2021-12-29 02:15:48 | 日記21

クリスマスの25日とボクシングディの26日がウィークエンドになったため、27,28日は振替休暇になってオフィスなどで働く人たちは4日連続の休暇になった。

クリスマスイブから寒波が襲うという天気予報は全く予報外れで、毎日雨が降る日中気温10度前後の暗い毎日だった。娘が今日28日が一番雨が降らない日だから、海岸へ行こうという。クリスマスプレゼントに孫のジュードが一番欲しがったのは金属探知機だった。

だからもらったおもちゃの金属探知機を海岸で試してみたいらしい。

この朝雨が激しく、風もひどかったので、キャンセルの電話を待ちながらそれでも4人分のおにぎりを作っておいた。レストランでの昼食も考えたけれど、このコロナ蔓延中、屋内で食事をする気にはなれない。

10時過ぎてパトリックが迎えに来てくれて、彼らの家へ、娘はフラスコに熱いトマトスープを入れて出発。いったいどこへ行くのかも聞いてなくて、たどり着いたのがテームス川河口のウイスタブル(Whitstable)ここは昔から、カキ貝の養殖で有名なところ、ずいぶん昔友達を連れてここへドライブに来て生ガキを食べたことがあった。

こんなひどい天気だもの誰も居ないと思っていたのについた2か所の駐車場は満杯。3回目の大きな駐車場でやっと車を止めて海岸へ歩き出したときは雨はやんでいたが、風は吹きまくっていた。

 

 

 

港港の入り口の小さなお土産屋さんは素晴らしい木工細工の電気スタンドからまな板まで、欲しくなるようなものばかり、隣のポスターを売っているお店を見ていざ突風の中へ。

 

引き潮の港には船が半分砂の上に座っている。どこもかしこもたくさんの人。この国、クリスマス休暇は親戚や家族、友達が集まって、飲んだり騒いだりのパーティーがコロナ蔓延でできない。家族連れは公園へでも行くしか楽しみがない。

それでここウイスタブルはロンドンから車で1-2時間で来られるところとあって、子供連れの家族が多い。

引き潮の海岸にカキ貝の養殖棚は泥沼の中の貝を連想させる。スペインのリアス海岸のカキはきれいな深い海で養殖されてそのサイズも素晴らしく大きかった。海岸に貝殻が捨ててあるが小さい物しかない。

海岸の歩道わきで営業しているフィシュアンドチップス(英国人が一番好む食べ物)を2人分買ってその近くのベンチでおにぎりやスープにフィシュアンドチップスを分けて食べた。風もそれほど冷たくはなくてコロナの心配をしないだけでもいい。

 

イギリスでは1月7日までクリスマスの飾りを飾っておく。新年をお祝いする習慣がないが、2000年からの新しい習慣としては日本で言う除夜の鐘と同時世界中の西洋化された国(日本とアラブ諸国を除く)では盛大に花火が揚がる。

まるで各国競争の感があって、まずはニュージーランド、オーストラリア、香港(これがすざまじい)、シンガポール、ロシア、そしてヨーロッパ諸国、最後にロンドンと最終はニューヨークでおわる。

 

 

パブやお店の窓飾りがとっても楽しい。いろいろ工夫を凝らして素敵な飾りつけをしている。チャリティショップも開いていて、入ってみたけど何も欲しいものなし。ウインドウショッピングだけで4時過ぎに帰宅した。

ポールだったらこんな天気に出掛けるクレージーな連中と、決して行かないが、楽しい半日だった。

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クリスマス・イブ

2021-12-24 21:13:30 | 日記21

3日前の水曜日から英国のコロナ感染者は10万人を超えた。昨年春からの感染者数では今が最高数を記録している。しかし死者数は毎日200人以下で、ドイツの感染者数が1-2万人に減った割には、死者は英国の2-3倍になっている。

何とも不思議な現象。

もうヨーロッパでは英国旅行者を締め出し、入国禁止になっていて、Brexit プラス コロナでますます英国は孤立してしまった。

国民の欲求不満はボリス・ジョンソン首相が昨年末のクリスマス・パーティを首相官邸でやっていたことに集中している。当時オフィスパーティや家庭でのクリスマスパーティも禁止。罰金が大きかった。

今年はこんなに感染者が増えてもロックダウンに踏み切れないのは、ボリスの弱みだろう。巷ではクリスマスが明けたらロックダウンになるのではないかと,噂されている。そのせいか先日スーパーへ行ったらトイレットペーパの棚だけがすっかり空になっていた。

 

22日の水曜日、朝8時カーテンを開けたら、朝焼けで雲が真っ赤に染まっている中に月が輝いていた。急いで階下にカメラを取って返し、見たら雲に隠れてもう2度と顔を出してくれなかった。

前庭に面した窓から見る空はきれいな雲が流れて、向かいの家の煙突からうっすらと煙が上っている。

この朝は一面に霜が降りて雨水をためた容器には薄氷が貼っていた。いつも庭でキャベツ類を食い荒らすハトたちは寒さで羽を膨らませている。

 

 

 

 

 

我が家から歩いても10分とかからないところに、2週間ほど前からファンフェアーがオープンした。孫のジュードとパトリックの3人で見に行ったが、その寒いこと、ジュード一人が大喜びしていた。

この日は1日中霧が立ち込めていて、車の運転が危ないという。日本では昔から 霧のロンドン と言われているが、あれは昔のスモッグで、今では一冬に1-2回霧が発生するだけ。

 

この写真は2007年7月にフィンランドの北極圏にあるサンタクロース村へ行った時に写したもの。

ポールは この年になって初めてサンタクロースがいるってわかったよ。だって。

今日はこれからボクシングデイ(Boxing Day -12月26日)まで娘の家でクリスマスを楽しむ。 Merry Christmas Everyone.

 

(注) ボクシングデイ(Boxing Day )と言うのはスポーツのボクシングではなくて、貴族制度華やかな頃、クリスマスは王族貴族が楽しみその翌日そこで働く人たちが箱詰めにした(Box)プレゼントをもらって一日休暇が与えられたいわれから、26日も必ず連休になっている。

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コロナとクリスマス・ライト(電飾)

2021-12-19 00:45:30 | 日記21

昨日一日のコロナの感染者は9万3千人を超えた。昨年来の記録更新。オミクロンももう数えきれないほど。二日前、アフリカからの英国入国者の隔離を解いた。新規入国者の何倍も感染者が出ているのに、感染しているかどうかわからない入国者を2週間も隔離していても仕方がないと考えた結果らしい。

先日オミクロンの感染死者が出たと報告され、一切の事情が判らなかったが、昨日の新聞によれば、アンティ・ワクチンの年より男性だったという。

新聞の投書欄には、ワクチン反対派が感染・重症化して入院するのはおかしい、自宅隔離するべきで、病院はほかの緊急患者を収容すべきと。そうだそうだと心で賛成したものの、また反対意見には酒やたばこで病気なったら、自分のせいでもやっぱり病院へ行くではないか。…なるほどそんな意見もあるのか。人間社会は難しい。

孫の学校も昨日で冬休みに入った。休み前に学童皆が手をつないで横に長く立っている写真をクリスマスカードにしたものを貰ってきたが、やっぱりコロナで3人も欠席している。娘の働く学校も昨日の午後12時半で冬休みに入るところを木曜日午後3時で閉めてしまった。何しろ先生の感染者が多くて、授業にならないそうだ。

娘の知り合いに11月にデルタ株に感染発病して、12月はオミクロンに感染発病。そんな話を聞くと、やっと回復してきたばかりの娘は早くブーストしてほしいものだと焦っているが、治ったばかりではすぐワクチンもできないだろう。

12月1日からポルトガルへ行くつもりで、朝4時の電車でクロイドンからガトウィック空港までの切符を早めに買っておいた。

最後の土壇場で来春まで延期することにし、クロイドンの駅へ行って返金を頼んだ。するとなんと5.7ポンドのチケットの返金するには10ポンドのチャージがかかるという。開いた口がふさがらないとはこのこと。 

それで駅員からインターネットを見るように言われて、ヴァウチャーに変えてもらうよう手紙を書いてその切符を同封した。

2週間してもうすっかり忘れていたころに上のヴァウチャーが届いた。一年有効だという。若い友達にそのことを話したら、たったそれくらいのお金にと笑われてしまったけれど、それでも無駄にしたくなかったからよかった・・・

 

昨年も行ったクロイドン近くの袋小路のストリートのクリスマスデコレーション。10数軒の各家がそれぞれ趣向をこらしたクリスマスの電飾をしている。今年は昨年よりももっと派手で、夕方5時と7時にライトショウがあるとのことで、娘が連れて行ってくれた。

 

10分ほどのライトショウもクリスマスソングに合わせていろいろな色と形が一軒の家全体に映って、プロがやっているとしか思えない出来栄え。一曲終わるたびにたくさんの観客から拍手が沸いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは毎年通り全部の家が飾り立てて、観客にチャリティーの寄付をしてもらっているので、寄付金を入れる箱の前には長い行列ができていた。皆感激してお金を入れているらしい。

私もこのストリート全部の人たちの努力に感激して5ポンド寄付してきた。素晴らしく楽しいひと時だった。

 

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クリスマス前のわが家周辺

2021-12-14 00:20:51 | 日記21

ついこの間までドイツのコロナ感染者数は群を抜いて1日7万人台だった。ところがこのところフランスが負けられませんと頑張って4万人から5万人、英国はずーっと4万人台を維持していて、一向に感染者が減らない。今ではフランスと英国のシーソーゲームが続いている。ドイツはどうやったら急に感染者が減ったのか不思議なくらいで1万人から2万人台になった。

英国では11月30日に公共交通機関と屋内特にお店ではマスクが法制化され、以来やっぱりほとんどの人がマスクをするようになった。たまに乗るローカルのバスでは一人二人はマスクをしていないが、肩身が狭いだろうと思う。

ついここ間まで野外マーケットでは中国製のマスク50枚で1ポンドと言われていたのに、先週見たら2ポンド(300円)に値上がりしていた。

娘夫婦もやっと家庭隔離が終わり、娘は今日から仕事へ出かけた。昨日電話した時は話しながら息切れがひどく、走って来たのかと思って聞いたら、コロナで肺をやられた。と言ったので、後遺症がひどいならもっと休むべきだと伝えたが、学校も先生たちが感染休職していて大変らしい。

娘たちが感染する前の11月半ば、娘一家はお金を出して野生のキノコ採りの専門家に一日連れて行ってもらい、採って来たのが上のキノコ、マイタケの大きい株があったという。

ガーリック、パスタと油でいためていただいたが、とっても美味しかった。子供のころ奥能登の山でたくさんキノコ採りに行ったけど、料理方法が全く違う。

先日日暮れに(早い時は午後3時過ぎから暗くなる)歩いて娘宅へ食べ物を届けに行ったが、今年のクリスマスデコレーションは心なしか寂しい。長い通りの家に飾られてあるのは10軒に1ー2軒くらい。わが家の通りでも小さな子供のいる家庭が窓辺に電飾しているくらいだ。

これは私道のお屋敷街を歩いている時に見かけた一軒の前庭。こんなに楽しいデコレーションがされているのに、昼なお暗い大木の茂る,私道の一軒家では見る人もほとんどないだろう。

 

 

11月ごろから咲いている冬桜、今年は暖冬でこのあたり霜が降りたのはまだ2回しかなく、花期が異様に長い。

夏の間は道端でいつでも見かけるこの花が、今から咲きますよと言わんばかり。

ショッピングに行く途中の川渕で、割と小さめのシラサギが浅い川でエサをついばんでいた。近づいたら、飛んで行ったが黒い脚に黄色い足袋をはいたような足が妙に印象に残るシラサギだった。

 

二日前、気温も穏やか、体重が減らないから速歩で1時間公園を歩いた。その時はもう10年ほど前にはやったスポーツシューズでつま先とかかとが薄く靴底の真ん中が丸く盛り上がっている靴を履いていった。翌朝のお尻の筋肉の痛いこと、脚は大丈夫だったが、お尻の筋肉がいかに使ってないかが分かった。

それで今日はまだ痛い体を無理強いして、公園の入口付近から私道を通って通りを大きく迂回し1時間歩いた。またあの靴を履いて。

ベッケンナムの私道は舗装されておらず,カウンセルは責任がないから、このひどい水たまり。私道わきの高級住宅地が、皆でお金を出し合ってメインテしたらよさそうな物なのに、金持ちほどケチ。

 

 

 

 

 

通りの前庭の可愛い花やつでの花などスマホで写真に撮りながら、歩き回った。

 

 

大通りの大木に下がっているヤドリギ、昨年のブログにも書いたことを思い出し、探してみたらなんと同じ12月13日に クリスマス前のこの頃 と題して書いていた。https://blog.goo.ne.jp/reikoh6/m/202012

 

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コロナ…あああ コロナ!!!

2021-12-02 20:04:36 | 日記21

昨日朝から娘夫婦が感染発病した。彼らは過去2回アストラゼネカのワクチンを打っているが、40代の彼らにはまだブースターの連絡が来ていない。

学校感染で発病した孫のジュードは、金曜日夜から土曜日朝まで高熱が出たけれど、それ以降は何の症状もなく元気にしている。もちろんそれで10日間の隔離で、学校へは行けない。

私も娘夫婦も日曜日のPCRテストを受けたけれど、潜伏期間中は、感染してるかどうかは判明しないということが、今彼らの発病で判った。

今が一番つらい時期で有るらしい娘に電話してみると、高熱、咳、のどの痛み、倦怠感、食欲不振で昨日からほとんど何も食べていないとのこと。

昨夜パトリックはつらいながらもジュードの相手をして、寝かせるまで頑張っていたが、今朝は全くダウンして二人で寝ている。孫のジュードは一人、アイパッドでコンピューターゲームに夢中だそうだ。

隣り近所の人達が、インターネットで連絡してきていろいろ助けてくれているから、私には心配するなと言ってくれた。

私は先週木曜日午後、ジュードと濃厚接触しているので、感染しているかもと思ったが、今日で1週間、今でも発病しないから、10月に受けたブースターが効いているものだと思う。

10月末私たちがイタリアへ行ってる間に、スコットランドで発病した近所の91歳の友達は、やっぱりアストラゼネカ2回だけで、アレルギーのためブースターのファイザーを打っていなかった。

こうしてこの1週間の間にあらゆることが起き、ポルトガルへ行かなくて良かったと友達からも言われ自分でもほっとしている。ポルトガルは来年3月22日に飛行機を変更したので、それまでにこのコロナが収まってくれるかどうか?

11月30日から政府もやっと重い腰を上げて、公共機関とお店ではマスクなしでの罰金200ポンドのお触れが出て、マスクしている人たちの数が増えたけれど、罰金をとれるのが警察官だけだと知ってるから、マスクをしない人もいまだに多い。

オミクロンの感染率は本当に鼠算式、その名前が発表されてまだ1週間にもなっていないのに世界中で感染者が報告されている。

英国とドイツの感染者はお互い競争しあっているように、英国が1日4万人だったらドイツは6万人、ドイツが4万人になったら英国は5万人近く、シーソゲームじゃないんだからやめてほしいものだ。

今ではドイツの死者も毎日毎日300から 400人も出ているが(英国は200人以下)、英国が昨年初め出した死者数があまり多かったため、今でも死者数、ヨーロッパ一位を誇って(?)いる。

 

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恨むべきはコロナウイルス。

2021-11-29 04:47:01 | 日記21

金曜日の夜、孫のジュードは高熱を発した。土曜日の午前中、パトリックがコロナの検査に連れて行った。そして今朝日曜日の朝にジュードはコロナに感染していることが判った。熱は一晩だけ、元気に遊んでいるが、両親と私(ななと呼ばれている)が感染しているか?それがしばらくたってから、パニックになった。

娘はNHS に連絡して、家庭でテストする Lateral Flow Test を送付してもらいなさい と言う。インターネットでオーダーしたら二日はかかるという。このキッツにはテスト7回分が入っていて、今日から調べたって、症状も出ていないし、潜伏期間もあることだから、あと三日でポルトガルへ行く私としては、6-7日後に感染していると分かったら困る。

だんだんパニックになってきて、友達あちこちに電話して話してみる。誰も先が見えないもの当然いい案は浮かばない。昔の同僚で現在はGP(家庭医)になっている友達がDon't Panic !!NHS のPCRテストを受けなさいといってくれた。それでインターネットを駆使して(と言っても私ではだめ。)NHS のPCRテストは医療関係者優先、まだ感染していない私がまじめにインプットしても、ロンドン、ケントでは満杯でアウト。

お昼ごろ娘に電話したら、彼女たち近くのクリスタルパレスで、PCRテストを受けてきたという。それで私もと探してくれたのが、奇しくもポールのお葬式をした墓地の近くだった。

午後2時半の予約を取ってくれて、自家用車でなければ公共機関の乗り物禁、徒歩か自転車でと言うから、歩いて1時間近くかかって行ってきた。

この午後出かける数分前に、ポルトガルの友達からメールで、ポルトガル政府もオミクロンの発生を危惧して、12月1日からPCR テストの証明書がないと入国できないとのこと。

検査所であと三日でポルトガルへ行く話をしたら、このPCR テストは海外へ行くのには使えない。と言われてがっくり。

また1時間とぼとぼ歩きながら、これはポルトガルへ行くなと言うサインではないか?と思ったりして半ばあきらめた。

夕方6時過ぎ娘に連絡してポルトガルへの入国にはPCR テストかアンティジェン・テストの2種類があり、後者のほうが安いこと、しかしまだ今日のPCRテストの結果が出ないことには、私たちは出歩けない。

自分でアンティジェン検査をしてその結果を写真で送れば、3時間後に証明書を発行してくれるという会社を見つけて、もうやけっぱち。

火曜日にそのキッツが届かなければ飛行機はあきらめて、次のを探して乗ることにしたらとのパトリックの提案ですべて明日と明後日にかかっている。

次に私が書くブログはポルトガルからか?それともコロナ感染で自宅隔離のお話か?

憎っくきコロナウイルス !!!

 

 

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11月のロンドン

2021-11-28 00:48:02 | 日記21

今年の11月は24日の水曜日まで比較的温暖、裏庭の鉢植えのベゴニアやユリ科のアルストロメリアの花が次から次と花盛り。青空の秋晴れの日が続いていた。それ以降は急激な冬型気温に

裏庭の巨大なイチジクの木の葉は全部落ちて、丸坊主の枝に今年2度目の小さなイチジクがいっぱいついている。もちろんこのまま熟すことなく落ちてしまうのだが、この実をめがけてやってくるのがきれいなグリーンのインコと尾長で彼らがつつくとすぐに落ちてしまう。

最近見つけたのが、わが家から歩いて15分ほどにあるドイツ系のスーパーで、毎月曜日の朝、大きな箱いっぱいの野菜果物を1.5ポンド(約220円)で売り出す。これは週末売れ残った野菜や果物でいろいろな種類が入っているから、1週間に一度野菜などショッピングに行く必要がなくなった。

 

これ全部で220円って信じられない。

今月3週の月曜日に買い込んで、リンゴなどもういらない。

と言うのは12月1日からポルトガルへ行くことに決め、今までその準備に忙しかった。

昨年1月末まで行っていたポルトガル南部のキャンプサイトには大小のバンガローがあり、今年ももうそのサイトへ行っている英国人夫妻に連絡を取って、バンガローの値段や連絡先など教えてもらった。

11月半ばに緑内障の検査があるため、それが終わってから予約しようと思っていたら、もう最小のバンガローは空きがなく、次のサイズで12月1日から1月5日までしか空いていないという。それでもいいからと予約し、1月以降は帰国するなりそれともどこか貸し部屋を探して移るなり、何としても2月末までには英国へ帰ってこなければならない。

幸いワクチン証明書はイタリアへ行った時にとってあり、ポルトガルへは48時間以内のコロナの検査も必要ない。それでインターネットで旅行保険をかけたり、遺書も新しく書いた。

遺書はもう20年以上も前、ポールと私が一部づつ書いて友達に預けてあったが、ポールの癌が見つかった際、新しく作ろうと法律事務所へ行った。二人で500ポンドと言われたが、その時担当の弁護士がホリデーで3週間ほど居ないという。

それでもう一度行く気力が失せてそのままになっていた。友達にその話をしたら、インターネットですれば安く上がるというので10Minite will と言うのを見つけて頑張った結果、2時間で完成(何が10分でできるものですか)。金額も120ポンドくらい、よくやったと自分をほめている。

飛行機もインターネットで予約したら、私の飛行機代22.99ポンド、エキストラの荷物23KG には27.49ポンド、荷物のほうが人間よりも高い。

日本人の友達がごちそう持参で訪ねてきてくれ、二人で大いに食べましたよ。

チキンと野菜の煮物が大変美味しかった。こんな風に醤油で煮た鶏肉は初めてだった。

彼女手作りの餃子に、左の器は裏庭にもう3年も生えているポルトガルのキャベツの線切りで作った高菜風、右は新鮮なニンジンの葉をゆでて細かく切ったものをゴマ醤油であえたもの。

大根とスイカの塩漬け、そして千切り昆布を醤油味醂で煮て山椒の実をまぜたもの、和食です。やっぱり私たちのごちそうと言えば和食です。

 

ポールがまだ生存中に始めた編み物があまりに面倒くさくて、前身ごろの途中で放棄していた。でもやっぱり終わらせないと気分が悪い。それでこの2-3週間毎日ブログを書く時間もなく、テレビを見たりオペラのCD を聞いたりしなが、とうとう昨夜10時に仕上がった。

この模様がとっても大変でもう2度とやりたくない。茶色の毛糸も少しづつ色が違うので苦労した。

完成してポールならよくやったと褒めてくれるだろう。

 

昨日のニュースで初めて南アフリカに新型コロナ発生、今までのワクチンが効かないという。そして今夕のBBCのニュースでは英国で2人の感染者が見つかったという。この国の半数?の人達、ワクチン反対、マスク反対、そんな人たちが感染したらパンデミックになるのに、今でも毎日4万人以上の人たちが感染している。

大型スーパーのテスコの今年のクリスマスの宣伝にサンタクロースが  大丈夫、私はワクチンしているから  と言ったのがアンティ・ワクチンの人たちの感に触って、テスコ・ショッピングをボイコットせよと気勢を上げている。

それで今こそテスコにはワクチンをしてない人達が行かない、今こそコロナの危険が少なくなると娘などは大喜び。   変な国です。

 

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EU 脱退後の悪影響

2021-11-13 00:18:46 | 日記21

2016年EU 脱退の国民投票で、脱退組51% EU Stay49%と僅差で脱退となったわけだが、普通の離婚でも1-2年はかかる。ましてや大組織の中から国が抜けるとなるとその調整に長い年月がかかり、今年3月31日をもってとうとう英国はEU と袂を分かった。

これで英国の旅行者はヨーロッパで3か月以上滞在できない。今までポルトガルでのんびり6か月も暖かい太陽を満喫していたキャンパーの友人たち、今連絡している湖水地方からポルトガルへ行った友達夫婦は、12月10日でもってポルトガルを出なければならない。

ヨーロッパからの季節労働者、主にルーマニア、ポーランド、ブルガリアなどの肉体労働をする人達が、それ以来、入国できなくなった。外国からの労働者が入らなくなって英国の失業者が仕事に従事するかと言うと、決してそんなことはない。激しい肉体労働をするくらいなら、少ない失業手当で遊んでいたほうが良い英国人たち。

8月末にスコットランドへ行った時も、ほとんどすべてのレストランに、ウエイター、ウエイトレス急募の看板が出ていた。彼らが居ないとサービスが悪くなる。注文してから食事が出てくるまで、長い時間待たなければならない。

大農場ではせっかく出来た農作物を取り込む労働力不足のため、作物が畑で腐っていく。また収穫してもスーパーや、市場へ運ぶ大型トラックの運転手不足のため、生鮮食糧不足が言われている。

つい最近ではガソリンをガソリンスタンドまで運ぶ運転手不足で、ロンドン市内ではガソリン供給が無くなり、皆長時間列を作っていれていた。こんな時に限って必ず起きるのがパニック買いの人たち。

ガソリンを水を入れるポリタンクに詰めて買い込む異常者たち、こういうのをテレビや新聞で見せるとますますあおられて、焦って買い込む人達が現れる。

10月ころには、今冬トイレットペーパーが無くなると新聞で騒いで、ショッピングトローリーいっぱいのペーパーを買い込んでいる人を写していた。これって案外販売元の作戦だったりかもね。

先日ケントの田舎に住んでいる友達と話したところ、8月ころから、庭で出るごみ、木の枝、葉、草などを取りに来る地方自治体のサービスが遅延して、みんな困っているという。

ここにも大型車両で、ごみを集める車の運転手不足が原因だという。地方自治体はお給料も安いため、高いほうへ移動していくのは止められない。

EU 脱退までこんな不都合なことが起こるとはだれも思っても居なかったのだろう。

 

話変わってコロナのマスクのこと、マスクをすることで他人に感染させるリスクが少なくなる、などとは考えないらしい。誰が他人のためにあんなマスクをするものかと言う考えだから、いまだに感染者が毎日4万人から減らない。それとワクチンを打っているから感染しないと思っている人たちも多い。

昨日でワクチンを打っていない老人ホームのケアワーカーはホームで働けなくなった。仕事でどうしても必要なら、ワクチンを打つくらいどうだというのか?失業してもワクチンは打たないという人達、私には理解不可能。

 

 

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コロナ禍のイタリア旅行ー帰国

2021-11-03 22:18:03 | 日記21

帰国時の飛行機は早朝7時20分、朝4時にジュードを起こして、頼んであったタクシーがやってきたのは4時半、ジュードは眠いだろうに文句も言わず、タクシーの中1時間でも寝もしないで空港に着いた。

 

 

飛び立ってしばらくして海岸線みたいなのが進行方向の左側に見え、ミラノから海に飛んでるのかと思ったらあれはジュネーヴ湖だとのこと、なるほどスイスの上空を飛んでいるのだ。朝日がさしてきて眼下の雪山が赤く染まった。

朝7時40分過ぎ、(イタリアとは時差1時間)ロンドンガトゥィックの空港着。

以前は英国パスポートはパスポートコントロールでサッサと通り、その他外国人は長い行列を作ったものだけれど、今回はユニオンジャックに日の丸も含めて約10か国の国の旗が描いてある列に並ぶとすぐに通り過ぎられた。

 

帰宅してまずはセンピオーネ公園で拾ってきたクルミをきれいにしようと思い水に浸けた。そして翌日たわしで一個づつこすって黒い汚れを取った。

ざるに上げて乾かそうと庭の一角に置いた。翌日は雨でその次の日庭に出てクルミがどうなったかを見たら、無い!!!

えーどうして???いろいろ考えてみたら、盗人リスに全部持って行かれた。彼らにとっては盆と正月が一緒に来たようなものだろう。一家総出できただろうか?ニコニコ顔のリスたちを想像してガックリ・・。

翌週月曜日、親しいイギリス人夫妻のドアベルを押したら、80歳の奥さんが現れ、91歳のご主人と彼らの娘に10代の孫娘2人がコロナ感染。今は隔離の最中と言われてびっくり。彼らは5人で車でスコットランドへ行ってきたが、途中からご主人の具合が悪くなり調べたところ4人も感染していたという。

私の友達80歳は3回目【ブースト】を受けていたため大丈夫だったが、御主人はアレルギーがあるため、アストラゼネカ2回だけでブーストはしていない。

それでもワクチンのおかげであまり激しい症状も出ず、自宅療養。

今週すべてがOK になり、2週間ぶりに近くの公園へ散歩に行ってきたという。

3回目は受けるべきです。わたしも友達もほとんどが受けました。いやだという人は今のところ誰も居ません。

 

 

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