Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ロイヤル・エアーフォース・ミュージアム(RAF Museum)

2023-07-31 20:07:16 | 独り言

孫ジュードの学校は私立なので、公立の学校より2週間も早く夏休みがはじまり、公立の学校で働く娘は最初の2週間を私にあづけてくれた。

それでかねてより行きたいと思っていた、RAF博物館、ここはロンドンの北にあり、国鉄、地下鉄、バスを乗り継いで1時間半近くかかる。

この日は前日雨ふりで水たまりができていたが、一応太陽も出て寒くはなかった。(7月中の英国の天気は雨の日が半分以上、気温は25℃以下、朝夕は15℃から20℃)

この博物館には食堂もあるが、一応飲み物とサンドイッチなども持って出かけた。以前ポールが元気な時2度ほど行って、飛行機大好きのポールは一日中ここで楽しんだものだ。

この博物館はロンドン郊外、広大な土地に巨大な建物5ー6が建ち並んでいて、入場無料。入ると施設の管理永続のため寄付を5ポンド頼まれる。(最近のロンドン博物館ではどこも5ポンドの寄付を募っている。)

本物のレスキューヘリコプター、最初の建物の中にはRAF のトラックや、コンピューターがズラーと並んでいて、コンピューターにはたくさんの人だかり。

ジュードもコンピューターを触りたかっただろうが、いつまで待っても順番が来ないからあきらめて次の建物へ。

巨大な飛行機が所狭しと並んでいて、上から釣り下がっていたり、入って一目見るなりわーと叫んで大喜び。😃😁😄

 

小さい子供からの目線ではこれらの飛行機やヘリコプターはいったいどんな風に映るのだろうか、一時もじっと見ることなく次々と走り回っていた。

戦時中の有名なパイロットの実物大の像。

やっぱりジュードでは興味の対象が違う様子。

屋外の子供たちの遊び場、ジュードはここで一番時間を費やしてすべての模型の飛行機や建物の上に登って遊んでいた。

もう一棟の第一次世界大戦時のプロペラ機がたくさん展示されているところで、ガラスケースに飾られた、ハンドガンやピストルに異常に興味を示し、この日の博物館で一番興味があったのが、本物のガンを見られたことだそう・・・・・本当にがっかりした。😣😥

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過去のキャンプ旅行のブログを編集して、出発から帰国まで見やすいようにしています。

今回は キャンプ旅行2011-2012 (フランス、アンドラ、スペイン、ポルトガル)

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ソーラパネル

2023-07-26 06:08:51 | 日記

昨年1月、ロンドン市長の名前でパンフレットがおくられてきた。

地球温暖化を少しでも遅らせるための一つとして、グリーンエネルギーのおすすめ。

私も以前からソーラパネルを取り付けたいと思っていたから、此の提案に乗った。

昨年4月、ロンドン各区で業者のセリが行われ、ブロムリーカウンシルではGreen Enegy Together(GET)  という会社が選ばれた。それで4月にデポジットとして150ポンドを支払い、この会社からの連絡を待った。

8月にこのGETから若いエンジニアがやってきて、我が家の屋根のサイズや天井裏から電気のメータまで調べて、9月には連絡が来るでしょうという話だった。

実際9月に電話で予総額5,464ポンド( 約87万円)のうちのイニシャルペイメントとして1、382ポンド(約22万円)をはらってくれとのことで、クレジットカードで支払った。

それ以来毎月仕事開始の日を連絡してくるが、近くになるとキャンセルされ、今年1月にはパネル8枚とコネクションの部品2箱を送ってきた。そして車2台が停まれる場所を確保するよう指示が入り、トヨタの小型車は娘の家の駐車場に3か月も預けっぱなし。1月2月3月とトータルで7回もキャンセルされて、怒り心頭!!!

そしてちょうど1年の4月になんと・・・・!!!  この会社は破産してしまった!!!   

ブロムリーカウンシルでは、イニシャルペイメントのお金はクレジットカードの場合はクレジットの会社が払い戻してくれるというので、連絡した。あちこちたらいまわしに電話をまわされて、1時間もお話し中、それでもじっと我慢でやっと繋がって、話してみると、今まで話していた客も同じ条件でクレームしてきたという。

だから金額だけ聞いて、10分後には私の口座に返金された。ほんとにヤレヤレ。

つぶれた会社に用はなく、それでもパネルをつけてもらいたくてブロムリーのカウンシルが次に指定してきたSolar Bureau という会社に予約した。

6月初めSolar Bureauからエンジニアが来て、屋根の面積から天井裏まで調べて、パネル12枚だという。その後に見積もり金額は1万2千ポンド(約190万円)近くと連絡してきた。

GET の2倍の金額ではちょっと引いてしまい、娘に相談したところ、彼女の友達の御主人がソーラパネルの会社で働いているから、此の見積もりをしらべてもらう。

するとすぐ翌日、そのご主人という若い人がやってきて、またあちこち調べて、見積金額を出してきた。12枚のパネルには指定されたバッテリーは小さすぎるから、8枚のパネルと同サイズのバッテリーで9、397ポンド(約150万円) すぐにこの会社に請け負ってもらうことにして、話はどんどん進み7月13日には足場を設置すべくトラックがやってきた。

そして7月17、18日の2日でほとんど取り付けられて、20日にはバッテリーが始動して、機械の説明を受けてもう天にも上る気持ち。

ロンドン市長の手紙から1年7か月 !!!! どんなにイライラ、カッカしたことだろう。やっとグリーンエネルギーを手に入れた。少しでもこの大変な世の中に役に立ってくれれば幸せ。

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7月の花

2023-07-16 18:45:33 | 日記

天候不順の英国のこの頃、ニュースでは北半球のあちこちで大洪水、インド、韓国、日本、アメリカと見ると気の毒になる。その反対に南ヨーロッパは気温40度の世界、本当に地球は壊れてきているのではないか?

日本の皆さんのいろいろなブログを見ていると高温、高湿度で大変な様子。英国のこの寒いような気温を分けてあげたい。こう寒いと夏は終わったのではないかと心配になってくる。今年の6月が過去最高温度になったそうで、これではこの7月は過去最低温度になるのかも?

 

娘の家へ行く途中の道筋にこんなにブドウが下がっているがあと数週間で実が熟れたらどうなるか?とってもたのしみ。

2年前に買ったミニオレンジの鉢植え、もう2か月近く庭に出して太陽を当てていたら木全体に白い蕾がついて、花が咲きだした。この秋は実が実るか楽しみ。

毎年野菜畑に落ちた種から花盛りになる芥子は、今年はあちこちの鉢植えに芽を出し、これが最後の大型芥子の花。

サマーリリーと呼ばれるニッコウキスゲ?

古い梨の木の下いろんな花が咲きだした。

隣の庭から侵入してきたこの花Cape Figwort(ケープ・フィグワ―ト)とよばれる。とっても強いプランツで、地下茎でどんどん大きくなる。

日本のアジサイはもうとっくに終わったらしいが、此の寒い国で小雨降るこの頃、今が一番の見どころ、しかし今冬の寒さで2鉢のアジサイが死んでしまった。

昨年から特に気に入って大事に育てているサルビア、今年も3鉢加え色とりどりにしたい。

もう30年近く前庭で大きくなった渋柿の木が、今春の寒さで新芽が出なくなった。木が枯れてしまったと思って1メータ近くで切ってしまい、先月掘り起こして白いボタンを植えようと思ってみたらこんな芽が出てきていた。やっぱり掘り起こすわけにはいかない。大事に世話してあげようと思う。

この写真を見られた方たちは まあ!かわいい とおっしゃるだろうが、私にとってはにっくき害獣、我が家の巨大なイチジクの木に毎日来てまだ実っていないグリーンのイチジクを取って食べている。昨年まではこんなことはなかったのに、どうしたことかおいしくないだろう硬い実をせっせと食べて、今では2個しか見当たらない。

仕方がないから木の枝をおろして丸坊主にしようかと思うが、木のせいじゃないから困っている。過去には1000個くらい実って、近所や友達が大喜びしていたものだ。

 

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ロイヤル・ドックヤード No 1 Smithery

2023-07-15 06:11:44 | 日記

此のところ毎日曇り空でうすら寒く長袖、コートが離せない。にわか雨も多々あるが、庭の鉢植えにはじょうろの水やりが欠かせない。ケントの南方面ではホース使用が禁止された。それだけ水不足がひどいらしい。

今日金曜日も朝から寒く、長そでフリースで娘の車でジュードとロイヤルドックヤードへでかけた。ここは車で1時間以上かかったケントのチャタム(Chatham)にある。

入場料が大人28.5ポンド以上するとのことだけれど、今春買ったアートファンドのメンバーでは無料というのでありがたい。

ここはテームズ河畔の80エーカーに建築された各種の建物と3機の軍艦・潜水艦などから成ってポールならどんなに喜んだことだろうと思った。

入場の受付とお土産店を通り抜けて一番近くの建物は海洋生物の写真やはく製、骨格などの展示場。

その展示場から広場を挟んだ向かい側の巨大な建物がこれ

1838年に建設されたナンバー3Covered Slip 屋根に窓が400もあるという。

 

重機や魚雷、トーピードなど所狭しと展示されている。こんな大きなトーピードに当たったらどんな大きな軍艦でもひとたまりもないだろうな。

海に囲まれたこの国、ライフボートは昔から重要だったからそのコレクションも充実している。

此の巨大な木造建築物の屋上まで上がるといったい何に使うのか広々とした不思議な空間。

ここからすぐに3か所のドライドック。

HMS Gannet(ガネット)はヴィクトリア時代の帆船で、帆はないまま、中は自由に入って急な階段を上り下りしてみることができる。

上5枚の写真はHMS Cavalier(カヴァリアー)の船内。ここは第2次世界大戦時に使用した軍艦で船内もたくさんの船員や軍人のための設備が行き届いている。

 

HM Submarine Ocelot 潜水艦オセロットは入場後早めに予約して、お昼前に集まった予約客20名ばかり、若い女性の案内で狭い船内に入っていった。

急な階段を降りてすぐにはトーピード―を送り込むガンの装置が見える。

こんな狭いドアを通らなけれが向こうに行けないから、足の不自由な女性数人が棄権した。潜水艦が破壊時にはこのドアを閉めてしまえば、水が入ってこない。こんなドアが4か所にあった。

狭い室内でも人は眠らなければならない、こんな狭いバンクベッドがいくつかあった。

人がやっと通れるだけの機械室やエンジン室、海底でこんな狭いところで何日も過ごしたら気がおかしくなるだろうな。

小雨の降る寒い地上に出てきて外気がとってもありがたかった。潜水艦員とは何て神経の太い人たちだろうと思った。

午後2時の予約までWagon Stop(ワゴンストップ)というキャンティーンでもっていったお昼を食べた。

午後2時の予約で入ったRopary(ローパリー)はロープを作るところ、中年のしっかりしたおばさんが説明、2名の観客を使ってデモンストレーションをしてくれた。

ロープの材料は以前はロシヤから取り寄せた枯れ草を糸を紡ぐようにより合わせ、3本づつの細いロープが縒り合されて太くなりまたその太い3本が縒り合わされて最高直径40センチのロープになるという。

デモンストレーションの奥に長さ400メーターの実際作っている工場があって横を歩いていろいろなロープを見てきた。今現在も多種のロープを作っていて、世界各国に輸出しているそうだ。材料はほとんど麻だということだが、最近はビニールや鉄鋼のロープも出回ってきているため需要が少なくなってきているとのことだった。

売店で長さ10メーターの麻のロープを4.68ポンドで買った。縄跳びにするのにちょうどよい重さがあった。

昔からの帆船の舳先に飾られている女性像。だから船はいつもShe(彼女)でよばれる。

モダンなトーピード。

ここロイヤルドックヤードはグリニッチのロイヤル・マリタイム博物館と戦争博物館の2か所と携帯している。大変充実した1日だった。

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