昨日ロンドン北に住む日本人の友達の家を訪れた。長年ロンドンで働き生活していた友達が自宅も売って帰国するという。私のようにこの地で結婚して家族ができ、家もあると永住するが、長年働いて独身で退職すると、やっぱり故国が懐かしくなるらしい。それでもこの国のほうが住みやすいという人たちもいる。
友達数人で近くの食堂でお昼を食べて、バスでスノードロップが咲いているのを見に行った。
マイデルトン・ハウスは17-18世紀のお金持ちのお屋敷で19世紀以降はどこのお屋敷も同じように衰退して、今では広大な庭園が一般公開されている。インターネットによれば、ここはジャーマンアイリスが有名だそうだが、今はその時期ではない。
あたり一面のスノードロップ、これにもいくつか種類の違うものが見られた。
3つの花弁に中の小さなグリーンがかわいい。
ワイルドクロッカスも満開だった。
早咲ミニアイリスが鮮やかな色合いを見せている。
この花は福寿草? キンポウゲ科の花だという。
たった1本だけ咲いていたアネモネ。
熱帯植物を集めた温室の中で咲いていた肉厚植物の花、この色がなんともかわいい。
葉の先は恐ろしいくらいに鋭い針のようなこのプランツ。自然の妙。
ヒヤシンスの仲間らしい素晴らしい色の小さな花。
この庭で一番気に入ったのがこんな変わったとげとげの木、名前を調べたらCrucifixion Thorn (十字架のとげ)と呼ぶ。南米原産でこの恐ろしいような葉にスズラン様のかわいい白い花が咲くという。花咲くころに来てみたいと思った。