Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

パトリック、タイと東京へ出張

2025-01-30 07:14:52 | 日記

先週日曜日夜、パトリックは日本へ向けて飛んだ。月曜日朝の富士山の写真をおくってくれた。

この朝は成田の近くの温泉に入って、また飛行機でタイへ行った。

火曜日から金曜日までバンコックで働いて、金曜夜東京へ帰ってきた。

以前からこの週末に大相撲を見に行くと言っていたので、私が応援している大の里のアルファベット名と漢字でも書いてメールしておいた。

土曜日朝、国技館の写真やら大の里の写真に、この日対戦した琴櫻とのヴィデオが送られてきた。とっても面白かったそうだ。

月曜日と火曜日は東京で働いて、今日水曜日の夕方帰ってきた。

これが私へのお土産。大の里頑張ってもらわないと・・・・・・・。

ブロシャーの真ん中の Sunrise Tour は外人を集めて国技館を案内説明し、力士の説明もしてもらったそうだ。パトリックの後ろに座っていた若いアメリカ人の男性は日本語がうまくて、それぞれの相撲取りに大声援。大声で 大の里、Its my Birthday!!!と叫んでいたそうだ。

こんな日本語では見ても分からないだろうから、私にくれたが、モンゴル人が多い。今までの横綱にもモンゴル人が多かったから、最近見たユーチューブでモンゴルを旅した日本人のリポートでは、モンゴルの首都のレストランにはちゃんこ鍋もあるそうだ。

もらってきたブローシャの中にこのおかしな手ぬぐいが入っていた。普通の手ぬぐいよりも長くて、さすが相撲取りでも使えそう。

今年10月に大相撲がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールへやってきて、5日間の興行を行うそうで、とっても楽しみ。

 

 

 

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クリスマス前の静けさ

2024-12-12 05:37:28 | 日記

12月1日、いつものポストボックス・アートギャラリーの赤いケシの花と兵士帽のヘルメットが取り払われて、もうこれで終わりなのかと思っていた。昨年クリスマスに飾ったデコレーションは1週間以内に盗まれてしまったという。

だから昨年12月のアートは一体どうだったのかは知らない。

12月9日の月曜日、ジムの帰りに見つけたのが・・・・・

 

 

 

メッセージは Merry Christmas to Everybody  と編み込みしてある。これだけでも大変な手間だろうに、毎月良くもこんなに楽しませてくれてと、お礼が言いたい。

今年もクリスマスカードが届き始めた。ポールが亡くなって以来ほとんどのカードは廃止してEメールで済ませている。

通りのあちこちで派手にデコレーションをしているお家を見かける。

これはジュードの学校の帰り、今では4時でも真っ暗だから、通りのクリスマスデコレーションがよく目に入る。この写真は2階バスの中から撮っているからぼやけていて残念。

これは我が家に近いバス停の近くの家。真っ暗な中にこうして色とりどりの光が輝いているとクリスマス嫌いの私でも嬉しくなる。

我が家の斜め向かいのインド人家族のデコレーション。彼らがクリスチャンなのかは知らないが一晩中この派手な電飾が瞬いていて、電気代が勿体ないなーと思っているケチな私。

この冬で52年目のクリスマスを迎えるのだけれど、20日からポルトガルへ行くことにして、飛行機もホテルも予約してしまった。娘の家族にはパトリックのご両親がアイルランドからやってくるし、ユクライナのおばあちゃんと孫のマックス、それにおばあちゃんの娘のアンナと2人の子供たちもクリスマスディナーにはやってくるから、私がいなくても心配ない。

 

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辻邦生 背教者ユリアヌス と 塩野七生 ローマ人の物語14巻

2024-11-25 23:26:33 | 日記

11月の第一月曜日、近くのスーパーへショッピングに行ったら、入口を入ったばかりのところに、素晴らしいアマリリスの蕾が付いた鉢がたくさんならんでいた。

思わず考えもせずに買ってしまった。箱に入って居る球根で今から植えるというアマリリスも同じ値段だった。次に入ってきたイギリス人のおばさんもすぐこれはクリスマスプレゼントにちょうどよいと嬉しそうに買っていた。此の日が初めて入荷された日らしい。3日後にまた行ったら一鉢も残っていなかった。

我が家は寒いから未だ花が咲かないが、娘の家の暑いくらいの暖房ではすぐに咲いてしまうだろう。クリスマス近くになったらプレゼントにと思っている。

そのショッピングへ行く途中には今年もウインターチェリー(冬桜)が咲き出した。葉はもうすぐ黃葉して落ちそうなのに可愛いピンクの花が咲いて此の寒さに震えている。気温も先週まではマイナス1-2度、庭の水たまりは凍っていた。それでも昨日の日曜日は暖かい風が吹き荒れ、気温も急に上昇。

ウエールズ地方は豪雨で大洪水、どこで何が起きるか予測もつかない。

通りの街路樹に這い上がったウインタークレマチスが花盛り。クリスマスのデコレーションも随分異なったものになった。

最近日本人の友だちがまた一人日本へ帰ると言って家を売った。それでたくさん溜まっている本を捨てられないというので貰いに行ってきた。58冊もショッピングトローリーに積んでロンドンの北から南へ運んできた。

いただいた本でまず最初に読み出したのがこれ、2週間ほどかかって読み終わった。此の作家の本は初めてそれに此の本は1974年に出版されている。私がイギリスに来た2年後のことだ。

ローマ時代など若い時期には興味もなく、もし此の本を見せられても読まなかっただろうと思う。今思えば英国在住52年の間にほとんどのローマ帝国を訪れてしまった。

1993年ローマ人の物語が発行され、一年に一回づつ書かれた此の本は初めの頃は作者の塩野七生さんもジュリアス・シーザーに惚れ抜いて書かれていたが、此の14巻目になるとただそのときに有った出来事をスラーと書いているような気がする。そして此の本の中にも辻邦生さんの背教者ユリアヌスと書かれているからもちろん彼女は読んでいるに違いない。

大帝コンスタンティウス(AD 337-AD361)は死ぬ2年前に3人の息子と2人の異母弟に広大なローマ帝国の防衛と統治を分担任命した。ところが大帝の葬儀後粛清が起こり2人の異母弟とその家臣や親族50人ほどが抹殺された。3人の兄弟と残ったのが12歳のガルスと6歳のユリアヌスで彼らの父親ユリウスも殺されて、2人はキリスト教の司教に預けられた。

長男のコンスタンティヌス2世は20歳、疑い深い性格で次男のコンスタンティウス19歳と3男コンスタンス17歳に騙されたと思って(宮廷の宦官に耳打ちされて)挙兵し、次男のコンスタンティウスの本拠地で戦死、残った2人の兄弟の内、末弟のコンスタンスが長男の領土を取り入れたため、ローマ帝国の3分の2はコンスタンスの領土として10年が過ぎた。

コンスタンスの領土はほとんどが蛮族の兵士たちで占められていたため、コンスタンスを殺して反乱を起こした蛮族の首領マグネンティウスを打ち取るため、ガルスを起用したのが彼らの父親を殺した次男のコンスタンティウスだった。26歳になっていたガルスは副帝(カエサル)として帝国東方を治めるべく任命された。

東方を任せたコンスタンティウスはバルカン地方でマグネンティウスの反乱軍と対峙し勝利するも、戦死者の数はすざまじく、リオンへ逃げたマグネンティウスを直接撃たず、アフリカ北部からスペイン、を手中に収め、3年後には現状に絶望したマグネンティウスは自殺して、ローマ帝国全部がコンスタンティウスの管轄になった。

副帝ガルスはアンティオキア(シリア)で3年を送り、コンスタンティウスからミラノへ招聘された。その途中で去勢高官の宦官に責め殺された。

皇帝コンスタンティウスには子どもがいなかったうえに血族の殆どを殺していたから、自分の後継者か片腕となる人に恵まれなかった。

AD355年、23歳になっていたユリアヌスに皇帝からミラノへの呼出状が来た。

ライン河はローマ帝国の国境であり、防衛線で有ったが蛮族が台頭していった。これを討たんとしてユリアヌスに副帝を任命、11月30日に雪の降るアルプスを通ってガリア(現在のフランス、ベルギー、ドイツの一部)へ出撃、次々と敵を撃退し部下の兵士から皇帝に推される。それで怒り狂ったコンスタンティウスが東方から西方へ行軍する途中病死し、ユリアヌスを皇帝にと遺言した。

ユリアヌスはローマ国教であった多神教のローマ神を信じていたが,大帝コンスタンティヌスがキリスト教を保護したため帝国に急激なキリスト教徒が増え、キリスト教が1神教であったため、古代ローマの神々は偶像として破壊された。

これを昔のローマ神に戻そうとユリアヌスはキリスト教会優遇策の廃止を宣言。彼の在位はAD 361-363年と短い。 ササン朝ペルシアとの戦いで負傷し失血死したもの。ただの2年の間あらゆる勅令を発ししたが彼の死後殆どが廃止された。

ユリアヌス以降、皇帝は軍部のトップがなったが、キリスト教の神が認めたものが皇帝になると定められ、これ以降ローマ帝国は終焉する。

辻邦生さんの此の本を読まなかったら、もう一度ローマ人の物語を読むことがなかっただろう。そしてどの本も昔のローマ帝国と文化を思い出させてくれ素晴らしい本に巡り合った。

 

 

 

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エンジェルのクリスマス・マーケット

2024-11-17 00:42:08 | 日記

 

昨日友達からいただいたチケットで、地下鉄駅エンジェルから歩いて5分ほどにあるビジネス・デザイン・センターで Good Housekeeping live with Country Living Christmas Market へ行ってきた。

友達と約束して2時に会う予定が彼女の都合が悪く、私一人で2時過ぎには入って一廻りした。

友達を待って玄関のソファーで待っている間に、帰っていく中高年の女性たちは大きなバッグにたくさん買い物をしてもっていく。そしてそのほとんど99%が白人女性。

ここは相当お金持ちの人たちのマーケットらしい。

入口を入ったすぐに目についたのが此の可愛いキャラバン。こんなに小さくてもトイレ・シャワーとキッチン、冷蔵庫まで付いて3万7千ポンド。此のサイズだと大きな英国人(背が1.8メータ以上、または肥満体の2人)には無理かも。

キャラバンは普通車が牽引するが、亡くなったポールは引っ張ることは出来たがバックになるとどうしても出来ず、キャラバンは無理だった。

中二階がマーケットになっていて、小さなお店がいっぱいならんでいる。

あらゆる品物が売られているがすべてが高い。

お部屋の装飾品。

 

日頃使うマグカップにしてもよほど好きでなければ買わない。買えない。

 

ちょっと心をそそられた此のクリスマスライト。いかにも2ポンドのように書いてあるが実際は20ポンド。詐欺ですよ。

 

 

きれいなもの、可愛いものなどまたアクセサリーのお店の多かったこと。

遅れてきた友達を迎えに行ったら、入口付近で合唱団がクリスマスキャロルを歌っていた。皆さん楽しそうだったけど、私は全然不リスマスムードにはなってない。

ソックスだけを売っているお店。

色々な香りの手作りせっけん。

此の建物がデザインセンターだけ有って、2階の回廊が素晴らしい。

此の年になってくると装身具や部屋の飾りなど欲しいものは一つもなかったが、ただ飛びついたのがこれ 

大きさ30センチほどの木を切るシアーだが,とっても軽く、デモンストレーションを見たらどうしても欲しくなった。40ポンドは今までの私の庭の道具の中では高いほうだが、とっても良さそう。

 

裏庭の巨大ないちじくの木は葉が全部落ちて、今こそ剪定時期。

昨日買ったあのシアーで切り始めた。直径5センチの枝は簡単に切れる。太い枝はノコギリで切って、小枝は細かく切り刻んだ。

 

まだまだ高い枝を切り落とさなければならないが、今日はあの道具が働くかを見ただけ。明日からが楽しみ。

 

 

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リメンバランス・デイ(Remembrance Day)とオペラ・ホフマン物語

2024-11-14 03:59:47 | 日記

11月10日日曜日はリメンバランス・デイと呼ばれる戦没者慰霊祭が英国中の各町村の慰霊碑であった。 テレビにはロンドンのホワイトホール前で、11時ビッグベンの鐘の音と同時に黙祷を捧げた王室の面々と整列していた陸海空軍の面々が映った。

これはテレビの画像からお借りしたもので、王室の主要人物たちは花輪(ポピー)のささげは終わっていて、上の写真は陸海空軍のキャプテンたちが花輪贈呈。

毎年必ず招待されるのが、チェルシー・ペンショナーと呼ばれる退役軍人で、102歳を筆頭に今もチェルシーのホームで生活している老人たち。

 

わが町ベッケンナムの街の中心地にも慰霊碑があり此の日にはポピーの花束が捧げられた。

バッキングハムシャのナショナルトラスト・ストウガーデン(Stowe Garden)では1475体の黒いシルエットが立てられ、30万人の人々が訪れたと新聞に書かれていた。

 

10月5日土曜夜にアメリカ・メトロポリタンのオペラ・ホフマン物語が上映された。いつもメトのオペラは世界一と思ってみているが、本当に舞台装置は素晴らしい。歌手も揃っているが主人公ホフマンになったフランス人の若いテナーが細くて見栄えしなくて、悪魔になったかっこいい大男にくわれてしまってちょっとがっかり。

結構コメディで、舞台いっぱいの人たちが一斉に傘を広がると大きな目が描いてあり、みんな見ているよ。見たよ、見たよ の映像化したもの。思わず笑ってしまった。

第3幕目は売春宿のシーンでここでかの有名なホフマンの舟唄が歌われる。私の高校時代此の歌が音楽の教科書に載っていたからよく覚えている。歌も曲も素晴らしいが、これが売春宿あたりというのはオペラを知らない人にはいいけど。

11月10日日曜日ロイヤル・オペラハウスでホフマン物語が演じられた。メトとどれだけ違うだろうかと興味があって見に行った。

主人公ホフマンは白髪のおじいさんで、声を聞いているうちに、もしかしてと持っていったバードウオッチ用の望遠鏡でみたところ、かの有名なホアン・ディエゴ・フローレッズだった。此の人は彼が随分若い頃、未だ20代後半か30代初め、バービカンのリサイタルで、前から2列目の席で見聞きしたことがあって、大ファンなのだ。此の時は風邪を引いていてカーネギーホールをキャンセルして来たと行った。此の夜はバービカン、明日からオペラハウスと言っていたが、喉が痛いらしく水を飲みながらそれでも3曲もアンコールに歌ってくれた。

ROHの舞台はメトよりもずっと簡素化されていたし、ストーリーがスッキリ分かるようになっていて、とっても良かった。何しろおじいさんのホフマンが過去に恋をした3人の女性の話をする訳で、まだ若い男の子のようなホフマンが恋をする相手が人形だったという笑い話。此の人形オリンピアになったソプラノ女性(ロシア人のオルガ・プドーヴァ)の声が素晴らしい。満場拍車喝采だった。

ということでどちらのオペラも文句なしに良かった。そして日本には1っヶ月後にメトのオペラを日本語に翻訳して映画館で見せるからと、従姉妹に言っておいたら、昨夜スカイプで連絡してきて、見てきた、とっても良かった、と大感激していた。

残念なことに観客が10人ほどしかいなかったという。多分あまり宣伝されないから知らない人が多いのだろう。今から1週間ほどは上映されるらしいからぜひ見に行ってほしいものだ。

 

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シドナム(Sydenham )・カーパークのアートギャラリー

2024-11-10 01:42:44 | 日記

今日11月9日土曜日、娘の隣町のショッピングモールのカーパークでアートイクスビションがあるとのことで、みんなで行った。

広大な此のカーパークは此の日のために車は一台もいず、アートというのはカーパークの壁すべてにえがかれた以前ならグラフィティ(落書き)と呼ぶもの。

今ではいっぱしの芸術作品になっていて、例えばかの有名なバンクシーのグラフィティなど何百万ポンドで売り買いされている。ここのレンガの壁に描かれたものは盗めないと思うけど、壁や板などに描かれたものは盗難にあっている。

レンガの壁に描かれているが、その手前の柱にまで描かれているのがおもしろい。

現代抽象画そのもの。色合いが良くて好きな作品。

日本のアニメの影響大。

昔こんな男性の漫画なかったけ?

ゴッホの絵にカラスが乱舞しているのがありましたねぇ。

面白い帽子を被った鳥たち、お花は何でしょう?

ロシアのプーチンに似ているような?

大きな壁一面に描かれた電車の外側にグラフィティ、全くポルトガルの田舎電車やローマ郊外の電車を彷彿とさせる。

これはあまりにも雰囲気が異なって、まるで子どものおとぎ話の挿絵みたい。

素晴らしい絵、まるで写真みたい、それで影がすごい。

上2枚は続き絵。

最初3枚のカーパークの様子でも判るように、此の絵は巨大な壁全体に描かれていて、これぞプロのグラフィティ・アーティストだと思った。何度見てもすばらしい。

彫刻を白黒の写真で撮したような出来栄え。

漫画でもうまいものですね。

グッチの好きな日本人の女の子。

此のアイディアがすごい。

この絵は、此のイクスビッションの宣伝広告に出された絵で、大きな壁一面に描かれた漫画だという。

ピッザの一切れを引っ張っているネズミ、ピッザのチーズがこぼれてながーく尾を引いているのが残念ながらみせられない。

近寄ってみるとよくぞこれだけ細かく描いたものと感心する。

アイルランド・ダブリンのホッケープレヤー?

柱の隅っこに描かれた小さな絵、スケートボードの男の子

私には意味不明の漫画

結構面白い、色彩がいい。

漫画。でも上手に描いている。

 

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ロンドンの11月

2024-11-08 05:37:58 | 日記

スヴォルバーから帰ってきて以来、青空を見ていない。毎日がどんよりと暗く、雨はふらないが日中でも電気をつけないと本が読めない。

これも10月27日に夏時間が終わり1時間時計を遅らせる冬時間になって以来、午後3-4時で夕方になる。

 

11月1日ジムの帰りにいつものポストアートギャラリーを通ったら、新しい飾りが出来ていた。これは11月に毎年ロンドンのホワイトホール前で、王室が勢揃いして行われるメモリアルサービスの一つで、リメンバランス・デイと呼ばれる戦没者の慰霊祭で、此の日は真っ赤なポピーの花飾りが記念碑に飾られる。

第一次大戦の戦場となったフランスからベルギーの野原や農地に、戦後一面の真っ赤なポピーが咲き、それ以来真っ赤なポピーの花を売るのが毎年の恒例になっている。

それで此のポストの上には当時のなくなった兵隊たちが被っていた戦闘帽とポピーの鮮やかな赤いポピーが飾られた。今も図書館は今も工事中で何時開館なのか見当もつかない。

我が家から歩いて10分以内の街路樹にまだ若い銀杏の木がある。通りがかりにあまりにきれいな黄色の中にまだ薄緑も混じっていて、思わず写真を撮りだしたらその木の植わっている前の家から、老婦人が出てきて、 素敵な木でしょう? 私はこれをMy Treeと呼んでいるのよ。 と可愛くて仕方ないように言った。これは中国原産だけど、日本には大木がいっぱい有って秋は此の並木道がすばらしい  とお互いに自慢しあい。

ショッピングに行く途中のお庭に此のすばらしい色の菊の花が咲いていた。毎日うっとおしい曇り空でここだけ、目が覚めるような色合い、思わず写真を撮った。

先週日曜日、オペラハウスでマチネーが3時からとチケットをよく見ないで出かけていった。オペラハウスの隣には此の観光客いっぱいのコヴェントガーデンがあり、もうクリスマスデコレーションが華やかにかざられている。

年々ここのデコレーションも大胆になっているような気がする。

横の小さな出店で此のきれいな電気のかさが売られていて、つい写真を撮った。

ほしいけど我が家でこれを飾るところはないだろう。残念。おまけにオペラは来週日曜日のマチネーだった。

 

 

 

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もう10月も半ば過ぎ

2024-10-16 22:10:23 | 日記

2月初めから週3回ベッケンナムのスポーツクラブで、ジムに通っている。ランニングマシーンで早歩き10-15分、ウオーキングマシーンで10分、ローイングマシーンで10分、腕のマシーン各種、40-50分やって帰宅、そして朝食。

このジムに2月ごろには若い黒人男女で、異様な肥満体が来ていたが、途中から女性の方がいなくなった。男性は週2回は目につくが、あまりに太り過ぎで一人で歩けない。両腕に杖を付いてやっとゆっくり動いている。私より以前から来ているらしいのに、一向に痩せないし歩くのも早くならない。それでも上半身の機械を主にがんばっている。

今まででただ一回だけとっても驚くことが有った。10台ほど並んでいるランニングマシーンに大きな黒人男性が走っていた。その彼の周辺が汗でびしょびしょに濡れていて気持ち悪いったらない。多分1時間位は走っていたらしく、私が30分以上で他のマシーンを触っている時にやっと終わった。遠く離れていたからあとの掃除をしっかりしたかは判らなかったけど、あのマシーンの近くには近寄りたくないと思った。

このジムの隣が図書館で、毎週水曜日午後から編みものクラブが集まっていたが、9月から図書館は改築のため閉まっている。それで9月に最終で見かけたノアの箱舟依来もうないと思ってたら、

 

10月初めからこんなかわいいメルヘン調の編み物作品が展示されている。皆さんどこで集まって編んでいるのかわからない。

ここを通って帰るのが楽しみで、次が待たれる。

 

裏庭のクッキング・アップルに今年始めて、マグパイ(尾長)がたくさんやってきてりんごをつつくようになった。小さいのは目につかないのか大きいのばっかり狙って穴を開ける。それで全部取ってしまいお隣に上げたりクッキングして冷凍したり忙しい。

英国では毎年10月過ぎると、年金者には冬季燃料費としてエキストラのお金が支給される。ポールが生きている頃は2020年まで一人100ポンド二人で200ポンドが支給されていた。一人で住んでいる人は200ポンドだった。それで2020年の冬には私も200ポンドが支給された。そして2022年10月には500ポンド(約10万円)がもらえるようになった。昨年も同じ、ところが今年の選挙で労働党になって、この燃料費は廃止になった。国の年金だけで暮らしている人たちでは、この燃料費はありがたいだろう。一定以下の収入しかない年金者にはなにかの助けがあるらしい。

私が今一番心配しているのが、無料の交通費(フリーダムパスと言う)、電車、バス、朝9時半以降は全額無料、地下鉄もヒースロー空港までは無料だからありがたい。ところがこのチケットが来年3月31日で切れる。労働党がどれだけ節約するかによってこの無料チケットがなくなるかもしれない。英国の交通費はヨーロッパでも一番高いと言われている。これが有料になったら年金者で一体どれだけの人たちが出歩かなくなるか?すると病気の人達が増えNHS を圧迫するようになる。

ところで来週1週間は英国中の学校が休暇に入る。それで娘一家が今季旅行に行くことにしたのがノルウエーの北の島スヴォルバー(Svolvaer)、ここはノルウエーの北端と北極点を結ぶ中間点にある。私も同行することにした。平均気温マイナス5度。

 

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大英博物館のシルクロード展

2024-10-07 01:13:57 | 日記

土曜日の朝11時にこの博物館で友達と会う約束、もうすでにたくさんの人達が来ていて、特に中国人の団体が多くなってきている感じがした。

もう何10回もここには来ているのに博物館玄関の上を見たことがなかった。

ギリシャのパンテノンをモデルにしているのだろうか?

まだ1週間を過ぎたばかり、会場はたくさんの英国人で、彼らは展示品の前の説明文を見逃しまいとしているのか、動かない。私は隙間を見つけると割り込んで説明文と展示品をスマホで撮して次のところへ。あの様子では皆数時間をこの博物館で費やすのだろう。

まず最初の説明文が、奈良。紀元後710年から84年の平城京の説明。

中国、韓国を経て仏教が日本に到着した。

日本人ならではおなじみの掛け軸、説明文など誰も動かず見えなかった。

韓国の金の首飾りと勾玉。紀元300年から500年間の韓国皇室シーラ(Silla)の墳墓から発掘された。

韓国皇室シーラの墳墓から発掘されたもの。

 

中国タン(Tang)(AD 618-907)は当時世界1の規模を誇る国で、人口百万人に達し、地中海沿岸からの輸入品やアート、ファッション、音楽、やあらゆる物品が輸入され、外国の宗教も許容された。

タンの国は当時国際色豊かであらゆる人種がいた。この陶器の人物像はヨーロッパ人、旅商人、そして黒人奴隷は南方商人から売買されたものであろう。

 

1900年中国ダンハン(Dunhuang)から7万巻に上る経典、や絵画、布地などが発見された。私はこれこそ井上靖が書いた敦煌に違いないと思っている。モゴア(Mogoa)岩窟寺での発掘で、発見物の殆どは大英博物館に保存された。

上5枚の壁画はサマルカンドの貴族の館から見つかったもので紀元660年頃といわれている。絵には韓国人の姿が描かれている。全体の壁画には中国人やインド人も見られる。

この絵は上の壁画を元にして復元を試みたもの。壁の青は高価なラピス(Lapis)を粉にしてぬってある。

この室内の壁画は紀元79年火山灰により埋められたポンペイの屋敷内の壁画によく似ている。

これはアフガニスタンのバーミヤン仏像で、1500年ほど前に彫られたもので、ユネスコに登録されていたが、2001年タリバンによって破壊された。

イスラム(回教)がアフガニスタンまで広がるまでは仏教がアジア全体に信じられていた。

これ以降細々したものが多く、英国に影響を及ぼした芸術や手工芸品まで数限りない展示品が有ったが、1時間半でつかれきって出てしまった。

博物館の入口は塀の外まで長い行列。皆がシルクロードを見に行くわけはないが,早く行って良かった。来年2月までやっているからまたゆっくり来てみたい。

 

 

 

 

 

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秋のロンドン

2024-10-05 04:46:02 | 日記

9月16日から22日までインディアン・サマーというのか久しぶりに晴れた。その土曜日、娘がロンドンでヴィーガン寿司を食べに行くから来ないかとのお誘い。

ロンドンオックスフォード・ストリートの近く、レストランはグルーっとお店に囲まれた中庭で、きいたことも見たこともないような変わったところ。

いかにもマグロの刺身みたいなのも魚でないとなったら一体何で出来ているものやら。全部で80個の寿司と飲み物2杯で100ポンド(約2万円)最近のイギリスのレストランの値段としては格安と娘夫婦もジュードも大喜び。寿司に目のないジュードなど大人と同じだけ食べる。ヴィーガン寿司と言っても何が違うかわからないし結構美味しかった。これも日本の寿司を食べたことがない私たちだからかもしれない。

ストリートの鉄柵に飾られたお花が素敵、このあたり高級住宅地らしい。

土曜日のメイフェアーはたくさんの人、特に入ったメルカート・メイフェアは昔の教会の中をフードコートの様にしてあって、あらゆる食べ物のお店が有って、私達はここでアイスクリームだけ買って外に出て食べた。

お天気が良くてヴィクトリア駅まで歩こうと決めた。

レンガの建物も素敵だけれど、此の水のオブジェが面白い。

 

こんな飾りも街の真ん中に有った。

グリーンパークはバッキンガム宮殿の後ろで、此の日天気が良いからあちこちで日向ぼっこの人たちが楽しんでいた。

 

この夕帰宅したら大きな箱が届いていた。娘の学校の若い先生で、奥さんが日本人。オーストラリアに移民するので日本の本を捨てられないと困っていたらしい。娘が私の母ならと言ったので、こんな重い本を郵便で送ってきた。

彼らは翌日日曜日にオーストラリアへ向かったとのこと。若くて前途悠々羨ましい。

それ以来スティーブン・キングの本から読み始めて、毎日が忙しい。

裏庭のクッキング・アップルがたくさんなって、大きな林檎が落ちてくるからとうとうクッキングすることにした。

りんごは皮をむいて細かく切って、鍋いっぱいを水も入れず弱火でゆっくり煮る。

するとりんごが溶けてかさも少し減ってくる。

砂糖と干しブドウやカラントを入れて

出来上がり。甘酸っぱい食後のデザートになるが、アップルパイの中身にしてもいい。

 

窓辺においたサボテンに毎朝大きく蜘蛛の巣が張って、その巣を取るのも気持ち悪い。とうとう蜘蛛を退治する(殺すのではない)というスプレーを買った。

前庭に出してサボテンの間をしっかりとスプレーしたところ、真っ黒の大きな蜘蛛が怒り狂って出てきた。棒でつついたら庭の隅の排水口へ逃げていった。

それ以来この窓辺には蜘蛛の巣はなく毎日ながめて、あの蜘蛛は今頃どうしているだろうかと気にはしている。

 

 

 

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パーキンソン病 チャリティウオーク

2024-09-15 05:20:13 | 日記

今日9月14日は最近では珍しく1日中太陽が出て、雨が一度も降らなかった。気温はあまり高くなく日中温度が20度くらい、チャリティウオークにはうってつけの日和だった。

パトリックの一番下の弟はまだ45,6歳で今春パーキンソンと診断された。今日はパーキンソン病の原因解明と治癒を目的とするParkinson'sUK の研究費用募金のチャリティウオークで、彼らの両親は北アイルランドからやってきて参加。

日頃疎遠のパトリックのお姉さんもやってきて、以前ジョギング中に転んで腰を痛めた父親と一緒に6マイル(9.6KM)を歩いた。

 

今朝9時過ぎの電車でヴィクトリア駅に行き、電車乗り換えて、バタシーパーク(Battersea Park)の駅で下車。バタシーパークは200エーカのヴィクトリア時代に作られた公園で、道の両側に延々と続く巨大なプラタナスの並木がすばらしい。

天気が良い日の公園は散歩する人やジョギングする人達で活気があり、大きな池の縁ではアヒルに餌をやっている子供も楽しんでいる。

此の日の参加者は1000人近く、ほとんどの人たちが近親者や友人にパーキンソンを患った人たちがいる(らしい?)というのは歩いている人たちの背中やリュックにおじいさん、父親、おばあさん、友達など張り紙がしてあって。彼らが誰のために歩いているかがわかる。

出発前に皆集まって準備体操、

距離は1.5マイル(2.4km)と6マイル(9.6KM)があり、子ども連れや足の弱い人は1.5マイルを、私はもちろん6マイルを選んだ。

 こんな小さな子供も元気に歩いている。1.5マイルは公園内を2周り?

6マイルは公園を1周したあとテームズ川の川縁を橋下3橋通り抜けて、ワンズワース・ブリッジ(Wandsworth Bridge)で橋をわたって川向うの高級住宅地、チェルシーを通り抜けて、アルバート・ブリッジ(Albert Bridge)から公園へ戻るというもの。

川の両側は新しいビルが立ち並び、全く外国へ来たみたい。

途中にパーキンソン病の症状についての張り紙がしてあった。

川縁では向かって歩いてくるグループもほとんどがチャリティウオークの人たちで、心臓病のチャリテイ‐、癲癇(Epilepcy Society) 灯台(Light house)のチャリティーなど多分10種類くらい違うチャリテーの人たちに会った。

ここはワンズワース橋の上から来た方向を撮したもの。

此のビルの下の川縁を歩いて来たが、川の反対に来て初めてその偉大さ、奇妙さがわかる。まるでメカノを組立てたみたい。

川縁にこんな子どもの遊び場、此の男の子は一人で遊んでいた。

川向うの新しいフラットらしい、こんなに新しいフラットや住宅がどんどん建っていても、此の国は住宅難であえいでいる。

このあたりチェルシーの高級住宅地。

ウルトラモダンなフラットの横に古そうな教会。

巨大な工場を改築して高級フラットにでもするらしい。

道端で道案内の二人、I love your hat (貴女の帽子が素敵よ)と言ってくれ ティシャツとマッチするでしょ? 

此のアルバート・ブリッジを渡るとすぐバタシーパークが見えている。

約2時間で6マイルを歩いてきた。此の日のために私の近隣コミュニテイにスポンサーを呼びかけ、4人の人たちと日本人の友だち一人がスポンサーをしてくれた。(トータル70ポンド)

パトリックの弟は自分が患っている身ながら美人の奥さんと二人の小さな娘の4人で6マイルを完歩して10、000ポンド(2百万円)のお金を集めた。今日の最高金額だった。彼とすればなんとかして完治したい一心だろう。パトリックのお金持ちの友達がたくさんスポンサーしてくれたらしい。

午後3時パトリックの家に集まった11人は、私の娘が行かないでクッキングしてくれたおかげで、夕方までのんびり昼夜兼の食事で楽しんだ。

 

 

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9月の我が家

2024-09-10 19:53:57 | 日記

今日久しぶりに2駅向こうのジムへ行ってきた。昨日も駅まで行ったのだが、電車は10分遅れと電光掲示板に出ていて20分経ってもこない。

もう一度確認しに行ったら、キャンセルになっていた。対向プラットフォームにも結構な人が待っていたのに皆帰っていった。見ればそちらもキャンセルになっていた。ロンドン方面で列車のなにか不都合があったらしい。

大体此の1月から2駅向こうの水泳とジムに行くことになってから、一週間に3回は朝出かけているがまともの時間に電車が来たのは、3回に1回くらい、バスはあてにはならないが電車もこれだから本当に困る。今朝も8分遅れ、帰りは5分遅れだった。

此の所毎日曇り空で、雨が多く、気温も15-20度前後。寒い風の中駅で長い間待って電車が来ないときの怒りのやり場がない。

8月のオリンピック中に飾ってあったベッケンナムの編み物グループの婦人達は、9月からまた新しい編み物展示をして楽しませてくれている。

ノアの方舟。本当によく出来ているとおもう。 動物たちは2頭、2匹づつ。ヒゲのノアとその奥さんもいて、方舟の下は波がうちよせている。

こんな街角のアートギャラリー、素晴らしいと思いませんか?

日曜日、いつも行く駅の巨大なリンゴの木にたくさんの実がなっている。毎年行って採ってくるのだが今年は例年より早い気がする。何しろ我が家のクッキング・アップルは両手で1個位の大きな実がボロボロ落ちて収穫時期を知らせてくれる。

此のりんごは駅のプラットフォームへ入る前の階段のところから取れるので、駅へ行く人達が色々声をかけてゆく。皆あのりんごを無駄にしないで良かったねととっても好意的。欲しい人には2個くらい上げてとっても喜んでくれる。

此のりんごの周りは鉄柵とブラックベリーのヤブで、誰も中にはいって取ることが出来ない。もう8年くらい前いつものスーパーで、果物を取る袋の付いた道具を買った。

通りがかりの人がかならずどこで買ったのかをきいてくるすぐれもの。

此の駅にはまだ2箇所に真っ赤な林檎がなっているところがあり、来週日曜日、パトリックが来て取ってくれる。

愛読のヒゲ爺さんのブログによれば此の花ブラウン・アイ・スージーというのだそうで、植えたことはないがいつの間にか庭に芽が出て、一本が巨大な株に成長し、長く楽しませてくれる。

黄色はひときわ目立つ色で、今日このごろの鬱陶しい天気でも元気がもらえる花だ。

 

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再び西洋菩提樹(ライムツリー)

2024-08-14 18:15:30 | 日記

先日マーケットで大きなはちみつを見つけ、このはちみつが西洋菩提樹の花から集められたものだと知ってもちろん買った。

ブルガリア産のLinden と書いてあるのはドイツ語で英語ではライム 日本語では西洋菩提樹のことで、ラベルに書かれてあるライムの実を見ればわかる。

 

この花が一斉に咲いているとき、ミツバチが大騒ぎで花に群がっていたものだが、今年の春にはほとんどミツバチを見なかった。天候異常?公害?ミツバチが減少していることは最近では危惧されている。ミツバチがいなくなると果樹や野菜自然界の草花にも大変な影響を与えると言われている。

花が終わったあとにはこんな小さな実がびっしりついている。今ではどのライムツリーも緑の葉に薄緑の実がびっしりついて、どんな遠くからでもなんの木か一目瞭然。

これは7月イタリアで見つけたもので、実も大きく花は一体どれほど大きく咲いていたのかとっても気になる。此の木の下もミツバチがとびまわっていたのだろうか?

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8月の我が家の庭

2024-08-13 01:33:53 | 日記

この所ロンドンも真夏になって、今日の外気は31度とか家の中でも27度もあって、窓を開けられない。冷房装置はないが、屋内でカーテンを閉めていれば、あまり暑さは感じない。

数日前に一度雨が降ったけれど、地面はカラカラに乾いている。

裏庭のアナベルはますます大きくなり芝生を占領しだした。シュウメイギクも負けじと咲き誇り、今年始めてのミツバチがわんさか来ている。

 

鉢植えのミニオレンジの木は5月から庭において太陽に当てていたら小さな蕾がいっぱいついて、可愛い花が咲き始めた。リビングルームで、冬の間中小さなオレンジが彩りを添えてくれる。

鉢植えのあじさいもそろそろ終わりかけ、今年は切り戻さないと行けないみたい。

エキネシアは畑の隅においた狭い石造りの鉢に植えたのが、鉢の下に根が張って植え替えできない。本当は前庭に植えたい花だ。

数年前から毎年球根を買い足しているので色とりどりのベゴニア、次々と花が咲くので夏の間中楽しめる。

梨の木の下、いろんな花が次々咲いているが、手入れできない。

昨年は実が実る前にリスに取られて、5個ほどしか食べられなかったいちじくは、今年はリス退治もできないから、大きなレースの袋をかぶせてこんなになった。

隣近所にも少しづつ上げて喜ばれている。

 

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イタリア1週間のホリディー 帰国

2024-07-27 05:16:04 | 日記

水曜日はイギリスに帰る日、朝7時半にはフラットを出ると言われていたが、朝4時くらいから眠れず、起きて荷物を全部バッグに詰めて、1個だけ残っていた黄色の瓜を切って袋詰にし、飛行場で食べるようにしたが、パトリックが起きてすぐ朝食代わりにつまみ、私も一緒に食べてしまった。

7時には準備整い、マーブルの階段を降りると、隣の奥さんが待っていて私に怪我させたことを気に病んで色々話す。でもイタリア語はぜんぜんだめ。笑ってサヨナラを言ってきた。

7時ちょうどの気温は27度、車を走らせ10分後には30度になっていた。今日の出発空港はバリ(Bari Air port) フラットから高速道路を走って2時間、道路の両脇は赤、ピンク、白の夾竹桃が小山のようになって咲いている。それがほとんど切れ目なく空港近くまで咲き誇っていた。

バリ飛行場は本当に田舎の飛行場だと思い知らされたことがあった。今も水は禁止事項だと荷物検査の前に捨ててしまい、そこを通って飲水を入れようと、聞くとトイレしか給水場はないと言われがっかり。売ってるボトルの水は2.5ユーロだという。

パスポートコントロールを通って待合室が1階と2階にある。1階からはそのまま歩いて飛行機に乗れる。ところがここで2時間近く待っていて12時15分発に乗る前にお手洗いへと行った。1回の待合室にお手洗いはなく、2階へ行くエレベーターは故障して動かない。この2階へ行ってお手洗いの前には20人くらいの女性が並んでいる。聞けばトイレは男女1つづつしかないという。延々と待ってやっとトイレを出て1階まで駆け足で行ったら、パトリックとジュードはもう出かける寸前ドアのところで待っていてくれた。空港の働いている女性に、なんてひどいトイレだと文句を言ったら、彼女も そうだからいっぱい文句を書いて送ってくれ。といわれた。

飛行は快適、3時間半でロンドン郊外のガトゥイックの空港についた。

 

ロンドンは久しぶりに晴れて、窓からドーバー海峡とケントの農場や森が見える。 

線の入った農地は多分麦を刈り取ったあとらしく、緑の農地は牧草地だろう。

イギリスには山がないから、なだらかな丘と農地と小さな村が散在する。

ガトイック空港の近く、この駐車場は長期駐車の車で、当日の送迎は5-6階のビルの中にあった。

この日の新聞にはイタリア、ギリシャから東の国は猛暑、フランス・ドイツ北欧ともちろん英国は気温もやっと2桁。最高温度が20度とか。

たとえ1週間離れていても英国のニュースはやっぱり面白い。おかしな写真を2枚だけスキャンした。

ロンドンの観光客が一番集まるホワイトホースガードの一コマ、後ろに大きく   警告 近寄ると馬が蹴るまたは噛みつく と書いてあるのにこの観光客読めなかったか見なかったか、馬に噛みつかれたが実際は病院へ行くほどでもなかったという。

 

この醜いピンクの巨大な男の像はアートなのだそうだ、それでこの像が設置された後ろの家の人々は  Very unhappy (幸せじゃない)なのだそうだ。彼らの家の窓からはこの巨大な男のお尻しか見えない。・・・思わず笑ってしまった。

 

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