我が家のボタンが満開、本文とは全然関係ない。
4月10日から9週間始まったこの番組 Race across the World は過去4回世界中に行っていて、今回は北海道を皮切りに50日間で日本、韓国、中国、(ここから先は判らない)が最終目的地はインドネシアのLombokという。
5組のペアーが決まったお金と時間を計画して目的地に一番早く到着するかがこの番組の面白いところ。
今回札幌に着いたのが
A 黒人の母61歳と娘25歳
B 20歳の男子2人友人
C 姉25歳と弟21歳
D 白人の母52歳と娘25歳
E 夫妻 夫62歳 妻65歳
まず最初札幌の神社で持っていた携帯と銀行のカードと現金を全部渡して、一人1390ポンド(約25万円)と地図、ナビゲーターをもらう。優勝カップルは2万ポンド(約360万円)の賞金があたる。
5組は札幌のテレビ塔の下から午後2時一斉にスタート、1回目の目的地は奈良の奈良ホテル。その間5日で奈良までの間、飛行機と新幹線には乗れない。
カップルAの娘がとっても賢い人で、間髪を入れず札幌の駅から苫小牧の港に直行、夜行フェリーで仙台へ着き、仙台駅から新潟へ、そして佐渡島で素晴らしい5重の塔を鑑賞満喫して、また新潟駅から金沢へ。
カップルBの若い男子2人はフェリーで八戸(はちのへ)、長距離バスで東京へ、あまりの人ごみに驚き、それでもベビー相撲を見ての感想が面白い。一番よく泣いた赤ちゃんが優勝ということだが、泣かすのに用いたお能の面にあれじゃ僕でも泣くよ。二人の目的は富士山を見ること、バスで富士山を見てテントで1泊、また東京に戻って、バスで京都へ
カップルCの姉弟はフェリーで八戸へそこから仙台、松島湾、高いお金を払って初めて食べる日本食に舌鼓をうって、東京へ。ここで人力車のクリーニングのアルバイトをして48ポンド(8640円)をもらいバスで大阪へ
カップルD の母娘は八戸から遠野へ、ここのお土産店で年寄りのおばあさん2人の売り子さんと仲良くなり、おばあさんが履いていた下駄を娘がお土産にもらった。履いていた下駄というのがいかにも田舎の人らしい。その後夜行バスで鳥羽へ行き、海辺のレストランでアルバイト、そこから奈良へ。
カップルE の夫妻は一番旅行を楽しんでいて、青森の温泉でゆっくりお湯につかり、長野のワサビ畑でアルバイト、農家の家族と親しくなってワサビをつけたバーべキュウの肉に舌鼓、松本駅まで送ってもらい奈良へ向かった。
5日目の夕暮れ、5組はあらゆる方面から奈良の奈良ホテルへ向かった。もちろん皆誰よりも早くと大きなリュックをしょったまま駆け足。
A 組が一番、2分遅れてB 組、1時間26分遅れてC組、2時間31分遅れてE組、5番目は4時間41分遅れてD組 だった。
来週水曜日はここ奈良ホテルから到着順、時間差も到着時間によって最終のD組は4時間41分後に出発する。次は奈良からたぶん九州まで、いろいろなところを廻っていくのだろうがとっても面白くて待ちどうしい。