Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

中国の新年のお祝い

2023-01-29 08:50:31 | 英国内のこの頃

中国の新年の祝いは、先週土曜日から始まり、いったいいつ終わるものやら。

ロンドンの中心部、トラファルガー広場とピカデリー、レスタースクエアーに近接したソーホーと呼ばれる中華街は此の新年のお祝いで、中国人ならずともあらゆる人種が行きかいものすごい人込み。

 

今日はマレーシア中国人9人と私の10人でソーホーのレストランで新年のごちそう(バンクェット)にあつまった。もう20年以上も前私が学んでいた陶芸クラスで親しくなったマレーシアのナースは、今から18年前に癌で亡くなった。その時看病していた彼女の友達や家族とも親しくなり、彼女が亡くなった後もいまだに親しく連絡してくれる。

マレーシアは回教の国であるため、アルコールをたしなむ人が少ない。10人も集まってもお茶で乾杯、食事が終わるまでひっきりなしにお茶が出た。

このバンクェットは10人で12コース・660ポンドと言われて、今まででは初めての豪華な食事。

まず始めは豚の骨付きスープ と いろいろな肉をスライスした盛り合わせ。

クラゲの味付け、写真を撮る前に半分取り分けられてしまった。

大皿いっぱいに盛り付けられた伊勢エビは味付きの衣で油で揚げたもの、これは今日のハイライトでとってもおいしかった。

ハスの葉に盛り付けて蒸した味付けご飯、これをたくさん食べると他が食べられなくて、余ったのは持ち帰りでいただいてきた。

麺の歯触りがとっても良かったヌードルDish.

巨大なシーバスをスチームしてソースをかけたもの。

 

ゆばと野菜をいためたもの。

エビとホタテをいためてあんかけにしたものをブロッコリーの上に載せてあった。このブロッコリーがとってもおいしかった。

骨付きポークの醤油味付け。

ローストチキン

メインコースの10種でもうたべきれない。

デザートは果物と、ぜんざい?まがい

甘い小豆の中に入っていたのがハスの実で、初めて食べた。とっても珍しいものだった。

こうしてみると日本人もマレーシア人も全然変わらず、私には英語、彼女たちは中国語で話していた。

また来年も呼んでくれるそうで、1年に1度の豪華な食事、ラッキー!!!

 

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ロンドンの1月

2023-01-24 07:09:11 | 独り言

昨年暮れから新聞やネットフリックスで騒がれている英王室の次男坊ハリー王子(日本ではヘンリー王子と呼ぶか?)

1月6日のロシア正教のクリスマスにプーチンが戦争一時停止をオーダーした。その時たまたまフランスの英語ニュースをみていて、急いで英国のBBC ニュースの切り替えたところ、なんと。

BBC のトップニュースはハリーの本が英国より早くスペインで出版された。これを見てBBC に文句を言おうかと思ったほど腹が立った。たとえ王室であろうとも家族間の不和を世間に公表することはない。あの二人お金のためには家族を売ったといわれても仕方がない。プーチンのニュースはあとからちらっと出ただけ。

3日後の月曜日に英国で発売されたハリーの本は、新聞とテレビで大騒ぎしてまるでタダで宣伝してあげたみたい。ハリー!!Book is going (急げ!本がなくなるぞ)

数日でこの騒ぎは平静にもどり、テレビも新聞も誰もハリーのことなど話さなくなった。感心したのは英王室が一切のコメントを拒否したらしい。

いつも読んでいる無料の新聞の投書欄では、1か月もすればあの本はパウンドショップ(日本では100円ショップ)に売りに出ているよ。

次に気になるのが9月にやっと辞めてくれたボリス・ジョンソンも回顧録を出版するそうな。一体だれが読むのかと思うが、歴代の首相はみな回顧録を出しているらしい。

昨年暮れから頻発しているストライキもますますエスカレートして2月1日には、電車、救急車、学校の教師、ナースなど公共の重要な仕事に就く人たちがストに入るそうな。一体この国はどうなるのだろう?

1月10日から我が家の屋根の取り付けるはずのソーラーパネルもパネルだけは運んできたが、屋根へ上がるまでの足場組がなくて2月1日までできないという。もう何度延期されているか、本当にいらいらする。2月1日だって確実ではないだろうともうやけくそ。これが英国業者の現実。

1週間前まで雨が多かったのに、また急激に寒くなり、毎日晴天霜が降りてあたりは真っ白、我が家のセントラルヒーティングはメインテナンスがされていないせいか、ついても温度が15度以上に上がらず、このところ2回もついたりつかなかったり、それで室内温度も10度しか上がらない。やっぱり専門のエンジニアに見てもらわないといけないだろう。

新年からあまり楽しいこともないが、近くで教えているヨガのクラスへ行きだした。今日で3回目、関節も筋肉もこわばっているからどうとも言えないが、先生はあと20年もすればこんなポーズができるよ。となぐさめ?てくれる。

 

 

最近の日本の人たちのブログには,ろうばいの写真が多い。それで昨年初めて発見した近くの公園のろうばいを見に行ってきた。3-5分咲きだけれど近寄るといい香りがする。明日遊びに来る日本人の友達にも見せてあげなくっちゃ。

 

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マセドニア クリスマス

2023-01-07 21:13:43 | 日記

毎年新年のお祝いは1月1日の夜中12時にロンドンのビッグベンの鐘の音と同時に繰り広げられる光の祭典から始まる。

もちろん寒い夜中のこと、これらの映像はテレビの画面から写真に撮ったもの。

昨年の一大ニュースだったエリザベス女王様の横顔が大空一面に映し出された。

 

 

花火の最後にサウスバンクに詰めかけた観客の姿が映されて、2000年祭の真夜中私たちもロンドンブリッジの周辺へ行ったことを思い出した。

お正月は前日から作ったお節料理まがいの昼食に、娘一家を招いて新年を祝ったが、年末の夜遅くまで友達と飲んでいた娘は二日酔いで食欲もなかった。

孫は大好きないなりずしだけで大満足、ほかには手も付けず大喜びだった。パトリックは箸で黒豆の煮たのを一粒づつつまんで上手に食べていた。

 

私の2軒隣にマセドニアから来た女医さんが住んでいる。昨年5月女王様戴冠70周年記念に行われたストリートパーティで初めて出会い、話したところ,ここに住んで10年だという。それほど隣近所と知り合う機会がなかった。

昨年秋に無人駅のリンゴを取ってきて分けてあげたことから話をするようになり、聞けば我が娘と同い年、誕生日も7日しか違わない。それに彼女の父親が2か月ほど来ていたが、私と同い年。彼女のお父さんはマセドニアでドクターだったがもう定年退職して庭と畑仕事を楽しんでいるという。

マセドニアはギリシャの北、周りはアルバニア、コソボ、ブルガリア、セルビアに囲まれた小さな国で、昨年クリスマスイブに帰国した彼女は、マセドニアの空港が濃霧で飛行機が着陸できず、ブルガリアのソフィアに着陸し、バスで7時間かけてやっと帰国したという。

1月1日に帰ってきた彼女に翌日正月のお節料理を上げたことから、1月6日のマセドニアのクリスマスに招待された。

英国に住んで50年、クリスマスがほかの日にもあることを初めて知った。ギリシャ正教とロシア正教はオーソドックスと呼ばれるキリスト教の分派で、1月6-7日が3博士が生まれたばかりのキリストに会う日なんだそう。昨日プーチンが6-7日だけ戦争停止をオーダーしたのもロシア正教に元づく。

食事のメインは発酵させたキャベツの葉にお米と野菜を入れてオーブンで焼いたロールキャベツのようなものに、マリネートしたサーモンをオーブンで焼いたもの。

家族がみなで楽しむのは手作りのパンに銀紙で包んだコインが入っていて、そのコインが当たった人は一年中ラッキーに恵まれるという。

赤ワインはキリストの血?でお互い飲みながら10時近くまでおしゃべりした。

新しい友達、新しい文化に触れあい、今年はいい年になりそう。

 

 

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