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チャートレー(Chartres)はパリから日帰り旅行ができる距離にありあたりは平野が広がる。昨夜は土曜日だったせいかこんな片田舎のキャンプ場に若者がたくさん集まってきて夜中の2時過ぎまで騒いでいた。キャンプ場に大きな建物がありここが若者たちのパーティー会場だった。
日曜日は素晴らしく晴れ渡り、菜の花畑を走ってメイン高速道路に乗り快調に走っていたが、途中でディーゼル給油のためカーナヴィで指示したところが、とんだ間違い。高速を降りて田舎のラウンドアバウトにさしかかった。
道路の真ん中、ラウンドアバウトに赤い大きな鳥居が建っていたなんて不思議な光景だった。ここから30分以上も田舎道を走りまた高速道路に乗った。たぶんこの高速道路はさっきのとは違う高速道路らしい。そこからすぐ目指していた給油ガレージに着くことができた。カーナヴィにはいつも驚かされる。
過去2回も道に迷ったことのあるルーアン(Rouen)の町はメインの橋の工事が完了し全く問題なく通り過ぎた。チャートレーからブロイン(Brognes)のキャンプサイトまで 197マイル(315km)午後2時過ぎに素敵なキャンプサイトに着いた。
ここはブロインとカレーの中間点にあり、早朝カレーのフェリーに乗るには好都合、この夜停まったキャンパーが全部英国車だった。
隣の新しいキャンパーに乗っている老夫婦はこの日ドーバーからカレーに着き、明日から南ヨーロッパへ出かけると言う。ヨーロッパは初めてという二人に、我が亭主は先輩としていろいろ情報を上げていた。
翌朝、10時半のフェリーに乗る予定で2時間前に港に着いたら予定より45分早いフェリーに載せてくれ、我が家へ着いたのも12時過ぎだった。こんなに問題いっぱいのキャンパーでの帰国はまた忘れられない旅になるであろう。
4月18日、ドーバーまでは青空で素晴らしい天気だと喜んでいたのにロンドンへ近づくに従い雲が厚くなり、気温が下がってきた。
この日から2週間のイギリスはただ寒いばかり、ポルトガルの青空が懐かしい。